17年度の保全活動予定

神奈川県秦野市は、環境省の里地里山保全再生モデル事業の指定を受けて、 人と自然や生き物が共生できる里地里山づくりを行っています。
今年度は、6つのさまざまな活動を行います。
子どもから参加できる活動から、ある程度保全活動に慣れた方を対象とするものまであります。たくさんのご参加をお待ちしております。
参加は、個人でも、スポーツクラブ・サークル・同好会・労働組合などの団体でも大歓迎です。

■申し込み・お問い合わせ:
秦野市役所森林づくり課森林づくり班(FAX・電子メールにて申し込みください)
   電話 0463-82-5111(内線2634・5) FAX0463-82- 5391

sinrin@city.hadano.kanagawa.jp


10月8日(土)  秦野の竹でクマデを作る活動
☆(初心者歓迎)
場所:里山ふれあいセンター
時間:9:00~15:00
内容:保全活動(落ち葉かき)のためのくま手を作る作業
募集人数:20人程度
持ち物:弁当、水筒(飲み物)、タオル
締め切り:10月5日(木) くわしくはこちら

10月15日(土)上地区、 鹿対策で斜面の刈り払い活動
☆☆☆☆☆(保全活動経験者・熟練者のみとなります
場所:JA上支所前集合、上地区各地
時間:8:30~15:00(雨天翌日)
内容:斜面を刈り払い、網の補修等
募集人数:50人程度
持ち物:弁当、水筒、タオル、軍手、草刈り機等
締め切り:10月13日(木) くわしくはこちら

10月29日(土)  柳川生き物の里 保全再生活動
☆☆(初心者歓迎)
場所:上地区公民館前集合、柳川生き物の里
時間:9:00~15:00(雨天翌日)
内容:里地水辺の保全整備
募集人数:30人程度
持ち物:弁当、水筒(飲み物)、タオル、軍手
締め切り:10月27日(木)まで くわしくはこちら

11月26日(土) 上地区、 竹林の整備活動
☆☆(初心者歓迎)
場所:上公民館前集合、上地区竹林
時間:9:00~15:00(雨天翌日)
内容:竹林間伐、片付け
募集人数:25人程度
持ち物:弁当、水筒(飲み物)、タオル、軍手
締め切り:11月24日(木) くわしくはこちら

12月3日(土) 北地区、 里山保全再生活動
☆(初心者歓迎)
場所:里山ふれあいセンター集合、北地区羽根
時間:9:00~15:00(雨天12月10日)
内容:下刈り、枝打ち、間伐
募集人数:60人程度
持ち物:弁当、水筒(飲み物)、タオル、軍手
締め切り:12月1日(木) くわしくはこちら

2006年1月28日(土)  落ち葉かきで山の保全活動
☆☆(初心者歓迎)
場所:里山ふれあいセンター集合、北地区羽根
時間:9:00~15:00(雨天2月4日)
内容:落ち葉かき
募集人数:60人程度
持ち物:弁当、水筒(飲み物)、タオル、軍手
締め切り:2006年1月26日(木) くわしくはこちら

☆は作業の難易度を示します。☆で小学校高学年以上程度。☆☆で中学生以上です。
参加費は、いずれも無料です。ただし、10月8日に作ったくま手を持ち帰る方のみ1本1000円をお願いします。 (できるだけ置いていってください)
申込みの際には、お名前、連絡先(住所、電話、メール等)、年令をお知らせください。いただいた情報は、 今回のイベントに関すること以外使用しません。
本事業は、環境省里地里山保全再生モデル事業の試行事業として行います。

主催は、秦野市森林づくり課および各地区や関係団体です。

2005年09月17日 [参加者募集]

生き物の里の保全指針づくり(上地区柳川)

フイールドリーダー研修
柳川生き物の里 保全再生活動 管理方針の検討

日 時 :平成17年9月2日(金)13:00~16:30、 3日(土)8:30~11:30
場 所 :上地区 柳川生き物の里
講 師 :守山弘先生(農業工学研究所 研究員)
参加者 :2日 約25名、 3日約40名
       柳川生き物の里管理運営協議会(地権者、上小学校、東海大学)、
       まちづくり委員会、渋沢小学校、神奈川県農地課職員、
       秦野市環境保全課、森林づくり課、事務局
内 容: 9/2  13:00 集合 上地区の概要、柳川生き物の里の概要説明
          15:00 現地調査(湧水を基点として生き物の里及び周辺の踏査)
              守山先生より指導
      9/3     8:00 現地踏査、守山先生より指導、 管理方針の下書き
          10:00 上公民館にて管理方針、今後の管理作業等について検討
          11:30 解散

 


○上地区柳川 生き物の里
秦野市上地区は、丹沢の裾野にある湧水に恵まれた小盆地です。市の南半分を占める秦野盆地とは水系を異にしており、標高230m~500m (秦野盆地は低地部標高約100m)に位置する独立した盆地で、丹沢の伏流水があちらこちらから湧水しています。 すり鉢状の地形のほぼ中央に湿地・水田があり、その周囲に畑と里山、集落があるという、とても美しい田園風景をもっています。柳川 「生き物の里」は、中央部の湿地・水田地帯のうち約1haを、市が条例により水辺の生物の生息地として指定した保護区です。地権者、学識者、 小学校、自治会員で構成された管理運営協議会が管理を行っています。現在、年に2回の草刈りを行っていますが、 よりよい保全指針を得たいとの地元からの声もあり、今回、フィールドリーダー研修という形で、モデル事業懇談会の委員でもある守山弘先生に、 現場で指導をしていただくことになりました。
研修では、まず公民館で上地区の概要と生き物の里の概要の説明を受けた後、現地を踏査し、翌日、 管理方針についての意見交換と検討を行いました。

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ここはかつては田んぼでしたが、大分ヨシが繁茂しているようです。このあとは、 うっすらとかつて畦畔であったであろうとことを選びながら奥まで歩いていきました。

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指定区域に隣接した休耕田です。柳川は湧水が多いだけでなく地下水位も高く、田んぼでも自噴しているところが多いそうです。 この田んぼは、耕作していた当時は腰までもぐるほどだったとか。休耕している現在でも、夏でも冬でも、年中このように水が溜まっています。 もちろん、長靴でなければ開水面に近づけません。

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○現地踏査
現地にて、地権者を含む地元の農家の方が昔の様子を説明し、守山先生から様々な指摘とアドバイスを頂きました。
この時間は大変有意義でした。何より、地権者の方々、地元農家の方々が10名ほど集まられ、 かつて今よりももっと豊かに水が湧いていた様子や、水田耕作に伴う水の経路、温水用などの水田の管理方法を話してくださいました。 そして守山先生は、現在もある様々な植物やその場の様子をもとに、 水田であったころの水辺の再生が里地里山らしい生物の生息環境をとりもどすことを具体的に指摘・アドバイスしてくださいました。

