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第9回両生類自然史フォーラム ryouseirui.pdf - 357.4
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と き:7月28日(土) 13時~17時30分
会 場:越前市福祉健康センター (駅前アル・プラザ武生4F)
《特別講演》 13時20分~14時20分
両生類のツボカビ症について
黒木俊郎(神奈川県衛生研究所 主任研究員)
《一般講演》 15時~17時30分
◆福井の空にコウノトリは再び復活するか~カエル調査から~
松村俊幸(福井県自然保護課)
◆金沢大学角間キャンパスの棚田の両生類
石原一彦(金沢大学里山客員研究員)
◆カエル類の生息と土地改良
前野正博(福井県農業試験場)
◆県によるアベサンショウウオ保全の取り組み
松村俊幸(福井県自然保護課)
◆石川県のホクリクサンショウウオとアベサンショウウオ
宮崎光二(石両爬研)・石原一彦(金沢大学里山客員研究員)
◆福井県嶺南東部アベサンショウウオの新情報
長谷川 巌・川内一憲・森 照代(福両爬研)
◆有尾類の味蕾におけるガストデューシンの発現と局在
熊倉雅彦・横須賀宏之・吉江紀夫(日本歯科大学)
◆新潟県弥彦角田山系のクロサンショウウオの産卵状況
高橋 久(北陸水生生物研究センター)
◆青森県における十和田様信仰と豊凶を占うクロサンショウウオの卵のう
笹森耕二(青森自然誌研究会)
◆天理教の人間創造説話における山椒魚の意義
佐藤孝則(天理大学おやさと研究所)
◆両生類はなぜ世界的に減っているのか
内山実(富山大学大学院理工学研究部理学)
《写真展》
7月23日(月)~28日(土)
市福祉健康センター(アル・プラザ武生4F)のロビーにて
日本のカエル 松橋利光
日本のサンショウウオ 沼田研児
【主催】日本両生類研究会 【後援】越前市・福井県両生爬虫類研究会
【お問合せ】越前市環境政策課 TEL 22-3003 FAX 22-7989
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当会では、農林水産省の「農村景観・自然環境保全再生パイロット事業」を活用して、 越前市の里地里山保全活動に積極的に取り組んでいます。
平成18年度は谷田の休耕田にため池ビオトープの造成やため池の水抜きによるブラックバスの駆除を実施いたしました。
平成19年度の活動として、 休耕田の整備や外来種の駆除の他にアベサンショウウオネットワーク会議の開催も計画しています。
現在会員は30名程ですが多くの方の参画をお待ちしています。
問合せ・連絡先
越前市役所市民生活部環境政策課 里地里山再生推進室まで ℡0778-22-3003
【ブラックバス駆除】
溜池の水抜きによるブラックバス駆除 網で掬って計量へ
詳細はhttp://satochi.net/takefu/archives/2006/11/post_2.html
【休耕田を活用した溜池ビオトープづくり】
まずは地元の農家で草刈り 重機での造成

完成した溜池ビオトープ
早くも18年末の冬にカモが訪れ、トンボやカエルが生息しています。
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越前市白山・坂口地区は里地里山の希少野生生物の宝庫で、アベサンショウウオをはじめ県レベルで61種もの絶滅危惧種が生息しています。
特に水辺の生き物が豊かで、メダカ、ゲンゴロウ、ハッチョウトンボなどの、今では希少となってしまった身近な生き物が健在です。しかし近年、
ブラックバスやアメリカザリガニなと外来種の驚異がこの地域にも迫ってきています。そこで、在来生物を含む里地里山の生態系を保全するため、
ブラックバス等外来魚の駆除活動を実施しました。
◆なぜブラックバスを駆除するのか
作業に先立ち、
主催者である水辺と生き物を守る農家と市民の会会長の長谷川先生と白山地区区長会長上野さんより本日の挨拶と本日の主旨説明がありました。
続いて、福井県海浜自然センターの児玉さんから、ブラックバスの性質や駆除しなければならない理由について、
