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第5回「木の実の森づくり」
愛知県美浜町 オレンジラインとその周辺
平成16年11月6日(土)
愛知県美浜町は全国でも珍しく、行政と住民が一体となった里山づくりを行っている地域です。知多半島の中間にあるこの町は、西の伊勢湾と東の知多湾を結び、知多半島を横断する里山整備コースづくりや、竹や笹を切り炭を焼く活動、かつて半島に咲いていた草花の復元活動などを盛んに行っています。
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潮風をいっぱい受けて気分一新、里山へスタート |
こどもエコクラブの里山づくり バスは知多半島の東海岸、アサリ取りで著名な布土の里海に到着しました。里海の話を聞きながら貝ひろいを楽しみ、バスの長旅、車酔いから開放されたところで、里山へ出発しました。事前に現地の団体が整備した里山を小一時間散策して、今回の整備箇所に到着しました。現地団体の方々30名の指導で、こどもたちが1本づつのヤマザクラの植樹を行いました。スコップで穴を掘り、苗木を植え、周囲を固めます。支柱には、大きく育つようにと思い思いの願いを込めて名札を付けました。
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緑のトンネルを抜けて、ドングリをひろって・・・
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大きく育ってねと植樹と名札づけをしました
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竹の伐採とお椀づくり 植樹後に、繁茂している孟宗竹を切りお椀を作りました。1つのお椀を作るために二箇所をノコギリで切らなければなりませんが、小さなこどもには大変な作業のようでした。口があたる部分は紙ヤスリで丸く仕上げました。お椀ができたこどもから順に豚汁をいただきました。減農薬の田んぼで育ったお米のおにぎり3個をほおばり、心もお腹も満足そうでした。
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お椀を作らないと豚汁は食べられない!手がつかれる
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竹の太鼓づくり お椀にして余った竹を使い竹太鼓を作りました。お椀づくりでできた筒状の竹筒に、ゴム風船をかぶせテープで止める太鼓を作りました。簡単で楽しい工作だったので、作業の早い子は筒の両側に風船を張ったり、たたき方を工夫したり、竹の新たな遊びが生まれました。
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竹太鼓は簡単!竹の太さや長さで音もいろいろ
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芋掘り 里山から里におりた畑で、春に植えたサツマイモ堀を行ないました。土の中から掘り起こすと、巨大なサツマイモが出てきました。巨大なオイモと記念撮影をして、今日の体験が終わりました。青空を見上げると、ねぐらへ戻るカワウが、V字の隊列で帰って行きました。
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並んで土の中のイモ掘り準備完了 誰のがでかいかな!
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巨大なイモがどっさりと掘れました
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