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○地元から
一番奥の水源は、しみ出すように水が湧き流れ、周りには観察用に丸太が並べられています。今でも水が湧いていますが、地権者の方々によると、 かつてはとは大分様相が異なることが分かりました。昔(数十年前)は、大人の身長ほど(6~9尺)も下に掘り下げられたマスに水があふれ、 地元の人々の水飲み場、野菜の洗い場等として利用され、小学校の子供たちも水汲みに来ていたそうです。そこから左右に巾2尺の水路がのび、 ホトケドジョウ、サワガニ、アカガエルなどが現在よりもたくさんいたとのことでした。アカガエルは学校帰りにバケツ一杯集め、 皮をむいて食べたものだ、などの思い出話も。台風で斜面が崩れた際に、土砂が入ってしまい今のような状況になったとのことでした。 また水源から水が直接入る田んぼは、水温が低いため稲をつくらず、水をため温めるだけにしており、 そこにはドジョウやタニシが沢山いたそうです。水源を囲む斜面の林は、現在はマダケや潅木が繁茂して人は通れない状況ですが、 かつてはこの中に通り道があったのことであったとのことでした。
この後の検討会の席では、水田の構図を地権者の方がお持ちになり、 かつての畦畔や水路も明らかになり集まった人々が共有することができました。

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○守山先生から
具体的な指摘を踏まえて様々なアドバイスを下さいました。
セキショウという植物が残っているのは、この植物が寝針がよく土手を抑えるのに有効なため、水路や畦畔に使われた名残だということ、 モクレイシやネズミモチといった海岸性の植物と山岳性の植物が混在しており、 プレート衝突による褶曲という太古の丹沢のなりたちに由来していること、コクサギはカラスアゲハの食草で葉の絞汁が虱取りになる、 アオキの葉は味噌仕込みのカビ予防として使われてきた・・・など、 里山の知恵=自然資源を利用する知恵や自然環境の特徴についてのお話は大変興味深いものでした。そしてここの保全方法として、 まず湧水の泥をほって水量を確保し、水田だったころの水路や畦畔、温水溜め池を復元することで、 里地の水辺の生き物も増えるであろうとのことでした。そしてその具体的な手法や技術、復元後のイメージなどは、 地域の農家の方々に聞くのがもっともよく、そのことが地元の人々のモチベーションをも引き出すことを示唆してくださいました。

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○管理方針の検討
その後公民館にもどり、現場での話をもとに再度検討を行い、下記を主な方針として今後進めていくことが確認されました。
・かつての景観の復元し、それによってかつての自然環境と生物相の復元を目指す。
・水源を基点としてかつての水系(水源、水路、温水溜め池、田んぼ)を復元する。周囲の林の整備を行う。
・外部からもボランティアを入れ、継続できるよう、目に見える成果が得られる形で進めていく。
・水辺の再生保全によって田んぼ・湿地の生態系の基盤を整えことをめざし、整備後、東海大と協力し生物調査を行う。
これを実行に移すための第一回作業日も、10月29日(日)と決定しました。

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-----以下は研修の結果のまとめ-------------------------------------------------------------------------------

柳川生き物の里 保全再生計画(案)

■基本方針■
かつての景観の復元をめざすことで自然の復元し、またそれを通じて文化の復元と伝承を図る。
1.湧水水源を基点にかつての水の経路を復元する。
2.復元順位は、湧水地、水路、温水溜め池、水田の順に進める。
3.水辺の整備と併行し、湧水地を基点に周辺の竹林・林の整備を行う。
4.復元作業により生態系の基盤を整える(整備後も生物調査を実施)。
5.外部のボランティアも入れ、継続できる方法で進める。
6.復元およびその後の維持管理作業を通じて、子どもたちに地域の自然と文化を伝承する。

■作業予定■
<第1回作業日程>
 日 時 10月29日(土)雨天翌日 9:00~15:00
 募 集 30人
 集 合 9時上公民館前(自家用車orバス8:15渋沢駅発みくるべ行約7分)
 持ち物 長靴、軍手、スコップ、弁当、水筒
 内 容
(1)草刈り
(2)水路づくり
  ①バックホーでセキショウを株ごととる。スコップでとる場合は研いでおく。
  ②バックホーで水路を掘る。水源脇の二本は巾2尺。
  ③セキショウを植え付ける・・・人数必要
(3)水源の復元
①バックホーで泥あげ、搬出(地権者の畑へ、または水路の補強)
(4)温水溜め池づくり
  ①耕運機で耕起
  ②畦畔塗り
(5)竹林整備
  ①枯竹の搬出
  ②古竹の伐採、搬出
  ③焼却

 

2005年09月15日 [レポート]

2005年12月3日下草刈り、枝打ち、間伐・2006年1月28日落ち葉かき

里山づくり 参加者募集
2005年12月3日(土)下草刈り、枝打ち、間伐
2006年1月28日(土)落ち葉かき
秦野市北地区羽根

明るく人と自然が親しめる里山づくりのボランティア作業です。
秦野の里山はかつてタバコ生産のために落ち葉かきをしていました。人が歩ける明るい里山でした。今、 秦野の里山の多くが暗く湿った森になっています。もう一度、人と自然が共存できる里山に戻すため、 落ち葉かきができる明るい里山づくりのための作業をします。
また、秦野の丹沢山系側の里山ではシカやイノシシがヤマビルを持ち込み、広がっています。山を明るくすることで、 ヤマビルが住めない里山にするための試行にもなります。ヤマビルの心配がない冬場の作業で、初心者の方でもできる作業もあります。 たくさんのご参加をお待ちしています。2回の作業がありますが、どちらか片方の参加も大歓迎です。


日 時 1回目 12月 3日(土) 9:00~15:00 (雨天の場合12月10日)
     2回目  1月28日(土) 9:00~15:00(雨天の場合2月4日)
場 所 神奈川県秦野市北地区羽根
集 合 里山ふれあいセンター
参加費 無料
持参品 お弁当、水筒(飲み物)、長靴、軍手、タオルを各自ご用意ください。
人 数 各60人程度。
主催  秦野市、地元森林関係団体

主なスケジュール
12月3日は下草刈り、枝打ち、間伐作業です。1月28日は落ち葉かきの作業です。
 9: 00 里山ふれあいセンター集合
 9:15 作業説明・班分け・作業
12:00 昼食休憩
13:00 作業
14:30 作業終了。片付けなど
15:00 現地解散

交通案内:自家用車の場合、直接お越しください(あらかじめ申込みをお願いします)。バスをご利用の場合、 秦野駅北口3番乗り場 系統秦17 羽根行き 8:20、8:40をご利用ください。15分ほどで大人190円です。

応募方法など
申込み締め切り 1回目12月1日(木)2回目1月26日(木) 午後4時
申込み先 秦野市役所森林づくり課森林づくり班(FAX・電子メールにて申し込みください)
   電話 0463-82-5111(内線2634・5) FAX0463-82-5391
   電子メール sinrin@city.hadano.kanagawa.jp


申込みの際、一緒に申し込まれる参加者全員のお名前、連絡先(住所、電話、メール等)、年令をお知らせください。メールの場合、 折り返し確認のメールをいたします。
いただいた個人情報は今回のボランティア活動に伴う名簿づくり以外の用途には使用しません。

2005年09月12日 [参加者募集]

2005年11月26日(土)上地区 竹林保全再生 参加者募集

竹林保全再生 参加者募集
2005年11月26日(土)上地区

竹林を整備して活用するためのボランティア作業です。
秦野には竹林がいくつもあります。かつては、竹材やタケノコの生産をしていましたが、最近はタケノコ生産も少なくなり、 竹林が放置されるところも増えてきました。一度生えすぎた竹林は、人が入れなくなります。竹林をもう一度整備して、人が入れる、 タケノコがとれる楽しく身近な竹林にしていくための整備をします。春にはタケノコもでますので、ぜひ今回の整備作業に参加してください。