福井県自然保護課松村主任から、外来生物法についての説明があり、今回の駆除作業の必要性や位置づけを確認しました。
○オオクチバスについて(福井県海浜自然センター児玉さん)
・バス駆除は、駆除が目的ではなく在来の生物を守ることが目的。
・ブラックバス(オオクチバス)は口が大きく何でも貪欲に食べてしまう。魚、水生昆虫、小鳥も食べることがある。
・卵をたくさん産んで(約16万個産卵)、しかも卵や稚魚を守る習性があるため、大変繁殖力が強 い。
・生長が早く、1kg大きくなるのに約7kgの餌を摂取する。
・駆除方法としては、池干し、人工産卵トラップ、漁、などがある。県内で池干しで捕獲した例では、
全200kg捕獲のうち二匹だけが成魚で他が全部稚魚だった例がある。溜め池から川をつたっての拡散も危惧されている。人工産卵 トラップは、雄が巣(産卵床)を作り、
そこに雌が産卵する習性を利用して、 人工産卵床を作って沈め、産卵後に卵を駆除する方法で、最近全国各地で実施されている。
○外来生物法について(福井県自然保護課松村さん)
・外来生物による生態系の被害が問題になっている。生態系の被害は目に付きにくく調べないと分からない。
・大きなため池ではブラックバスやブルーギル、小さなため池や水路ではアメリカザリガニが問題になっており、
希少野生生物を守るのに大きな驚異になっている。
・この度外来生物法が制定された。法の3原則は「入れない」「捨てない」「拡げない」。例えば、
ブラックバスを釣って家に持ち帰ったら違法になる。釣った場所に戻すかその場で殺さなければならない。
子どもなどが知らぬ間に違法をしてしまう可能性がある。違法には罰金300万円または懲役3年の刑が科せられる。
・ペットとして飼っていたものが大きくなり、殺すのは可愛そうと捨てる人がいるが、
その一匹を生き延びさせたために在来の多くの生き物の命が犠牲になる。外来生物を飼うときは、飼えなくなったら必ず殺す、
という責任の元で飼わなければならない。
・法の対象となるのは、指定された「特定外来生物」だが、
アメリカザリガニなど指定されてない外来種も生態系に驚異となることには変わりはない。
◆駆除作業の様子
森永ダムは、面積が1ha近くもある、白山・坂口地区では大きな溜め池です。数ヶ月前から地元、県、市などが会議を重ねて方法を吟味し、
計画をたててきました。
水抜きは10月下旬から開始し、排水溝からの流出を防ぐため三重に網を張りました。
当日の朝には、水は残り僅かの状態。ただ、水抜き前は目視でも魚影が確認できましたが、
水を抜いてからサギが舞い降りてブラックバスを捕食してくれたために、ときおり水面に波紋が現れる程度でした。
「大物が十数匹しか残ってないのではないか」との予想のもと、当日の作業を開始しました。
作業は、まずポンプで最後の水抜きをし、胴長部隊がサデ網、タモ網、投網でバスを捕獲。捕まえたものをバケツに入れ、 参加者のバケツリレーにより堤防にあげ、水にくぐして泥を落とし、一匹一匹体長と重量を測定しました。 池干しは二十数年ぶりとのことでしたが、湖底は粘土で締めてあるため深みは少なく、 子どもたちも入って泥んこになりながらタモ網を振り回してくれました。
泥をおとす(左写真奥) 体長・重量を計測(右写真) 生簀で保管(左写真手前)
実際にやってみると予想以上に多くの魚が残っており、次々と大小さまざまのブラックバス、大きなコイとギンブナが捕獲されました。
排水溝に流れ込んだものも回収し、最終的に、捕獲された魚の数は下記のようになりました。
バスは稚魚から成魚までいましたがコイとギンブナは大きなものばかりで、それらの稚魚は全くみられませんでした。尚、
コイは地元の人が放したものですが、ギンブナは釣り客が放流したものと考えられるそうです。
ブラックバス 233匹(最大:体長48cm、重量2.4kg、最小:8cm、4g)
コイ 25匹(およそ体長30cm~55cm)
ギンブナ 29匹(およそ体長25cm~35cm)
ドンコ 3匹
捕獲したブラックバスのうち、大ものは改善センターに運んで調理。別のため池で駆除のために捕 獲したアメリカザリガニとともに、フライとなって参加者の胃の中に収まりました。 バスは淡白な白身魚、アメリカザリガニはエビに劣らぬ香ばしさ。うまい!
