NPO法人自然塾丹沢ドン会

■名称
NPO法人自然塾丹沢ドン会

■活動場所
秦野市名古木

■活動のきっかけ、目的
丹沢登山や丹沢シンポジウムの開催により、丹沢の自然の危機を実感し、身近な山麓の自然もまた同様の危機的状況にあることを再認識しました。 これ以上丹沢や山麓の自然が荒廃しないよう、自分たちでできることからまず一歩を踏み出そうと活動を始めました。農家から畑を借りて安全・ 安心なそば・小麦作りにまず取り組みました。その後、里山の雑木林の管理、それに連なる棚田の米づくりへと活動は広がりました。私たちは、 人間の都合だけではなく、地域に生息する多様な自然や生き物たちと共生する活動を目指しています。里地・里山の伝統的な景観を保全・復元し、 その活動が点から線、さらに面へと、丹沢山麓の全域へ広げたいものです。活動への参加者が豊かな自然を体感しながら、いい汗をかき、安全・ 安心な食べ物づくりを通して地域の経済が循環することを目指しています。

■活動内容
丹沢シンポジウムの開催(年1回)、
丹沢自然塾(前期6回、後期6回)の開催、
登山道の補修・緑化ボランティア(年1回)、
里山(雑木林・竹林)の管理、堆肥作り、椎茸のホダ木作り、
棚田の復元・米づくり、ビオトープ作り、小麦・そば作り、
炭焼き、
自然観察・調査活動、
丹沢山麓展の開催、
地域通過「ボア」の発行・活用、
広報・情報発信(会報発行、HPの運営、出版物の企画・編集、森の知恵ブクロウ「福ちゃん」の企画・制作)など。

■メッセージ
丹沢の自然と私たちの暮らしは深く結びついています。緑のダム・丹沢が育んだ生命の水は、木々を潤し、農作物を育て、 飲み水をはじめとして私たちの毎日の暮らしに欠かすことはできません。しかし今、丹沢の山頂から里山・里地、 さらに盆地に至るかつての豊かな自然と伝統的な景観が至るところで分断され、本来の自然の循環が断たれています。 人の手が入ることによって物を生み出し、地域の経済が循環し、豊かな自然が保たれていた里地・里山が、様々な要因で、放置、荒廃しています。 私たちは、地域の人たちと団塊世代をはじめとした都市の市民を結び、安全・安心な食べ物づくりを仲立ちとした地域の自然の保全・再生と、 地域の循環する経済の仕組みづくり、生活文化の創造をテーマに活動しています。地域力、市民力、 行政力の3つの力の協働で豊かな人々の暮らしと地域社会を実現しましょう。一緒に知恵を出し合い、いい汗をかきませんか。

■活動開始年度
1992年3月 (NPO法人認証は2001年9月)

■会員数
120家族(ファミリー会員制度、年会費1家族2000円)、地元名古木住民、秦野市内の市民、市外都市部の市民

■HPアドレス
http://www.donkai.com

■代表者
岡 進

■連絡先
片桐務(NPO法人自然塾丹沢ドン会事務局)
秦野市東田原200-49
電話(0463)82-7652
ファクス(0463)83-7355
katagiri@mbk.nifty.com (メールアドレスは、スパム防止のため全角にしてあります)

2005年09月05日 [活動団体の紹介]

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