日 時 11月26日(土) 9:00~15:00(雨天の場合翌日に開催)
場 所 神奈川県秦野市上地区
集 合 上地区公民館前
参加費 無料
持参品 お弁当、水筒(飲み物)、長靴、軍手、タオルを各自ご用意ください。
        作業の道具は用意してあります。
人 数 30人程度。応募多数の場合先着。
主催  秦野市、上地区

主なスケジュール
 9:00 上地区公民館前集合
 9:15 作業説明と作業開始
12:00 昼食休憩・交流
13:00 作業再開
14:00 作業終了。片付けなど
15:00 現地解散

交通案内:自家用車の場合、直接お越しください(あらかじめ申込みをお願いします)。バスをご利用の場合、 小田急渋沢駅北口の神奈川中央バス「神3系統みくるべ行」8:15分発(1番乗り場)乗車、「上公民館」下車でお願いします。なお、 渋沢駅より徒歩40分程度です。

応募方法など
申込み締め切り 10月24日(木) 午後4時
申込み先 秦野市役所森林づくり課森林づくり班(FAX・電子メールにて申し込みください)
   電話 0463-82-5111(内線2634・5) FAX0463-82-5391
   電子メール sinrin@city.hadano.kanagawa.jp


申込みの際、一緒に申し込まれる参加者全員のお名前、連絡先(住所、電話、メール等)、年令をお知らせください。メールの場合、 折り返し確認のメールをいたします。
いただいた個人情報は今回のボランティア活動に伴う名簿づくり以外の用途には使用しません。

2005年09月12日 [参加者募集]

2005年10月15日(土)上地区 鹿対策整備作業 参加者募集

鹿対策整備作業 参加者募集
2005年10月15日(土)上地区

秦野市の里山周辺では、シカやイノシシによる農業被害が拡大しています。 里地里山の自然や環境を守りながら農業や林業を続けることが難しくなっています。そこで、 里山と農地の境にシカ柵をつくるなどの対策をしています。今回は、シカ柵周辺の斜面を刈り払い、 明るくすることでよりシカが入りにくくするための作業やシカ柵の補修作業を行います。 豊かな里地里山のためにシカとの住み分けの作業にご協力ください。なお、この作業は斜面等足場が悪いところとなりますので、 刈り払い機などの作業に熟練した方のみの参加とさせていただきます。

日 時 10月15日(土) 8:30~15:00(雨天の場合翌日に開催)
場 所 神奈川県秦野市上地区八沢ほか
集 合 JA上支所前
参加費 無料
持参品 お弁当、水筒(飲み物)、長靴、軍手、タオル、 刈り払い機等を各自ご用意ください。
人 数 30人程度。
主催   秦野市、上地区


主なスケジュール
 8:30 JA上支所前集合
 8:45 作業説明と作業開始
12:00 昼食休憩・交流
13:00 作業再開
14:30 作業終了。片付けなど
15:00 現地解散

交通案内:自家用車の場合、直接お越しください(あらかじめ申込みをお願いします)。バスをご利用の場合、 小田急渋沢駅北口の神奈川中央バス「神3系統みくるべ行」8:15分発(1番乗り場)乗車、「上公民館」下車でお願いします。なお、 渋沢駅より徒歩40分程度です。


応募方法など
申込み締め切り 10月13日(木) 午後4時
申込み先 秦野市役所森林づくり課森林づくり班(FAX・電子メールにて申し込みください)
   電話 0463-82-5111(内線2634・5) FAX0463-82-5391
   電子メール sinrin@city.hadano.kanagawa.jp


申込みの際、一緒に申し込まれる参加者全員のお名前、連絡先(住所、電話、メール等)、年令をお知らせください。メールの場合、 折り返し確認のメールをいたします。
いただいた個人情報は今回のボランティア活動に伴う名簿づくり以外の用途には使用しません。

 

2005年09月12日 [参加者募集]

はだのの里地里山(自然塾丹沢ドン会からのメッセージ)

はだのの里地里山  文:NPO法人自然塾丹沢ドン会

秦野盆地は丹沢のエクボ
 空から見ると秦野盆地は丹沢山地のエクボのようです。北側に高い山々が迫っていますが、南側は相模灘に続く丘陵で、明るく温かなエクボです。 都心から鉄道でも車でもおよそ1時間。首都圏最後の緑の砦とされ、今では山や川に向かう観光客は引きも切りませんが、 高度経済成長期に首都圏が拡がりを見せるまでは、丹沢山麓の風と光そして大地が山麓特有の風土を築き上げていました。

春の菜の花、秋は蕎麦の花
山麓のどこからも美しい富士を仰ぎ見る事が出来ます。でも、ひとたび富士が怒ればその影響も当然のように受けなければなりません。昔、 火山である富士の爆発がこの地を火山灰で覆い尽くした事があります。絶望の大地に煙草が育ち、そして、 先人の知恵と努力で葉タバコの銘葉として世に知られるようになります。盆地は葉煙草一大生産地として、また春は煙草の前作の菜の花、 秋は後作の秋蕎麦が盆地を黄色く白く美しく彩りました。
葉煙草の栽培に欠く事ができなかったのが堆肥です。農家は、山の落ち葉を集めて発酵させて堆肥にしました。大切な農家の冬仕事です。 この農家の営みが美しい里山を作りました。コナラやクヌギは燃料として伐りだされ、常に再生が図られていましたので、 秦野の里山は何時も活力に満ち、林床の折々の草花は訪れる人の目を楽しませました。

美というより詩趣
里山は、普段は遠くの風のささやきが聞こえるような静かな林です。雲がほころんで、梢の間から薄い日の光が差し込んで、草の上をはねたり、 木の葉が風に誘われてひらひら舞い下りたりする光景が訪れる人を詩人にします。国木田独歩風にいえば、それは美というより寧ろ詩趣です。
コナラやクヌギですから黄葉します。黄葉するから落葉します。時雨がささやき、木枯らしが叫びます。木の葉を落とし尽くせば、 里山は一時裸になって、空は青く高く、空気が冴え渡ります。

農家の営みの変化
こんな美しかった里山が農家の営みの変化で変わり始めました。高度経済成長期、工場が多くの労働者を求めるようになり、農家の子はもちろんの事、 それまで農業を専業にしていた人たちをも受け入れたのです。
丁度同じ頃、台所の燃料が石油に変わり、薪や炭はいらなくなりました。原料の里山の木々が不用になったのです。石油から化学肥料が生産され、 堆肥の原料になった落ち葉もいらなくなってしまいました。こうなると山に入る人もいなくなります。

伐って再生を図ってきたが
人が入らなくなった里山のクヌギやコナラは大木になり、歳をとりました。以前でしたら15年もしくは20年周期で木を伐る事で、 萌芽更新による再生が計られました。太く歳をとった木々の再生は困難です。林床はアズマネザサに覆われて、暗く人の入ることを拒むようです。 かつて林床で花をつけたエビネやリンドウ、スミレなど種を落とす場所さえありません。樹液を出さなくなった老木には昆虫も集まりません。 生態系が変わろうとしています。クヌギやコナラの後継は林の中には見当たらず、今、 里山は落葉樹とカシやシイ等の照葉樹がせめぎあう遷移の只中にあるといえます。
環境省「里地里山の調査分析についての中間報告」によれば、「コナラ林は、本州東部を中心に中国地方日本海側に分布し、 薪炭林として活用されてきた。管理せず放置すると常緑広葉樹林に移行して林床に見られるカタクリ、スミレなどの植物は消失する事もある。また、 竹類、ネザサ類の進入、繁茂によって更新や移行が阻害され森林構造の単純化を招く」とあります。 人手により維持されてきた里山林は放置すれば里山林でなくなり四季折々の美しさをかもし出す落葉広葉樹林は消え、 笹薮か竹林あるいは照葉樹林に変わっていく、丹沢山麓は暖温帯に位置しており、放置することで最終的には常緑広葉樹林になるという報告です。

