渋沢丘陵散策路整備(3回目) 報告書
秦野盆地を一望できる渋沢丘陵は、かつては地域住民の生活に深く関わる里山として、人の手によって整備されてきました。しかし近年、
里山の経済的役割の縮小とともに整備が行われない場所が広がってきています。
長年放置され、通行できない状況であった散策路を整備することにより、渋沢丘陵の魅力を高め、
自然にふれあう機会を充実させることができると期待されます。
日 時 平成18年7月29日(日) 9:00~14:00
場 所 秦野市渋沢地内 全長約400m(下図) 整備予定延長100m
参加者 渋沢丘陵里地里山を楽しむ会 6人
まほろば里山林を育む会 2人
ボランティア養成講座 4人
ボランティア応募者 6人
秦野市ほか 4人 総計21名
内 容
・ はじめに石井昇氏(渋沢丘陵の里地里山を楽しむ会会長)から作業の手順が告げられました。 今回は前回の天候不順で整備しきれなかった部分の階段設置と、設置済みの階段整備作業を行いま した。
・ 作業は、階段の設置班と整備班に分け行われました。設置班は整備予定延長100メートルのうち、 残り40メートル部分の階段設置を行いました。
整備班はすでに設置された階段の整備です。横の水路が秋になると落ち葉で埋まってしまい、水があふれてしまうため、 階段の木の部分より土の部分が上にくるように土を盛り、笄版(こうがいばん)でならす作業を行いました。
【整備前】 【整備後】
・ 階段を設置した100メートル以降300メートルの散策路については、渋沢丘陵里地里山を楽しむ会の皆さんの手により、 重機を用いてならし、整備を行っていただきました。
・ ボランティアが昼食会場となる須賀神社内の草刈も行いました。1時間ほどで草刈が終了し、階段づくり班に合流します。
【整備中にクワガタ取れちゃいました】 豊かな里山ならではですね。
・ 整備予定延長100メートルの内、残り約40メートル・19段の階段整備が完了しました。
【整備前】 【きれいに階段ができました!】
・ 整備作業後は参加者でバーベキューを行い、楽しみながら親睦を深めました。
2006年08月17日 [レポート]