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里地憲章
II. うちそと・パートナーシップ〜話せば分かる〜

4. 地域内パートナーシップ

 一口に「里地づくり」と言っても、その人の立場で考えることは少しずつ違ってきます。地域には、生活者だけでなく、企業があり、行政があり、研究者がいたり、また、子どもからお年寄りまで、男性、女性問わず立場や考え方の違う人や組織があります。地域づくりのために大切なのは、まず、お互いの違いを認め、尊重することです。その上でひとつの目標に取り組めるように話し合い、お互いの違いに応じてその得意分野を担当することにより、地域づくりに大きな成果が生まれます。

 まずは、多様な人や組織がお互いに意見を述べ、参加していけるような場づくりと継続的なネットワークを形成しましょう。特に、女性が元気なところは、地域も元気。女性も積極的にこうした場に参加し、参加できる雰囲気にしていきましょう。また、地域の子どもたち、お年寄りにも参加の輪を広げ、毎日の暮らしや遊びの中で感じている地域の良さを聞いてみて下さい。
目次
里地憲章
・里地ネットワーク〜その理念と方法
・I. 里地からの出発〜基本は住民と地域の風土〜
・II. うちそと・パートナーシップ〜話せば分かる〜
・III. 持続可能な発展〜いつまでも続けられる里地づくりを〜
         
5. 地域外パートナーシップ

 あるもの探しから、地域資源を結びつけ、地域づくりをすすめるにあたって、地域内だけで取り組むと、あまりに当たり前すぎで気が付かなかったり、ひとりよがりになってしまうことがあります。すべての過程で常に「地域外の視点」をもつことが必要です。様々な専門能力や価値観、知識や人のつながりをもった人が地域づくりに参加することは、アイディアの幅、可能性を広げることになります。地域外の人に依存するのではなく、地域外、さらには海外の様々な人や組織(地方自治体、企業、NGO、大学・研究機関等)と対等なパートナーシップを結び、新しいアイデアやマンパワーを活用しましょう。

 また、都市住民、特に子供を持つ家庭や高齢者は、里地の豊かな自然や文化、人々とのふれあいを強く求めています。都市からの参加者も里地づくりの仲間に入れて、慌ただしい生活で疲れた心身を「癒し」、元気な心身を「育む」パワーを分けてあげて下さい。
 
         
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・里地ネットワーク〜その理念と方法
・I. 里地からの出発〜基本は住民と地域の風土〜
・II. うちそと・パートナーシップ〜話せば分かる〜
・III. 持続可能な発展〜いつまでも続けられる里地づくりを〜

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