田畑の耕作放棄
山麓では丹沢の、多くの山が作りだす水を利用して稲作が営々と続けられてきました。山間ではそれが棚田となって、農村風景の美しさの中心、 また生物の多様性を生み出していました。農業が輝いていた時代には山も田畑も見事なほどに人の手が行き届いていたものです。ところが、 高度経済成長の原動力である工業化と都市化は農業を魅力のない仕事にしてしまったようです。ゴルフ場が出来、団地建設が進みました。
得るものがあれば、失うものがあるものです。工業化、都市化の結果として田畑が開発され、残された田畑も放置されるようになります。 里山は地権者の重荷とさえなり始め、美しさの中心だった棚田にはいつしか潅木が生え、棚田の面影さえありません。
いま、農作業を支えてきた昭和一桁世代は70歳を越え、農業を続けたくとも体が思うに任せなくなりました。 かくして耕作放棄地は広がり続けています。

貴重な普通な生物たち

山麓の名古木の生物調査を自然塾丹沢ドン会とともに始めた東海大学の北野 忠さんは 「名古木では里山の普通の生物が今なお普通に生きている」と言います。「普通」が強調されるのは、他が変わって普通ではなくなっているからです。 放置すればこの普通の生物もいずれ希少に変わってしまいます。この調査でドジョウの仲間が2種確認されました。 その一つのホトケドジョウは絶滅危惧種に指定されています。ここでは、昔と変わらず、田んぼの水路に普通にいますが、 他では希少になってしまいました。「ホトケドジョウがいなくたって、何が困る」と言う人たちがいます。彼らは、 今まで地球上に人間と一緒に生きてきた生物の仲間が消えても、人間生活に何も、関係しないと簡単に片付けてしまいます。確かに、 ドジョウがいなくなっても、それがどう自分に跳ね返ってくるのか良く分かりません。しかし、 自然はたくさんの構成要素が複雑に作用しあった巨大なシステムです。システムを構成する何かが欠けたとき、どんな影響が、 いつ現れるのか予測がつきません。少し前までなら時計の歯車で説明できたものです。どんなに小さな部品でも、なくなると動かなくなるか、 狂いが生じます。人間の体も巨大で緻密なシステムです。それぞれの部署が機能してはじめて健康を保っています。ですから、ドジョウもメダカも、 そしてミジンコだって自然のシステムを維持するために何らかの役割を果たしているに違いないのです。東海大学の北野さんたちの調査では、 この地域ではホトケドジョウも他の生物もまだ普通に生息しているとのことです。この「普通」は守らなければなりません。

山や田畑はあなたの出番を待っている

山や田畑は人手の入ることを待っています。更新を考えれば里山はもう待ったなしです。田畑もこのままを放置すれば美しい日本の原風景、 田園風景が消えてしまいます。ところが農業をする人も林業に携わる人も少なくなりました。山や田畑はあなたの出番を待っています。

山ろくの里地里山は、あなたの「ダッシュ村」になる

アイドルグループが山作業をし、荒れた田畑を耕し、村づくりを進めるテレビの人気番組があります。村の名は「ダッシュ村」。 ほのぼのとして、懐かしく見る人の共感を呼びます。番組の内容と同じような事が山麓の名古木で行われています。違いは、 名古木のほうは誰でも自由に参加できる事です。身体を動かす事は楽しいものです。仕事や学校で体験できなかったことが経験できますし、 ルールさえ守れば、仕事や勉強のように、義務も押し付けもなく自由です。ルールは簡単、 環境や他人に迷惑をかけないという当たり前の社会の規律だけです。技能が求められるときは仲間と助けあえばすむことですし、 基本的には自分のペースでできます。自然の中での共同業は人間関係を育みます。達成感はサラリーマンでは味わえなかったものです。主催者は、 活動の結果より、参加者の体験を尊重します。潜在的な能力に目覚める人もいますし、今までにない自分を発見する人もいます。きっと、あなたの 「ダッシュ村」に自分の居場所を見出す事が出来るでしょう。

2005年09月10日 [レポート]

秦野雑木林を守る会

■名称
秦野雑木林を守る会

■活動場所
平沢字後久保(震生湖畔の雑木林)

■活動のきっかけ、目的
会社の研修会から「地元秦野で自然を残すボランティアをやろう」と話が盛り上がって会を結成しました。
目的:次世代の子供たちへ 、季節の移ろいの感じることのできる、人・鳥・虫・植物が集まる雑木林を残す。

■活動内容
・ 林内整理活動、椎茸ホダ木作り、ベンチ作り、ウッドチップ
・ 巣箱の設置
・ 林内調査(植生、土壌、動物)
・ 自然観察会    等

■メッセージ
月一回、原則として第二土曜日に活動しています。興味のある方、お近くの方、是非お気軽にご連絡ください。詳しくはホームページをご覧ください。

■活動開始年度
平成12年度

■会員数
40人

■HPアドレス
http://www.geocities.jp/thats_kirin_saver/Thats_KIRIN_top.htm

メール thats_kirin@ybb.ne.jp
(スパム防止のため、全角文字にしてあります)

2005年09月09日 [活動団体の紹介]

秦野の地場産品でつくる食事4

2005年9月に秦野市にて行われた「森里川海フォーラム」では、主催者の要請で、 秦野の地場産品を中心にした料理を地元の方々が提供しました。

料理を担当した方による料理メモと料理写真がありますので、秦野の地場産品と料理の記録としてレポートします。

2005年9月4日 朝食

白米

 

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油揚げコロッケ

 

 

 

 

DSCN2313カボチャのサラダ

 

 

 

 

DSCN2312ハスの梅肉合え
ハス、梅干し
ハスは茹でて薄切りにし、梅肉と合える。

 

 

 

DSCN2314花オクラの酢の物

 

 

 

 

DSCN2315 モロヘイヤのあんかけ豆腐

 

 

 


トウガンのみそ汁

DSCN2318 たくわん、キューリのぬか漬

 

 

 

 

DSCN2317

 ナスの油みそ

 

 

 

 

ナシ、スイカ

 

 

 

2005年09月08日 [レポート]

秦野の地場産品でつくる食事3

2005年9月に秦野市にて行われた「森里川海フォーラム」では、主催者の要請で、 秦野の地場産品を中心にした料理を地元の方々が提供しました。

料理を担当した方による料理メモと料理写真がありますので、秦野の地場産品と料理の記録としてレポートします。

2005年9月3日 夕食

IMG_2241 

 

 

 

 

猪鍋
猪肉、大根、ごぼう、こんにゃく、みそ
猪肉はアク取りの為、茹でこぼして使用。みそ味でコトコト弱火で煮た。

巻き寿司(卵巻・細巻)

稲寿司

IMG_2242 アユの甘露煮
アユ
アユを素焼きにして湯通しする。
酒、しょう油、砂糖、みりんでコトコト煮る。

 

 

 