オオクチバスのフライ アメリカザリガニのフライ
また、池と周りの植物などを観察する森永ダム一週観察会も行なわれ、堤防には白山地区の在来種として、カワムツ、ウグイ、カマツカ、
ドジョウ、ホトケドジョウ、メダカ、マルタニシ、カワニナ、マシジミ等を展示しました。
今後、この溜め池では、釣り客による再放流を防ぐためにバス釣り禁止看板などを設置し、地元住民による監視などと併せて、
外来種による生態系破壊を防ぐ努力を続けていきます。
尚、主催の「水辺と生き物を守る農家と市民の会」は、白山・坂口地区での里地里山保全活動を、
地元の農家が市民と協力しながら継続的に実施するための推進組織として、2006年8月に正式に設立しました。今年は、
この外来魚駆除活動のほか、坂口地区でのため池・ビオトープ造成に取組んでいます。
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テントに泊まり、夜の虫集めにザリガニ釣り、自転車にのって風をきり、
田園風景や生き物と友達になる。木道や湿地の 整備に汗を流し、のどが渇いたら「しらやまスイカ」をたらふく 食べて、
大空と稲穂の中での3日間・・・・
それが「しらやま流」の エコキャンプだ!
福井県越前市白山地区は、県内随一の生物の豊かな地域。北陸特有の湿った気候と複雑な地形、 そして脈々と続けられてきた田んぼや山の管理が、豊かな水辺と多様な環境をつくり、メダカ、トンボ、カブトムシなど生物の楽園となっています。 こんなしらやまで、生物にふれあい、守り、豊かな自然を満喫する「しらやまエコキャンプ」が行われます。 受け入れは地元の白山地区の皆さん。ますますパワーアップして皆さんのおこしをお待ちしています!
◆しらやまエコキャンプ 主なプログラム◆
Aコース
(7月28日(金)~30日(日))
【1日目】
・しらやま地区内のエコツアー
*サンショウウオ・子豚ちゃん抱っこ・ザリガニ釣りなど
・自炊:カレーライス
【2日目】
・ログハウス周辺の環境整備
・しらやまスイカ畑の収穫や試食
・森と田んぼと溜池の道草ハイキング
・地区内で「もらい湯」
・ライトトラップ(光に集る昆虫の採集と観察)
【3日目】
・キャンプのスライドショーとふりかえり
Bコース(8月6日(日)~8日(火))
【1日目】
・しらやま地区内のエコツアー
*サンショウウオ・子豚ちゃん抱っこ・ザリガニ釣りなど
・しらやま夏祭りに参加!
【2日目】
・雑木林で過ごす
*ツリーハウスのお手伝い、昆虫採集や木登り
・用水や小川の整備と生物探し
*ドジョウ、ヤゴ、タイコウチに会えるぞ!
・自炊:カレーライス
・ライトトラップ(光に集る昆虫の採集と観察)
【3日目】
・キャンプのスライドショーとふりかえり
参加費:
15,000円 (2泊3日テント泊、活動費、食費、保険代が含まれます)
申 込:チラシ裏面の申込書に記入し(参加者氏名、
性別、学年、保護者名、住所、電話、緊急連絡先、参加コース)、下記に連絡して下さい。締切は実施2週間前です。
しらやまエコキャンプ実行委員会
〒915-1204 福井県越前市都辺町36-84 しらやま公民館内
担当:佐竹(月~金AM9時~PM5時)
TEL:0778-28-1045 FAX:0778-28-1071
主 催:しらやま振興会、しらやまエコキャンプ実行委員会
共 催:福井県、越前市
協 力:福井工業高等専門学校、仁愛大学、福井大学
後 援:福井新聞社、福井テレビ、福井放送
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このアドレスは、里地ネットワークへの連絡アドレスです。
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白山、坂口に行くには、まず、以下のサイトをチェックしてください。
きっと、のどかな雰囲気景観が浮かび上がってくると思います。
●白山へ行くには、白山21の道路地図がとても分かりやすいですよ。
●生き物の情報やイベントは、越前市エコビッレッジ交流センターで行われています。
周辺での宿泊や、観光は、たくさんありすぎて悩んでしまわれるかと思いますが、目的に応じて適切な施設を選んでください。
★アウトドア派には、
越前市営キャンプ場 金華山グリーンランド
日本海沿岸に連なる標高300~500mの稜線を走る広域基幹林道、越前西部1・
2号線の中間地点にある若狭湾も一望出来る眺めの素晴らしいキャンプ場です。 林間歩道やトレーニング施設、果樹園もあり、
