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よくある質問 Q1. 会員になると何かいいことあるの?
Q2. 里地に関する講演会や人材研修に講師を派遣してくれるの?
Q3. 里地のことについて知るのにいい本を教えてください。
Q4. 地元学をうちの地元でやってみたいのですが・・・
Q5. 総合学習で里地をとりあげたいのですが・・・
Q6. 地元産品の開発をしたいのですが・・・
Q7. 佐渡に行くのですが、おもしろいところがあったら教えてください。
Q8. これからの向けての夢や計画をきかせてください!
 
Q1. 会員になると何かいいことあるの?

A. 里地ネットワークに入会すると、それまでに発行した書籍、報告集など、おおよそ10種類程度の資料をお送りいたします。また、里地通信やイベント情報など、里地里山づくりの参考になる資料をお送りいたします。そのほか、事前に事務局にお声掛けいただいていれば、事務局がみなさまのお近くにおじゃまする際には、一声かけさせていただきます。会員のみなさまが、より主体的な里地里山づくりを進めることを応援するネットワークです。
 

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Q2. 里地に関する講演会や人材研修に講師を派遣してくれるの?

A. 事務局員をはじめ、幹事の方々、アドバイザーとして、地域づくりや研究活動にご協力をいただいている実践者の方々をご紹介いたします。
研修や講演会の目的、対象、取得したい技術や智恵など、開催概要をいただければ適切な人材の紹介をさせていただきます。
 

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Q3. 里地のことについて知るのにいい本を教えてください。

A. 里地ネットワークのめざすものを知りたい方は、環境白書の漫画版がおすすめです。
「ある夏の里地物語 マンガで見る環境白書5」
(環境庁企画調整極調査企画室監修、大蔵省印刷局)

体系的、学術的な書籍としては、わかりやすく包括的に書かれている2冊はいかがでしょうか。
「里地からの改革 地球環境時代のふるさとづくり」
(環境庁里地研究会編)時事通信社
「里山の環境学」
A5判 264頁2001年11月 本体価格 2800円 東京大学出版会

生物多様性と里地里山の保全方策は、研究者、行政の方向けの書籍ですがこちらがおすすめです。
「緑の読本シリーズ64 特集生物多様性の保全と自然再生」
A4判 100頁 2002年12月(環境コミュニケーションズ)

里山でのふれあいや保全活動を知りたい方は、神奈川県自然環境研究センターの中川重年さんが書かれている書籍が楽しくわかりやすいと思います。森の情報館のHPで購入できます。

里地里山づくりを総合的に進めたい方は、里地ネットワークに入会して、これまでに発行した書籍類にひととおりお目通しください。(入会すると在庫があるものすべてお送りいたします)
 

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Q4. 地元学をうちの地元でやってみたいのですが・・・

A. 地元学の実践者とともに行うことをおすすめいたします。たぶん以下のようなきっかけがあって実践したいとお考えではないかと思います。それぞれ得意とする実践者やヨソモノとともに行うと、楽しくて、役に立つ、人、モノ、地域づくり、活性化につながる地元学が行えると思います。
1. 小中学校が軸となって、地域と学校の関わりと体型の整理のために行ないたい
2. 地区や学区の百周年史をまとめるために、住民手動で行いたい
3. 社会教育活動の中で、住民自信に地域資源を見つめ直してもらいたい
4. 地区の公民館活動として、集落活動の見直し、集落の目標づくりを行いたい
5. 希少種や野生生物の保全方策を検討するために住民自身に生き物のことを知ってもらいたい
6. 地域振興に役立つものを何かしたい
7. 環境政策、観光政策、エネルギー政策の構築のために行いたい
8. 産品開発に役立つように地域の資源を体系的に整理したい

里地ネットワークの会員に対して、事務局でできることは、地元学のパンフレットを実施人数分送付することです。
ステップとしては、里地発行の書籍と地元学パンフレットをもとに、学習会を行ってください。その上で、もしサポートが必要であればご連絡ください。講師紹介等の調整をいたします。
また、コンサルタントや大学の研修室とともに、地域新・省・エネルギービジョンなどの計画づくりの共同作業も可能です。具体的な調査事業等がありましたらご連絡お待ちしています。
■里地ネットワークの本
・地元学パンフレット


実地で役立つパンフレットをお分けしています。

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Q5. 総合学習で里地をとりあげたいのですが・・・

A. 佐渡ではトキの野生復帰のための「水辺の生き物調べ」「里山ビオトープ」づくりや「百周年記念事業」としての地元によって学校と地域をつなぐ活動を行いました。
山形県戸沢村では、里地塾という名称で総合学習が行われています。
できれば、地元の智恵をもった高齢者に相談して、なつかしい昔遊びや豊かだった地域の自然を直接子どもたちに伝えるきっかけづくりから始めてはいかがでしょうか。きっと、その後、さまざまな活動メニューが高齢者から湧きあがってくると思います。
里地の発行書籍である「里山ビオトープ」「ぼくとわたしの春夏秋冬」「地元学パンフレット」も活用してみてください。
 

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Q6. 地元産品の開発をしたいのですが・・・

A. 地元学による地域資源調査、地域人材調査、各産品のゆくへ、グリーンツーリズム調査などをすることをおすすめします。住民自身の中に継承されてはいるが埋没している智恵などをもう一度掘り起こす必要があると思います。ですから、住民自身の調査への参画が不可欠です。
 

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Q7. 佐渡に行くのですが、おもしろいところがあったら教えてください。

A. 時期と場所によっておもしろい場所が変わります。
佐渡のトキドキ日記を見て、生活文化を見つめてください。せっかくなら、トキの餌場づくりのための保全活動に参加すること、生活文化を丸ごと感じることが最高の佐渡の楽しみになると思います。今、佐渡では、トキの村、新穂村をはじめとして、さまざまな交流の仕組みが検討されています。保全活動への参加情報はもう少しお待ちください。
 

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Q8. これからの向けての夢や計画をきかせてください!

A. 里地ネットワークが一番大切にしているのは、日本のふるさとの原風景を次世代に引き継ぐことです。地域ごとに異なる地域固有の仕組み、地域内循環の仕組みや、地域ごとに異なる人が自然と共生してきた智恵を、途絶えることなく継承させていくことです。
私たちが、穏やかに生きて行くためには、持続的な生産と消費のバランスが大切です。里地里山で、その土地にあった在来の種子を育て、いただき、そこに棲む生き物たちと共生しながら、若干の命を私たちが生きて行くためにいただくこと。
燃料や衣服、住居も、地域内循環を高めておくことが、人間活動の持続性の確保には必要だと考えています。21世型の自然エネルギーの普及やインターネット網、高度に発展した物流システムを活用した新たな里地里山づくりと共に、その根底には、文化と技術をしっかり継承することが真の持続性の確保につながると考えています。
里地ネットワークでは、このような方向に向けた里地里山づくりのモデルを全国に構築して行きたいと考えています。
 

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