野菜のかき揚げ
玉ネギ、人参、サツマイモ、ネギ、ごぼう

煮物
さといも、椎たけ、竹のこ、カボチャ、こんにゃく、さつま揚

IMG_2243 イモガラの煮物
イモガラ
イモガラはうす皮をむいて3cm位のザク切にして水にさらす。
水切りして油いためをしてだし汁、しょう油、砂糖、酒で煮る。

 

 

 

サラダ
キューリ、トマト、コーン、干ぶどう、マヨネーズ
キューリ、トマトさいの目切り

ピザ
強力粉、天然酵母、ケチャップ、トマト、チーズ
ピザ皮は天然酵母と強力粉でねって作っています。

まんじゅう(さつまいもあん)
むしパンミックス、さつまいも、砂糖、バター、牛乳

IMG_2247手打ちそば
そば粉、小麦粉、ヤマイモ
ナス、シメジ(つゆ)

 

 

 

うでピー

きゅうりの浅漬け

 

2005年09月08日 [レポート]

秦野の地場産品でつくる食事2

2005年9月に秦野市にて行われた「森里川海フォーラム」では、主催者の要請で、 秦野の地場産品を中心にした料理を地元の方々が提供しました。

料理を担当した方による料理メモと料理写真がありますので、秦野の地場産品と料理の記録としてレポートします。

2005年9月3日 朝食

IMG_2181

 

 

 

 

 

白 米ごはん

DSCN2246 冬瓜のみそ汁
冬瓜、みそ、ネギ

 

 

 

IMG_2173 なすの油みそ
ナス、みそ、砂糖、コチュジャン少々

 

 

 

IMG_2174 ゴーヤみそ炒め
ゴーヤ、玉ネギ、ネギ、みそ

 

 

 

DSCN2243花オクラの酢の物
花オクラ、オクラ、酢、砂糖、しょう油
さっとゆでて酢の物にした。

 

 

 

DSCN2245モロヘイヤの卵焼
モロヘイヤ、卵
モロヘイヤは茹でて、ザルに取り水分を切る。小さくきざんでおく。
卵にだし汁、砂糖、しょう油少々を入れて良くまぜモロヘイヤを入れて焼く。

 

 

サラダ
レタス、キューリ、トマト

キューリの浅漬け
キューリ、塩

 
 

2005年09月08日 [レポート]

秦野の地場産品でつくる食事1

2005年9月に秦野市にて行われた「森里川海フォーラム」では、主催者の要請で、 秦野の地場産品を中心にした料理を地元の方々が提供しました。

料理を担当した方による料理メモと料理写真がありますので、秦野の地場産品と料理の記録としてレポートします。

2005年9月2日 夕食

IMG_2165巻き寿司(玉子巻き)
卵、キューリ、のり
キューリの細巻き寿司を作り、卵焼きで外巻きをして太巻きにする。

 

 

 

けんちん汁 
ゴボウ、大根、里いも、豆腐、 さつま揚
かるくいためてコトコト煮込む。しょう油と塩少々で味付 け。

IMG_2154油揚げコロッケ
油揚げ、じゃがいも、玉ネギ
じゃがいもは蒸して皮をむきつぶしておく。
玉ネギはみじん切りにして塩コショウで味付けしてよくいためておく。
じゃがいもと玉ネギを混ぜ合わせ、半分に切って裏返しにした油揚げにつめる。
口は楊子で止めて油で揚げる。

 

 

IMG_2144野菜の天ぷら
カボチャ、さつまいも
かき揚げ(玉ネギ 人参 ピーマン サクラエビ)

 

 

 

IMG_2141ごぼうのきんぴら
牛ぼう
味付け(しょう油 砂糖 酒)

 

 

 

IMG_2168野菜の生春巻
生春巻の皮、キューリ、トマト、春雨、アボガド、玉ネギ
アボガドと玉ネギのきじん切りをマヨネーズ、塩、コ ショウで合えておく。
生春巻の皮を湯につけてもどし、野菜と、ゆでた春雨、マヨネーズで和えたアボガドを色どり良く入れ包む。

 

 

 

IMG_2143煮物
里イモ、カボチャ、椎たけ、こんにゃく
しょう油、砂糖、酒、みりんで煮る。

 

 

 

IMG_2145キューリの浅漬
キューリ、塩

 

 

 

 

IMG_2162ゆでピー
落花生、塩ゆで

 

 

 

IMG_2171そば(そばつゆ)
ナス、シメジ
こまかく切って、さっと油いためしてダ汁、しょう油、酒、みりん少々で味付け。

 

 

 

IMG_2142黒糖蒸しパン

 

 

 

 


 

2005年09月08日 [レポート]

NPO法人国際援助団体アイウエオサークル

■名称
NPO法人 国際援助団体 アイウエオサークル

■活動場所
秦野市羽根

■活動のきっかけ、目的
当団体はネパールの郡部、 村部の住民が自立するための支援活動として教育支援、農業支援などを行っています。農業支援のためネパールでは8万本以上を植林してきました。 秦野での里山保全活動をネパールへも生かします。

■活動内容
定期活動日 毎月第1と第2日曜日
林内整備活動(下草刈り、間伐、下枝払い、つる切り、落葉掻き他)
竹林整備と竹炭焼き
きのこ栽培(シイタケ、ナメコ他)
専門家による里山講座(里山の管理、野草、野鳥他)
里山での畑作り、料理研究
里山だよりを毎月発行

■メッセージ
時々、里山の恵み(山菜、 きのこ他)を昼食のおかずにしています。

■活動開始年度
平成11年度

■会員数、属性
30人 横浜、藤沢などからの参加者もいます。

■HPアドレス
http://www.aiueo-circle.jp

■代表者
杉本清彦

■連絡先
鈴木教正
住所 〒259-1306 秦野市戸川1038
電話  0463-74-1020
ファックス 0463-74-1020
メール info@aiueo-circle.jp
(スパム防止のため、全角文字にしてあります)

2005年09月08日 [活動団体の紹介]

ソフトボール部ドリンカーズ

■名称
ソフトボール部ドリンカーズ

■活動場所
羽根字矢塚

■活動のきっかけ、目的
創部20周年記念事業として秦野市への地域ボランティア活動として。

■活動内容
・ 林内整理活動
・ ベンチ等休憩施設整備、木製階段整備

■メッセージ
大根鶴巻地区での同様の活動場所はないか?

