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和船づくりの起工式
自然再生の関係者の皆様
佐藤年緒です。松の内が過ぎ、どんと焼きも終わりました。遅れましたが、今年もよろしくお願いします。
先週末の土日に、海辺つくり研究会の呼びかけに答えて
宮城県気仙沼に隣接する唐桑町の船大工さん、岩渕文雄さんを訪ね、
研究会が注文した和舟の起工式を見学してきました。
よく管理された林で育った80年ものの杉を使った舟。
この舟を横浜の海に浮かべて櫓の漕ぎ方を、
古老から子供たちに継承しようとの願いがあるとのことです。
海と山とをつなぐ取り組みのスタートで、引き続き見守っていきたいと思っています。
民宿で海の幸をふんだん味わいましたが、三陸沿岸の海底は、磯焼けと言って
海草がなくなり、岩場が露出している状況が深刻化しており、食の先行き不安が増す思いでした。
和舟の件では既に木村尚さんからの報告もあったかも知れませんが、
今年も引き続き、自然再生への道を歩んで行きたいと思い、メッセージしたしました。
なお、別件ですが、なかなか雰囲気のある工場(造船所)で棟梁からは、いいお話をたくさん聞くことができました。 起工式や船を造るときのしきたり、お舟霊(ふなだま)さまの話、棟梁の人生哲学、木の種類や木との対話の話、漁師から学んだ話など、 その道の達人の話は本当に面白いです。勉強になりました。それにしても、本当に和船づくり、 艪づくりに使える木が少なくなってしまったようです。
終了後は、起工式を行った舟の底板をテーブルにして懇親会を行いました。
それにしても、豊かな海です。太平洋の大きなうねりの中、豊かな漁場で使う船の形というのが、理解できたような気がしました。
本当に感動しました。船は3月の初旬には完成する予定ですが、3月の 春休みに合わせて、横浜へ運搬し、海の公園で進水式を行います。
2006年01月19日 | 海の再生








