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全国水環境交流会/ 西日本科学技術研究所 福永秦久【2005/09/03】
●自然再生の思想や知恵
1.「自然」、「半自然(二次的自然)」について議論し、参加者が同一の定義や考えを共有する。
2.自然再生の考え方としては
①生態系および物質循環を正常化する。
川の場合は「流域」単位で考える。
②異なる生態系が接する境界領域および生態ピラミッドの底辺に着目する。
③自然自らが発展できる領域をできるだけ広げ、その成長を助ける。
④秩序はより少なく、多様さはより多く。
⑤景観の整備:日本らしい美しい景観とは何か、またその整備手法は・・・。
3.地域文化の保全・再生
①人間活動があって初めて保全される自然がある。
②自然科学および社会科学の共同作業として位置づける。
●技術や手法
1.技術:近自然工法
具体的な工法としては
①近自然河川工法
②近自然登山道工法
③近自然敷地造成工法
④近自然森林施業法(林分施業法)
2.材料
原則として「現場の材料」を用いる→自然素材を優先し、人工材料は持ち込まない。
→材料はできるだけ近い場所から調達する。
3.維持管理
維持管理は必要である。→地元で維持管理する(可能である)。
→技術が伝承される(伝統技術の継承)。
4.その他
技術者の個性を重視する。→基準書、標準書、マニュアルを作らない。
→技術者を養成する(近自然学校)。
生態技術者が参加する。 →異分野の技術者の共同作業で進める。
水の動きに着目する。 →水を自然に近い状態に分散させる(集中させない)。
生態学的にネットワークする。→基本となる植物群を連続させる。
自然のダイナミズムを妨げない。→自然の攪乱を許容する。
自然再生の思想や知恵、技術や手法シート
詳細は、PDFファイルでご覧いただけます。
2005年09月07日 | 川の再生