■活動開始年度
平成13年度

■会員数
21人

■代表者
大坂重清

■連絡先
大元一義
秦野市南矢名1747-7

2005年09月07日 [活動団体の紹介]

名古木里山を守る会

■名称
名古木里山を守る会

■活動場所
名古木字向山、字大塚、字三本松、字大道 総面積4.62ha

■活動のきっかけ、目的
名古木の農業は『タバコ』生産が主体で、里山は『タバコ』生産にかかせないものであった、昭和60年頃を最後に『タバコ』の生産が終わり、 同時に里山も荒れて笹竹に覆われた。
地元数名の有志によって、クヌギ・ナラ林の里山を再生する目的で、会が発足しました。

■活動内容
・林内の道路整備
・笹竹の刈り取り
・ドングリを拾い、苗木の育成
・苗木の山返し(コナラ・ナラの植樹)
・間伐材を利用しての、シイタケ・ヒラタケ・ナメコ栽培
・チェンソー・刈り払い機・ナタ・カマの取り扱い講習会
・市民に、ヒラタケ・ナメコの栽培講習
・会報発行
・毎月第4土曜日が定期活動日
・近隣で果実の栽培

■メッセージ
かって秦野は、『タバコ』の産地と知られ、水府(茨城)国分(鹿児島)と並んで三大『葉タバコ』の産地でした。苗床に落ち葉を利用するため、 里山は非常によく整理されておりました。
地元住民との交流、また里山再生に興味のある方、是非参加をお待ちしております。

■活動開始年度
平成14年10月

■会員数、属性
66人 会員の半数近くが地元住民

■代表者
関野勝政

■連絡先
関野勝政
秦野市名古木510番地
電話 0463-81-2129
ファクス 0463-81-2186
メール ja1lju@beige.plala.or.jp
(メールはスパム防止のため、全角にしてあります)

2005年09月07日 [活動団体の紹介]

2005年10月29日(土)上地区柳川生き物の里保全 参加者募集

生き物の里保全 参加者募集
2005年10月29日(土)上地区柳川生き物の里


柳川生き物の里(ビオトープ)のボランティア作業です。
上地区の柳川生き物の里は、たくさんの生き物のオアシスになっています。すでに、 地元の管理組合や小学校などにより保全活動や観察会などが行われています。水辺と里地をうまく配置することで、 生き物の里の周囲にもたくさんの生き物が増え、豊かな生態系をつくることができます。 上地区で生き物の里を管理する地元の方々が専門家の協力を得て、これからの管理計画を立てました。今回は、その計画に沿った保全活動を行います。 (水路やため池の復元、周辺の竹の整備などの作業を行います)

日 時 10月29日(土) 9: 00~15:00(雨天の場合翌日に開催)
場 所 神奈川県秦野市上地区柳川生き物の里
集 合 上地区公民館前
参加費 無料
持参品 お弁当、水筒(飲み物)、長靴、軍手、 タオルを各自ご用意ください。作業の道具は用意してあります(スコップのある方は持参ください)。
人 数 20人程度。応募多数の場合先着。
主 催 秦野市、 柳川生き物の里管理組合

主なスケジュール
 9:00 上地区公民館前集合
 9:15 作業説明と作業開始
12:00 昼食休憩・交流
13:00 作業再開
14:00 作業終了。片付けなど
15:00 現地解散

交通案内:自家用車の場合、直接お越しください(あらかじめ申込みをお願いします)。バスをご利用の場合、 小田急渋沢駅北口の神奈川中央バス「神3系統みくるべ行」8:15分発(1番乗り場)乗車、「上公民館」下車でお願いします。なお、 渋沢駅より徒歩40分程度です。

応募方法など
申込み締め切り 10月27日(木)  午後4時
申込み先 秦野市役所森林づくり課森林づくり班(FAX・電子メールにて申し込みください)
   電話 0463-82-5111(内線2634・5) FAX0463-82-5391
   電子メール sinrin@city.hadano.kanagawa.jp


申込みの際、一緒に申し込まれる参加者全員のお名前、連絡先(住所、電話、メール等)、年令をお知らせください。メールの場合、 折り返し確認のメールをいたします。
いただいた個人情報は今回のボランティア活動に伴う名簿づくり以外の用途には使用しません。

2005年09月05日 [参加者募集]

2005年10月8日(土)くま手づくり教室 参加者募集

くま手づくり教室 参加者募集
2005年10月8日(土)里山ふれあいセンター

落ち葉かきに使うくま手づくりのボランティア作業です。
秦野の竹をつかってくま手をつくり、冬に秦野の里山の落ち葉かきボランティア作業のときに利用します。
今回は、すでに切って下準備をしてある竹材からくま手を組んでいく作業をしていただきます。
日本の竹細工の伝統技術を学びながら、くま手をたくさんつくることで、秦野の里山を美しくするためのお手伝いができます。
講師はもちろん秦野の竹細工職人です。
(冬の落ち葉かき作業に参加しなくてもかまいません。くま手づくりも大切なボランティア活動になります)

日 時 10月8日(日) 9:00~15:00(雨天決行)
場 所 里山ふれあいセンター(室内作業です)
参加費 無料(できたくま手を持ち帰る場合、1000円いただきます)
持参品 お弁当、水筒(飲み物)、タオルを各自ご用意ください。 作業の道具は用意してあります。
人 数 20人程度。応募多数の場合先着。
        小学校5年生以上が対象ですが、 小学生参加の場合には小学生1名につき保護者等の
        大人の方が必ずご参加ください。
        ナイフ等を使用しますので、 小さなお子さん連れの参加は遠慮ください。
主催   秦野市森林づくり課

主なスケジュール
 9: 00 里山ふれあいセンター集合
 9:30 作り方説明・作業
12:00 昼食休憩
13:00 作業
14:00 作業終了。片付けなど
15:00 現地解散

交通案内:自家用車の場合、直接お越しください(あらかじめ申込みをお願いします)。バスをご利用の場合、 秦野駅北口3番乗り場 系統秦17 羽根行き 8:20、8:40をご利用ください。15分ほどで大人190円です。

応募方法など
申込み締め切り 10月5日(木)  午後4時
申込み先 秦野市役所森林づくり課森林づくり班(FAX・電子メールにて申し込みください)
   電話 0463-82-5111(内線2634・5) FAX0463-82-5391
sinrin@city.hadano.kanagawa.jp


申込みの際、一緒に申し込まれる参加者全員のお名前、連絡先(住所、電話、メール等)、年令をお知らせください。メールの場合、 折り返し確認のメールをいたします。
いただいた個人情報は今回のボランティア活動に伴う名簿づくり以外の用途には使用しません。

2005年09月05日 [参加者募集]

ボランティア養成研修 参加者募集

里山ボランティア養成研修を4回シリーズで行います。
秦野の里地里山のボランティアとして、山や里の管理を行うための基本的な考え方や道具の使い方などを研修と実践を通して学びます。
高校生以上ならばどなたでも参加できます。

1回目 2005年10月29日(土) 里地・水辺の保全、基礎講座(雨天翌日)
2回目 2005年11月26日(土) 里山の整備活動(雨天翌日)
3回目 2005年12月 3日(土) 里山の保全 下刈り、枝打ち、間伐
4回目 2006年 1月28日(土) 里山の保全 落ち葉かきとたい肥づくり

場所:1・2回目は上公民館集合。3・4回目は里山ふれあいセンター集合。
時間:9時~15時

 

 

主な内容
1回目 里地・水辺の保全整備(午前)基礎知識と道具の使い方(午後)
    上地区柳川の「生き物の里」の保全整備。
    湧水と水路の復元、水源周辺の竹林を整備し、水辺の生き物の生息地を整備
    里山の保全の意味、山にはいるときの注意などの座学、カマ、ナタ、ノコギリ、
        草刈り機(下刈り機)の使用方法と安全

2回目 里山の竹林整備
    上地区の竹林保全整備作業を実践

3回目 里山の保全
    里山の下刈り、枝打ち、間伐作業を実践

4回目 里山の保全
    人の歩ける里山を目指し、落ち葉かきやたい肥づくりを実践

 

 


募集人員 20名程度
参加費  いずれも無料
持参品  弁当、水筒(飲料)、軍手、タオル2本、長そでシャツ、長ズボン、長靴
主催   秦野市森林づくり課

応募方法など
必ず事前にお申し込みください。
なお、集合は自家用車、秦野駅、渋沢駅からのバスの利用が可能です。申込み時にお問い合わせください。
申込み締め切り 10月27日(木) 午後4時(締め切り後、2回目以降の参加もできます)
申込み先 秦野市役所森林づくり課森林づくり班(FAX・電子メールにて申し込みください)
   電話 0463-82-5111(内線2634・5) FAX0463-82-5391
   電子メール 
sinrin@city.hadano.kanagawa.jp