テントやバンガローでキャンプが楽しめます。わんぱく子供向けのアスレチック施設や木の温もりを感じながらの屋内バーベキュー施設(写真)
もあるので雨天でも安心です。
金華山グリーンランド
◇ キャンプ …
貸し出しテント 50張り。
◇ コテージ … ログハウス調2階建て4棟
◇ バンガロー … 海が見えるバンガロー10棟
◇ アスレチック … ちょっとわんぱくな子供向け
★金華山やまぼうし高原・ 温泉 【泉質】ナトリュウム炭酸水素塩泉(純重曹泉)
★温泉派には、しきぶ温泉湯楽里
(ゆらり)(越前市内)
★海と温泉という方には、国民宿舎 かれい崎荘 (越前町)
★海の幸を豊富にと言う方には、越前海岸のある隣町の越前町商工会でさまざまな旅館、
民宿の案内をされています。
そのほか、武生駅前や旧市街地には、たくさんの宿泊施設があります。
越前町小曽原 越前陶芸村
土と炎と緑のふるさと、越前町小曽原(旧宮崎村)
には12haにもおよぶ広大な越前陶芸公園があります。 ここには自然がいっぱいの芝生広場、
岡本太郎のモニュメント作品などが点在する陶刻広場があり、 また公園の周りには焼物関係の施設や陶芸家の工房があり、
焼き物ファンには見逃せないエリアになっています。 オリジナルな越前焼が作れる体験施設がある福井県陶芸館はご家族連れ、
カップルの方などに人気があります。名物の手打ち 「越前おろしそば」や、新鮮な山菜や魚介類を使った料理などを出す店もあります。
また、白山、坂口の両小学校では、里地里山と生き物にふれあう学習を進めています。 こども達の姿も是非ご覧下さい。
白山小学校では、こどもたちが、生き物とのふれあいを楽しい学習にしています。
越前市のホームページは、こちらです。
カエルのお話は、里地blogの竹田の公開メモも見てください。
日本のカエルの声
http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/wave/wav_kaeru.html
本州・四国・九州のカエルの検索表(分類中に蛙の声有り)
http://web.hc.keio.ac.jp/~fukuyama/frogs/data/identify/honsyu.html
カエルの産卵期と卵
http://mailsrv.nara-edu.ac.jp/~inoue/NNM/ryouseirui.html#naranokaeru
医師によるカエルの研究
http://hobab.fc2web.com/sub3.htm
あまりにおいしいので、2個自宅あてにゆうパックで送ってもらうように頼んだところ、大きいほど甘くておいしいけど、 どのサイズにしようかと、聞かれました。大きいスイカは、10キロ、 直径も40cmを超えそうな大きさですから冷蔵庫に入るわけがありません。
この農家に、自宅ではどのようなスイカを食べているのか聞いたところ、中に隙間がありそうなスイカは、お客さんには売りたくないので、 そういったスイカの感触を確かめて、売りたくないものから食べているということでした。
もちろんスイカは、冷蔵庫ではなく、水温16度程度の湧水で十分冷やして食べているそうです。湧水に冷やしたスイカには、
イトトンボが休んでいました。
さすが、生き物の楽園をめざしている地域です。このスイカのすぐ上の湧水にも、国内希少種のアベサンショウウオがいました。まさに、
おいしいスイカと生き物たちが自慢の里のようです。
インターネットで1カ所、白山スイカの販売店を見つけました。 この販売店では、白山スイカの特徴やスイカのレシピ集もHPで掲載していました。 今年度はもうないかもしれませんがご関心があるようでしたら、HPを見てみてはいかがですか
]]>地表面から10cm程の草陰に一番大きなオスとそのオスを選んだメスがペアで、樹皮の凹凸に卵を産み付けていました。 そこから15cm程度づれて、やや上部に1ペア、そこからさらにはなれて、1ペア、私が確認できたのは、全部で6ペア、 12匹のオとメスでした。
午前中に見つけられれば、ペアリングの相手探しをしている段階で見つけられてのでしょうが、既にペアが決まり、後尾をした後、 メスが樹皮に産卵している雰囲気でした。写真を撮るために数センチの距離に近づき、シャッターを押しているのですが、大きなオスとメスは、 微動だにせず、オスは、私からメスを守るように、メスに斜めにまたがり守っていました。
小さなオスにふれると、このオスだけは、外敵である私におびえたのか、 オスだけ逃げ去り、メスはじっと産卵を続けていました。
