里地絵本：p6

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秋の味覚
秋の庭や野山には、いろいろなものがなります。柿や栗、りんご、梨などの果物。きのこや山芋。とれたての秋の恵みがたくさん。おいしいのはもちろんだけれど、採りに行く楽しみがあるというのは、また格別！　稲刈りが無事に終わったごほうびですね。

■里地里山の食べもの自慢

保存食づくり
農作業が一段落する秋から春にかけては、いっぺんにたくさんとれるものを、その土地や家庭のやり方で加工して長く楽しむために、保存食をつくります。きのこはしょうゆ漬けに。柿は干し柿に。大根や白菜は干して漬け物に。大豆はさやからとって寒い時期にお味噌に。

干し柿づくり

干し柿

甘い柿はそのまま食べてもおいしいけれど、渋い柿でも、皮をむいて風通しのいいところに干しておくと、白い粉をふいて甘くなります。外はしわしわ、中はとろりと甘くておいしい！　いぶしてから干す地方もあります。

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