« 和船「乙鞆丸(おっともまる)」の舟おろし | TOP | 宮城県唐桑 船大工 岩淵棟梁の ろこぎ舟 進水式 »
川を巡る最近の話題(4月1日号)
東京では桜が満開直前といった様子です。我が家の近くの公園でも桜祭りを催し
ます。今週末は各地で花見が催されると思います。川の中でもアユの遡上が始まっ
たり、春めいてきているのではないでしょうか。
先日は水フォーラムの開会をお知らせしました。開会式に引き続いて日本の皇太
子殿下がご挨拶しています。内容は、水フォーラム事務局のホームページでは
* 3年前に日本において開催された第3回世界水フォーラムに名誉総裁として参加
し、世界の水問題の認識を深めた。
* 第3回世界水フォーラム後の取り組みとして、国連「水と衛生に関する諮問委員
会」の設立や、「国際『生命のための水』10年」の発足などの世界的な取り組みが
進んでいる。
* なかでもアジア太平洋地域では、「アジア太平洋水フォーラム」構想が動き出す
など、その活動に一層の期待をもっている。
* ミレニアム開発目標にも挙げられている「水供給と衛生」問題の解決に関して
は、いまだ顕著な改善はなされていない。
* 第4回世界水フォーラムでは、「ローカルアクション」がキーワードとされてお
り、これと合わせて地域的課題の改善を願っている。
と報告されています。
また、翌日のセッションでは、「江戸と水運」というテーマで基調講演を行いまし
た。
皇太子殿下は、留学されたイギリスのオックスフォード大学で18世紀のテムズ
川の水運について研究されましたが、講演の中でもイギリスのテムズ川の話を例に
挙げ、留学時代にとられたテムズ川をクルージングした際のご自身の写真も紹介さ
れながら、イギリスの河川と閘(こう)門についてお話されました。
また、日本の江戸郊外の耕地の開発、そして特に、埼玉県の見沼代用水路や見沼
通船堀を事例に、江戸とを結ぶ水運の発達や江戸をうるおした上水道の話など、人
と水との多様なつながりについて講演されました。
特に、見沼通船堀の行啓には当課もかかわりがありましたので、事前に見ていた
だけて本当によかったと思いました。
最後には、水問題の解決には、通船堀のような歴史的施設を保存し、活かすこと
によって、それぞれの地域に最もふさわしい水問題の解決策を見つけることにつな
がるのではないでしょうかと、お話を結ばれました。
4月1日号の内容
====================================
○アユの遡上ホームページが始まりました
アユの遡上が始まりました。どの川でアユの遡上が始まったのかホームページで
公開しています。身近な川でいつごろ遡上が始まるのかメドがつきます。
http://www.mlit.go.jp/river/ayu/index.html
○地域の水環境の改善を目指した「まちの清流」の再生にむけて環境用水に係る水利
使用許可の取扱い基準が策定されました。
環境用水に係る水利使用許可の取り扱い基準を新たに策定することによりまちの
清流の再生をはじめとする地域の水環境の改善をサポートします。
http://www.mlit.go.jp/river/rireki/index.html
○4月からインターネット市町村向け「川の防災情報」の配信開始
、市町村等における防災体制強化の支援を目的として、平成18年4月より、市町村
等の防災機関向けにインターネットを通じた河川に関する防災情報の提供を開始し
ます。
提供する情報
・レーダ雨量(現況、累加、履歴、予測)
・テレメータ(雨量、水位・流量、積雪深、水質、ダム諸量、気象等)
・河川予警報(水防警報、洪水予報、ダム放流通知)
・気象情報(気象注意報・警報、天気図、台風情報、地震・津波情報)
尚、一般向けには「川の防災情報」 http://www.river.go.jp/
で情報提供をして
います。
○平成16年度「河川水辺の国勢調査」結果の概要について
河川水辺の国勢調査の結果が発表されています。多くの外来種を河川とダムで確
認しています。その生息域が拡大していることが示唆されます。
絶滅危惧種等の確認状況、特定外来説物の確認状況等がわかります。
http://www.mlit.go.jp/river/rireki/index.html
2006年04月01日 | 川の再生
