北地区 表丹沢の棚田でもち米・古代米づくり – 田植え –
日 時 平成1 9 年5 月2 6 日( 土) 午前9 時~ 午後1 時半
場 所 秦野市北地区菩提
参加者 6 6 名( 一般参加者2 5、北小学校5 年生3 0、地元5、市職員4、
環境省1、里地ネットワーク1)
目 的
3 0 年来使用していない水田を復元し、もち米、古代米を苗から育
苗することにより、里地意識の高揚を図るもの。今回は、広報で募集
した参加者と北小学校の5 年4 組の生徒も加え6 6 名の参加で田植え
を行う。
内 容
今回はもち米と古代米を植える。もち米は「喜寿」といい県内で最
も多く作付されている品種で、古代米は「黒米」と呼び、生命力が強
く、干ばつや冷水にも強い種である。北小学校の生徒は2 日前に「植
え代」を体験して今回が2 回目。
はじめに北地区の農家・古谷角造氏より田植えの方法について説明
があった後、それぞれの持ち場で田植えを開始。晴天に恵まれ、水を
張った水田に参加者たちは裸足で入る。苗は等間隔で平行に置かなけ
ればならない。人それぞれ丁寧に3 本1 単位で植えていく。手持ちの
苗がなくなると横から飛んでくる苗をキャッチする。これが子どもた
ちにとっては楽しかったようで表情も生き生きとしている。2 日前の
植えしろを体験している分、今回は田んぼの感触や要領が分かってい
るので表情も落ち着いている。一方、一般参加者の方も田植えのベテ
ランから家族で来ている方、田植えは初めての方などさまざま。総勢
6 6 人が一斉に田植えをしている姿には迫力が感じられた。
参加した子どもたちからは、「田植えは初めてだったので田んぼに足
を踏み入れた感触が気持ちいい」「泥んこになったけど楽しかった」と
感想を述べていた。
この事業は、今夏オープンの表丹沢野外活動センターの活用事業と
して実施している。1 2 月1 日に予定されている収穫祭では、表丹沢
野外活動センターの宿泊行事として、世代間交流の推進も図っていく。
2007年05月27日 [レポート]