この里山ボランティア養成講座は、平成17年度の里地里山保全再生モデル事業(環境省)の試行事業として行うものです。

2005年09月05日 [研修制度]

はだの野鳥の会

■名称
はだの野鳥の会

■活動場所
秦野市内

■活動のきっかけ、目的
1978年1月に市立本町小学校で取組んでいた愛鳥活動を地域にも広めようと、市内の小学校教員とPTA役員を中心に、 地域の啓蒙と児童の教育を目的として発足した。当初の会員間の学習的な勉強活動から秦野市内の野鳥生態調査活動へと発展してきた、 会員数はのべ約340名、2005年現在の会員数は31名。

■活動内容
会の活動は主に、秦野市内の定点観察会の運営と、秦野市内では見られない野鳥の観察と研究を目的としたバス探鳥会を活動の主体としている。 また毎月の会報「野鳥だより」を発行している。
・定点観察は2年間行う。16、17年度は大倉地区で実施。
・「秦野の野鳥」を刊行(1985~2002)

■メッセージ
昭和47年に秦野市は「鳥もすめる環境都市宣言」を決議した。野鳥は環境をはかるバロメーターである、 自然の変化を野鳥の観察を通してみていきたい。

■活動開始年度
1978年

■会員数
31名程度

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

かながわ山里会

■名称
かながわ山里会

■活動場所
西田原字堀ノ内

■活動のきっかけ、目的
湧水に恵まれた地域だが、荒廃水田、畑、 山林が目立っている。この有益資源の再活用を地権者と住民ボランティア活動をよびかけ、活性化へ少しでも役立てたいと考え活動を開始した。

■活動内容
・林内整理活動、椎茸ホダ木つくり、クヌギ植樹
・巣箱の設置
・東田原で、畑作・水田耕作(餅米)
・湿地管理(木道・花卉植栽)
・会報(活動記録簿)発行
・不法投棄物撤去
・湧水路の保全整備
・研修会

■メッセージ
秦野盆地特有の優れた環境で地域の人たちと共に住み良いまちづくりを創造していくために、地域の生物資源を保全し、 里地の環境の尊さを普及啓発していく。

■活動開始年度
平成8年度

■会員数
20人

■代表者
小宮卓二

■連絡先
古畑稔
秦野市東田原1141-21

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

四十八瀬川自然村

■名称
四十八瀬川自然村

■活動場所
柳川字仮屋窪、字杏畑

■活動のきっかけ、目的
四十八瀬川の周辺に広がる日本の原風景を市民の誇りとして認識、休耕田から里山まで広く、自然環境の保全と改善を目指し、市主催の景観調査隊、 エコリーダー研修者で立ち上げる。

■活動内容
・林内整理活動 週2回の活動日(木、日曜日)
・椎茸・平茸ホダ木
・炭焼き(クヌギ、コナラを中心に本格的に炭焼きを行う。薪割機の導入で効果的な作業を実施)
・樹木札
・自然観察会
・植物・生物調査等
・巣箱の設置
・柳川地内で水田耕作、酒米づくり
・堀西及び菖蒲地内で苗代ダイコン栽培・里山ウオーク、ホタル鑑賞会
・河川整備(四十八瀬川)
・秦野どぶろく祭りの開催
・EM菌による水質浄化活動(市内調整地区等)せせらぎの復活!

■メッセージ
名水の里100選の地として、 市民の誇りは自然の豊かさとおいしい地下水。自然の中でいい汗かいて、都心に近いこの地を皆さんのふるさとに一緒にしませんか。 お待ちしてま~す。

■活動開始年度
2001年9月

■会員数
38名

■HPアドレス
http://48se-mura.com/

 

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

渋沢ふれあいの里管理運営協議会

■名称
渋沢ふれあいの里管理運営協議会

■活動場所
ふれあいの里・渋沢小学校学習林

■活動のきっかけ、目的
昨年、学習の場としての「ふれあいの里」 が「生き物の里」に指定された。また、渋沢共有地管理組合とまほろば里山林を育む会の方々より、学習林の提供があり、 生活課や総合等の学習の場として活用している。

■活動内容
・ 自然観察や遊びを通して自然に親しむ活動を行っている。
・年2回の草刈り、歩道の整備、池の手入れ、ホタルの生息環境の保全等を行っている。
・地権者や自治会の理解を得るために説明と意見交換を行っている。
・『渋沢里山だより』を発行して、渋沢小学校だけでなく地域の人にも自然の様子や児童の活動の様子を知ってもらうようにしている。
・まほろばの里山林をはぐく会の方の協力を得て学習林で活動を行っている。
・ふれあいの里・学習林の研修会

■メッセージ
ふれあいの里では、ゲンジボタルやヘイケボタルが毎年幽玄な世界を見せてくれています。サワガニもたくさん住んでいますが、 取らないでそっと観察してくださいね。

■活動開始年度
H15年度5月(これ以前にもふれあい活動の歴史あり)

 

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

秦野スカウト会

■名称
秦野スカウト会

■活動場所
羽根字清水久保

■活動のきっかけ、目的
2011年~2012年、 創立50周年を迎えるにあたり、以前より自然の中で活動してきた当会は、地球の温暖化や水源の確保を活動の中で実践していこうという中で、市、 県、環境庁の里山活動を取り入れました。
活動内容
20周年記念事業では県のあすなろ計画にて、札掛(丹沢)に杉、檜を1000本植林し、20年にわたり育成しました。 今回は50周年記念事業として水源確保の里山づくりにチャレンジします。
・林内整理活動、落ち葉かき
・森のオブジェ展
・森の手引き作成

■メッセージ
森は水をつくり、川となり、海を豊かにする。スカウトは21世紀の森づくりのパイオニア!!

■活動開始年度
平成16年度

■会員数
479人 主に小中学生
市内のボーイスカウト4団体、ガールスカウト2団体の連合体

■代表者
内藤優

■連絡先
内藤優
秦野市本町2-1-32
電話 0463-82-3311
ファクス 0463-81-2378

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

秦野市立北小学校

■名称
秦野市立北小学校

■活動場所
県立戸川公園

■活動のきっかけ、目的
経緯
 本校が初めて植林をしたのは、大正12年で、学制頒布50周年を記念して、スギ、ヒノキの苗27,000本を植えた(場所: 西山大久保1814、西山四ヶ原1803 広さ:7町8反2畝13歩)のが始まりである。太平洋戦争前後で森林活動は途絶えてしまった。
 しかし、昭和59年、市民憲章の一つに「きれいな水とすがすがしい空気それは私たちのいのちです」とあり、 「学校として何かできることはないだろうか」と模索している折、北秦野森林組合長から、「森林の保護に参加しては」と話があった。子供達は 「山を愛し、緑を愛する人に育ってほしい」と願い、雪害により被害を受けた山林に、昭和59年4月18日、 6年生の161名が勤労生産学習として、関係機関、森林所有者の協力を得て、桧1100本の植林を再開した。
目的
1 勤労生産学習・環境教育の一環に位置づけ、植林、下草刈り、枝打ち等の実技体験を積む。
2 地元の森林組合、父母等いろいろな人々との共働作業を通して、ふれあいを深める。
3 生産と環境の相互関係について関心を持ち、生命を尊重する心や態度を育てる。