今年は、佐渡島の生椿で、モリアオガエル数十匹の産卵に行き会い、今回は、ミヤマクワガタの産卵に出会え、夢のような年です。
]]>昨年は、ゲンゴロウとの出会いが良くて、北海道当別町、山形県戸沢村、福井県越前市の3カ所で、運良く出会えました。 写真がとれたのは、北海道と山形だが、どうしてみんなが、ゲンゴロウ、ゲンゴロウと騒ぐのか、その秘密は、出会えてはじめてがわかりました。
水生昆虫の中では、まれに見る美しさ、ほれこんでしまいそうな、容姿だったんだと。福井大学の保科先生が、 ゲンゴロウを守ろうといっても、一般の人から見ると、ゴキブリに似ているから、協力が得られにくいとか、聞いていましたので、 やはり出会えて、手に触れて見ないと、わからないものですね。

北海道当別町で見つけたゲンゴロウ。水草のある深い水路で見つけました。
山形県戸沢村の深い自然の溜池で見つけたゲンゴロウ。
ガムシとの明確な違いは、足ひれです。ガムシは、カブトムシやコガネムシと同じ足をしていますが、ゲンゴロウは水かきの足です。
北海道で、水路に帰すさいに、太陽の光を受けて輝きを見せてくれました。
同じくめったにあえないタガメですが、まだ、写真に収まっていません
小型のゲンゴロウや、ミズカマキリ、タイコウチには、よくあえるけれど、大型のゲンゴロウとタガメは、ほんとうにあえません。
大型の生き物が生息できるためには、溜池や水路の土壌、微生物、珪藻類、小型の水生昆虫などが豊富に生息していて、 食物連鎖がしっかりできあがっていないと、だめなわけです。
人間をのぞく全ての生き物は、他の生き物のために存在しあっていて、どれか一つが絶滅するということは、それを支える生き物たちと、 そのいなくなる生き物が支えていた生き物たちが、いなくなってしまうことを意味するんですね。
このように変化したのは、生き物の中で唯一、他の生き物のために存在していない、ヒトの行動によるものです。
田んぼや水路、溜池を見て、どの生き物が、生きてこられたかは、まさに、生態系の豊かさの尺度、自然度を、 あらわしています。
できるところから、もう一度、生き物とともに、ヒトが生きられるように、変えてゆく、そのために、 できることからみんなもやってみませんか。
だからというわけではないのですが、私は、水辺へ行くと、つい、タモアミや釣り竿をいれて、生き物調べを始めてしまいます。 習性というか本能というか。ただ見ているだけだと、ストレスがたまってしまうような遺伝子をもった。種のようです。
でも誤解しないでくださいね。生き物をとって、絶滅させたり、移入種を放して、そこの生き物を絶えさせるような方法での、 生き物調べや、つりはダメですよ。かえって、絶滅させてしまいますので。
生き物調べをして、どうしたらもっと、生き物が増えるのか、みんなもやってみませんか。すっごく、楽しいですよ。さかなつりも、 生き物調べとして行うと、立派な調査だと思います。(遊びすぎの言い訳!)
でも、一人で行うと危険なこともあるし、カメラを水の中に落としてしまうこともあるので、みんなで、行いましょう。
(写真は、ゲンゴロウがいた戸沢村の溜池)
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研修内容
午前中の研修は、全国的な里地里山保全の理念と方向性、各地の事例紹介を里地ネットワークが行い、引き続き、
越前市西部地域の里地里山ビジョンづくりの座長をされたサンショウウオの研究者である長谷川巌先生から、
ビジョンの概要と試行事業の内容を報告しました。
午後は、午前中の講義の中でも、研修参加者から関心が高かったビオトープづくりを、放棄田で実践しました。この研修を通じて、 人間にとっては一見小さいけれども、身近な生き物にとっては希少なビオトープ水田が完成しました。
参加者は、福井県内の重要里地里山30に関わる活動団体や行政担当者、小中学校の先生です。
小中学校の先生は、学校に近い放棄水田をビオトープに変える手法や注意点の把握、学習としての組み立てのポイントを中心に、行政は、
市民や学校との協働の仕方、支援の仕方の模索等に注意を払い、活動団体は、プログラムの回し方や活動地選定の基準などを学びながら、
それぞれことなる立場で参加していました。
この研修は、金曜日は行政向け、土曜日は活動団体向けに、2日間連続で同じ研修が行われましたが、前日つくったビオトープには、
はやくもトノサマガエルやツチガエル、キイトトンボをはじめとする生き物たちが群れていました。