■活動内容
 昭和60年からは、5・6年生を対象に下草刈り、枝打ちを行い、現在も続いている。その間に、 桜沢林道の付近と菜の花台の付近に3回の植林を行った。平成5年の植林では、それまではスギやヒノキが多かったが、クスノキ、モミジ、 クヌギなどの広葉樹の苗も植えるようになった。
○過去の活動実績 
活動地 
・寺山字西山四ケ原1803(30a):植林、下草刈り(昭和59年~平成2年) 
・菩提字節抜2316-2(15a):下草刈り、枝打ち(平成元年~平成4年)
・羽根字上入ノ平1079(約20a) 菜の花台下:植林、下草刈り(平成5年~7年)
・羽根林道:下草刈り(平成11年~12年)
・羽根字上入ノ平1079(約20a) 菜の花台下:下草刈り(平成13年~15年)
・戸川公園:下草刈り、枝打ち、間伐(平成16年~)"


■活動開始年度
昭和59年

■会員数
児童数:821  職員数:41

■HPアドレス
http://www.hadano.ed.jp./kitp/

■代表者
大津英明

■連絡先
大津英明
秦野市菩提380(北小学校)
電話 0463-75-1640
ファックス 0463-75-4216
kitasyo@city.hadano.kanagawa.jp
(メールアドレスは、スパム防止のため全角にしてあります)

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

柳川生き物の里管理運営協議会

■名称
柳川生き物の里管理運営協議会

■活動場所
秦野市柳川字星屋

■活動のきっかけ、目的
活動のきっかけ
秦野市の生き物の里第1号(平成14年3月20日指定)に指定されたことをきっかけに、平成15年4月1日に協議会が発足いたしました。
目的
協議会では、希少な又は貴重な野生の生き物が生育し、又は生息している水辺地等を保護し、ゲンジボタル、 ホトケドジョウ、イモリ、シュレーゲルアオガエルなど多様な生物の生息空間を維持保全することを目的に活動しています。


■活動内容
・良好な湿地環境を維持するための適度な草刈リ(年2回)
・間伐材による木道の設置・その他、維持管理に必要なこと"

■メッセージ
ホタルやホトケドジョウなど多様な生物の生息空間となっている谷戸田や湧水地等を次世代への貴重な宝物として、引き継いでいきます。
ぜひ、皆さんも生き物の里へお越しください。また、私達とともに貴重な生息空間を保全していきましょう!

■活動開始年度
平成15年4月1日

■会員数
15名以内 生き物の里の地権者、 上地区みんなで住みよいまちづくり推進委員会の構成員、学識経験等を有する者

■代表者
佐野美三雄

 

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

NPO法人自然塾丹沢ドン会

■名称
NPO法人自然塾丹沢ドン会

■活動場所
秦野市名古木

■活動のきっかけ、目的
丹沢登山や丹沢シンポジウムの開催により、丹沢の自然の危機を実感し、身近な山麓の自然もまた同様の危機的状況にあることを再認識しました。 これ以上丹沢や山麓の自然が荒廃しないよう、自分たちでできることからまず一歩を踏み出そうと活動を始めました。農家から畑を借りて安全・ 安心なそば・小麦作りにまず取り組みました。その後、里山の雑木林の管理、それに連なる棚田の米づくりへと活動は広がりました。私たちは、 人間の都合だけではなく、地域に生息する多様な自然や生き物たちと共生する活動を目指しています。里地・里山の伝統的な景観を保全・復元し、 その活動が点から線、さらに面へと、丹沢山麓の全域へ広げたいものです。活動への参加者が豊かな自然を体感しながら、いい汗をかき、安全・ 安心な食べ物づくりを通して地域の経済が循環することを目指しています。

■活動内容
丹沢シンポジウムの開催(年1回)、
丹沢自然塾(前期6回、後期6回)の開催、
登山道の補修・緑化ボランティア(年1回)、
里山(雑木林・竹林)の管理、堆肥作り、椎茸のホダ木作り、
棚田の復元・米づくり、ビオトープ作り、小麦・そば作り、
炭焼き、
自然観察・調査活動、
丹沢山麓展の開催、
地域通過「ボア」の発行・活用、
広報・情報発信(会報発行、HPの運営、出版物の企画・編集、森の知恵ブクロウ「福ちゃん」の企画・制作)など。

■メッセージ
丹沢の自然と私たちの暮らしは深く結びついています。緑のダム・丹沢が育んだ生命の水は、木々を潤し、農作物を育て、 飲み水をはじめとして私たちの毎日の暮らしに欠かすことはできません。しかし今、丹沢の山頂から里山・里地、 さらに盆地に至るかつての豊かな自然と伝統的な景観が至るところで分断され、本来の自然の循環が断たれています。 人の手が入ることによって物を生み出し、地域の経済が循環し、豊かな自然が保たれていた里地・里山が、様々な要因で、放置、荒廃しています。 私たちは、地域の人たちと団塊世代をはじめとした都市の市民を結び、安全・安心な食べ物づくりを仲立ちとした地域の自然の保全・再生と、 地域の循環する経済の仕組みづくり、生活文化の創造をテーマに活動しています。地域力、市民力、 行政力の3つの力の協働で豊かな人々の暮らしと地域社会を実現しましょう。一緒に知恵を出し合い、いい汗をかきませんか。

■活動開始年度
1992年3月 (NPO法人認証は2001年9月)

■会員数
120家族(ファミリー会員制度、年会費1家族2000円)、地元名古木住民、秦野市内の市民、市外都市部の市民

■HPアドレス
http://www.donkai.com

■代表者
岡 進

■連絡先
片桐務(NPO法人自然塾丹沢ドン会事務局)
秦野市東田原200-49
電話(0463)82-7652
ファクス(0463)83-7355
katagiri@mbk.nifty.com (メールアドレスは、スパム防止のため全角にしてあります)

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

まほろば里山林を育む会

■名称
まほろば里山林を育む会

■活動場所
渋沢西端山林、渋沢西山口山林、西田原山林

■活動のきっかけ、目的
きっかけ
市内の里山は荒れていたので整備したいと思い、市に相談したところ西田原山林を紹介してもらった。その後西山口山林、 西端共有林と次々やるようになった。
目的
会員の生き甲斐つくりと里山の再生ふるさとづくり。

■活動内容
・毎月第一日曜日(5月と1月は第2日曜日)。下草刈り、除伐 枝打ち。シイタケホダ木
・野鳥巣箱
・みつ蜂巣箱・落葉かき 薪つくり、生態系看板つくり 他。
・段取り前作業を第3日曜日に実施。
・作業は共有林組合員との協働。
・市内渋沢小学校の学習林に開放、東京都荒川子ども劇場の林業体験や環境学習の受け入れ。

■メッセージ
里山の仕事はやるとすぐに目に見えて成果がわかるので楽しいしかし元に戻るのも早い、四季を通じて常に眼を離さないことが大切。

■活動開始年度
平成13年4月1日

■会員数
ボランテイア会員21名 共有地会員4名 計25名

■代表者
椎野恭治

■連絡先
椎野恭治
 秦野市曲松2-4-7(259-1321)
 tannisys@beige.ocn.ne.jp
(メールアドレスは、スパム防止のため全角にしてあります)

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

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