田んぼの中の深みと浅い場所、山際の湧水を活かした深みなど、通年水のあるこのような空間ができると、
この空間と周囲の環境が織りなすことで、豊な生き物の里がつくられてゆきます。
参加した研修メンバーも、つくる最中から訪れるトンボや前日の水路で泳ぐカエルたちに感嘆していました。1時間どろんこになった後は、 研修会場となった中学校にもどり、質疑応答等が行われました。
武生第5中学校では、 平成16年から開始した環境学習「希少種と移入種を記載した地域マップ」「生き物カード」が展示され、 県内30地区への展開方法の一つのアイデアが示されたようです。また、白山小学校では、 生き物を中心としたさまざまな活動が行われています。
午後の2時30分、エコビレッジに、地区の方々が数名集まってきました。福井県庁、越前市役所、アベサンショウウオの先生、 環境学習を地域に広めているスタッフ、10数名が集まり、ほんの3時間弱の時間を使った地元学調査を行いました。福井県越前市坂口地区。 福井県が「人とメダカの元気な人づくり」をテーマに、希少種の保全を行っている地域です。この地区での発見を、報告するのは、 皆さんの地区でも、短時間でもいいので、同じような視点(まなざし)で、地域を見つめ直して欲しいからです。ですから、 散策して驚いたポイントのみここでは報告します。
坂口地区の田んぼには、全部、イノシシよけの電気柵で覆われていました。もうひとつ、 サギ除けのテグスが張られている田んぼも目立ちます。ここは、イノシシとサギがたくさんいる地域のようです。
散策して200m足らず、山の斜面に 山ゴボウが自生していました。それもたくさんあります。この葉っぱは、5月が旬で、 草餅や 草団子に使ったよと、一緒に歩いていたお母さんが教えくれました。思わず団子?それとも餅?と聞き返してしまいました。
ヨモギは、4月下旬から5月初旬で、山ゴボウは、5月中旬から下旬。越前西部では、旬の移り変わりとともに、ヨモギから山ゴボウへ、 と、だんごは、粉からついたもの、 餅は、餅米をついたも、と旬の草団子と草餅をつくっていたそうです。
周囲の山、特に、人工林の手入れは行き届いています。そのためか、
ササユリをはじめとする里山の魅力的な植物がたくさん見つかりました。
屋敷には、西日をさけるためのブドウ棚もありました。 ブドウによる日陰づくりと、栽培には
感動しました。家の前の畑では、キュウリの栽培に、 竹の枝ではなく、雑木の枝が使われていました。
一緒に歩いているお母さんの家の玄関は、「ベンガラ塗り」という赤い顔料が塗られていました。
今 流に言えば、防腐材ですが、こちらは人間への害はないのではないかと思います。 この家の蔵には、味噌、醤油、
漬け物などの樽がたくさんありました。
屋敷の裏では、熊の爪痕と、空けたばかりの鳥の巣穴がありました。
直径7cm大きな鳥の巣です。キツツキの一種でしょうか?。道ばたの、この二つの爪痕、クマと鳥は印象的でした。そのすぐ上空を、
サシバがペアで富んで行きました。すごい、サシバだ。・・・
これは、雪の下です。先週、神奈川県城山町でごちそうになったばかりですが、 こちらのは、2週間後のユキノシタですが、 やや 小さめ、食すには最高のサイズでした。ユキノシタの花も見つけました。
サルナシと桑 の実、エンレイ草もみつけました。ミョウガ、ミツバ、サンショウも野道にありました。随分あるなと驚き。
ミョウガは、普通、土からでてきた芽を食べますが、茎の出たてのこのサイズは、最高です。柔らかくて、アクがなくて、私の大好物です。
そのまま、土を払い、一皮むいていただきました。根から茎の白い部分からやや緑味のあるところまで、食べられます。
味噌をつけると最高です。
水田の畦の脇に、イチジクをみつけま した。畦の畑です。 この2時間の散策で、
見つけた動物は、タモアミをもって、 下ばかり見ていたので、カエルとオタマジャクシが主でしたが、
他にもたくさんみつかりました。 もっとも、 食べるものの方が本当は見つかったかもしれません。
(上空)サシバ、ツバメ、(陸地の足跡)クマの爪痕、イノシシ路、(水辺)ドンコ、
ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、ツチガエル、シュレーゲルアオガエル、オタマジャクシ(中)(小)、オニヤンマ、
ギンヤンマのヤゴ、ミズムシ、ヨコエビ、マルタニシ、カワニナ、サワガニ、カゲロウの幼虫多数、シマヘビでした。
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どうして、サンショウウオに会えるの? と聞かれるかもしれませんが、職業病ではなく、水辺が好きで好きでたまらないからですね。 もともと、川遊びや魚捕りばかりしていた少年ですから、釣りバカとか、他に趣味はないの?といわれてましたので、水辺をのぞき込んで、 手をいれるのは、やや危ないほど大好きです。
そこに、福井県よりアベサンショウウオの保護と地域づくりの依頼が、平成14年度に来たときは、少年の頃の「明日は学校休んで、 小川にゆこう!」という気分でした。仕事中、どうどうと、水辺に入って良いの!。これほどの喜びはありませんよね。
でも、調査中ですから、お静かにといっても、度を超した調査ではないの!?と、事務局員から問われると、何事も真剣さが重要。 中途半端な調査はいけないよ。などというのですが、なにぶん、やりすぎるタイプの性格ですから、理解してもらえたのか、 あきらめられているのか、やや、背後の不安も感じています。
どこへいっても、湧水があると、とりあえず、長靴に履き替えて、かがみ込んで、そっと、落ち葉を1枚、2枚とよせていくと、 ヨコエビがちょろちょろ移動しているのが見えたり、素早くニョロッと、サンショウウオを行き過ぎると、かくれんぼの「・・・、見つけた!」 という感じです。
そっと、落ち葉で四方を囲んで、そのまま、落ち葉の上に移動してもらって、捕まえました。秋田県だから東北サンショウウオかな? 自分で調べるより、アベサンショウウオの先生の長谷川先生に聞いてしまおう、僕は見つけるの専門で行こうなどと、 訳のわからない言い訳をして、いつものように、サンショウウオ発見報告をすると、長谷川先生から早速、返事が返ってきました。
> 長谷川先生 手足の爪の部分が黒いサンショウウオは、何サンショウウオですか。生息環境は、・・・・と詳細に報告。 すると、長谷川先生から、
秋田県二ツ井町のは、ハコネサンショウウオです。(やった!!!。ハコネだ!!これは、私喜び)
福井県は背から尾にかけて黄褐色の帯がありますが、他府県では黄褐色の帯がなく全身が黄色系統のまだらになっている個体も見つかっています。
さらに、まだらが模様が赤みを帯びている個体も生息しています(東北や、関東地方)。 ハコネの特徴は顔が四角で人間顔です。さらに、
流水性のため黒ツメがあり、流されないようになっています。
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はじめて越前市(旧武生市)に降りた時の冬の印象は、日に数度雨が降るといわれ、「かならず傘やカッパをもってきてくださいね」、 と聞いたのが印象的でした。平成14年度は、訪れるたびに雨と雪が混じる荒天でした。写真もなかなかとれず、水辺の環境を把握すること、 水辺に近づくこと自体が大変な時期でした。あっという間に凍える手と雨の中での写真取りは、 カメラが何台あっても壊れるのではないかと思うほどでした。
この気候特性と水持ちの良いきめ細かな土質が、国内希少種1Aのアベサンショウウオの生息環境を支えていました。冬の間の降雪が、 ほどよい湿気を保ち、降雪や風雨が、他の生き物を寄せつけない水辺環境を作り出していました。
U字溝を必要としない程の水を通さないきめ細かな粘土のような土質は、 林から水辺への緩やかな環境変化を作り出していました。山際の水路、2段目の水路、 水田のキャッチ水路というような3段構成の水路も至る所で見かけました。崩壊しないこの3段水路は、 まさにこの地の土質をよく表現しています。
福井県越前市以外では、京都府の丹後半島等に、アベサンショウウオは生息していますが、その個体数はわずかで、今では、 越前市西部地域以外の生息地では、ほぼ絶滅に近い状態です。
写真 は、幼生のアベサンショウウオと卵塊(上)と、真冬、林から水辺へ産卵のために降りてきたアベサンショウウオの親(下)
アベサンショウウオの生息環境は、情緒的に表現すれば、厳しい自然環境と共生した豊かな心をもった人々の暮らしがある場所です。 里山の手入れを行い、水路は土側溝のまま、年に数度維持管理を行っている場所です。山への殺虫剤をまいたり、 農薬が直接かかるような場所では生息できません。日本人がかつて行っていたような自然との関わりを保ててる場所というのは、 希少種側から見ると、本当に全国でもめづらしくなったことがわかります。福井県のアベサンショウウオに関する情報は、こちらです。
http://www.erc.pref.fukui.jp/gbank/tokusei/d0007e.html
写真は、家の周囲の水路の維持を怠らず、里山の整備を行っている暮らしの例です。このような環境を維持するために、 その方策を検討したものが福井県の里地里山保全活用ビジョンです。
福井県越前市西部地域、特に白山地区とよばれる場所は、標高100mの盆地で、周囲を250mほどの里山で囲われています。 日本海側と市街地側との境は、ともに、500m弱の山で閉ざされています。この盆地を、保護するかのようにそびえています。
この地形条件を、水の流れから見ると、周囲を囲む大半の山の標高は150~200m。低地との落差50~100mですので、 林に降った雨は、地表面をゆっくり流れ、地下浸透し、120~110mの山際に湧水のような形で、水は流れ始めます。 その湧水を受けるかのように、人々は、山際の水路、中間水路、水田のキャッチ水路や生活のための洗い場や溜めをつくり、水の流れを、 非常にゆるやかなものにしていました。
日本の里地里山らしさの特徴を、数値的に表現すれば、50~150m程の雑木林に囲まれた谷地田のある環境というのが、 一つのモデル的な環境イメージです。雑木林、湧水、土水路、手掘りの溜池、水田をもつなだらかな環境です。 これが日本の里地里山に生息する水辺の生き物を支えてきた典型的な条件です。この条件が、白山地区には、今も受け継がれ守られていました。
この間、里地ネットワークでは、生物多様性国家戦略の趣旨を受けて、環境省のアドバイスをいただきながら、 ビジョン策定のための調査と併行して、生物多様性の保全をめざした地域づくりを行ってきました。
調査であり、地域づくりである、第一歩は、いつもの地元学です。地元学に始まり、発見したもの、 住民が意識したものを軸に、地域づくりを組み立て、人、もの、地域、そして、ここでは、希少種の保全につなげ、その後、 住民自身による地元学の継続を進めて、立ち去るが里地ネットワーク流になってきました。今、越前市西部地区では、 このステップの中間地点です。
調査の基本は、住民自身が歩くこと調べることです。このステップがないと、また、住民自身の発見がないと、感動もなく、 行動も起こりません。調査の目的は、住民自身の発見とそこから始まる行動です。
こどもたちも生き物調べで参加してもらいました。すると発見したのは、移入種のアメリカザリガニです。即刻、 ザリガニゲットチームを編成し、拡大を防ぐための取り組みを始めました。(ZaTT:Zarigani ATtack Team)。 白山小学校中高学年100人の協力で、バケツ3杯分のザリガニを捕獲しましたが、その後も勢力を拡大しているため、 徹底的な対策が必要になってきています。この移入種対策を怠ると、アベサンショウウオやゲンゴロウ、 ハッチョウトンボ等の貴重な生き物たちの生息環境が数年後にも脅かされそうな気配です。
住民との主な取り組みは食文化や産品、暮らしです。どのような作物を栽培しているのか、山の幸はどのようなものを料理や薬、 祭りに活用しているか、それらの取り組みと、希少種の保全のつながりや、地域の活性化と結びつく要素はないのかの検討を、 事務局では勝手に密かに行ないます。
このような経過をとって県のビジョンが完成しました。ビジョンの住民向けのイメージは、イラストで仕上げました。 (A4カラー16ページ)
コンセプトは、「希少な野生動植物に出会える里」「そっと見つめる、みんなで守る、力を合わせて復元する、こどもたちと生き物の未来」 です。越前市西部地域に残された水滴の中の楽園のような、この生き物の里が守られるようにというのが里地ネットワークの願いです。
今、住民や地域活動団体と市、県、国等の協働事業の枠組みの検討や、保全に向けた取り組みが始まっています。その一つが、地区毎に、 希少野生生物の監視員を育成し、生物多様性保全のリーダーとなり、地域やこどもたちを引っ張ってい事業(県)です。
一般の方向けには、8月に、この地域を体験してもらうためのキャンプも計画されています。ご関心のある方は、 里地ネットワーク事務局までご連絡ください。白山地域振興会が主催していますので、中継ぎを行います。
この紹介用のパンフレットが完成しました。里地ネットワークの会員のもとへは、8月初旬お届けしますので少々お待ちください。
以下がページのイメージです。
ここからダウンロードすることができます。
アドビ・アクロバット形式 takehu_all3.pdf - 8.8 MB (右クリックでダウンロード。 重たいので注意してください)





