2001/09/29 (土) 8:31p.m. はいッ、証拠!

はいッ、証拠!


2001年9月29日(土) 晴れ

ビンドウで捕れた姿を子ども達に見せたかったです。残念ッ!


2001/09/29 (土) 8:30p.m. ビンドウで捕れました、フナ6匹

ビンドウで捕れました、フナ6匹


2001年9月29日(土) 晴れ

3時間後、ビンドウを引き上げる途中から中で魚がバシャ、バシャやっているのが確認できました。バンザーイッ!

2001/09/29 (土) 8:29p.m. いる、いるッ でっけぇ! あッ!ナマズ

いる、いるッ でっけぇ! あッ!ナマズ


2001年9月29日(土) 晴れ

両岸をコンクリートで固められた川を覗くと、大小さまざまな魚が見えました。
早速「びんどう」を仕掛けました。20分後にそのビンドウをあげましたが、残念ながら魚は入っていませんでした。ちと、悔しいので、餌をつめて再び川に沈めました。子ども達はここで解散。

2001/09/29 (土) 8:28p.m. 潟上のビオトープも訪問

潟上のビオトープも訪問


2001年9月29日(土) 晴れ

僕は潟上地区の子ども達と一緒に歩きました。子ども達は通学路にも、生き物がたくさんいる所を教えてくれたりもしましたが、またコンクリートで固められていない水路に初めて気づいたりもしました。潟上で僕らが進めているビオトープも訪ね、ここでは高野さんに案内をしてもらいました。子ども達は、ドジョウやタニシ、ヤゴなどを見つけ、生き物にとって、水辺の環境の大切さを感じとったようでした。

2001/09/29 (土) 8:27p.m. 行谷小学校・水辺の生き物しらべ1

行谷小学校・水辺の生き物しらべ1


2001年9月29日(土) 晴れ

新穂村の行谷小学校では、7月から地区子ども会で「水辺の生き物しらべ」に取り組んでくれています。この動きを汲む形で、2学期から3月まで月1回のペースで「総合的な学習」の取り組みとして、「水辺の生き物しらべ」を全校で行なうことになり、そのお手伝いを佐渡トキ保護センターと里地ネットワークで行なうことになりました。今日はこどもたちは「ノーカバンデー」ということで、3時限目から下校がてら、自分の住んでいる地区の水辺の生き物しらべを行ないました。青木、正明寺、潟上、長畝内牧の4つの集落、それと田野沢の地区の子ども達は、トキの最後の餌場であった生椿へ。

2001/09/29 (土) 0:19a.m. おいしーヨ 椎の実

おいしーヨ 椎の実


2001年9月28日(金) 曇のち晴れ

子ども達は美味しいモノをよく知っているようで、駐車場に椎の実が落ちているのをみつけると夢中に広い、椎の実はその場でむいて、パクリッ!ズボンのポケットに目一杯詰め込んでいる子どももいました。


2001/09/29 (土) 0:17a.m. 両尾小学校・地元学3

両尾小学校・地元学3


2001年9月28日(金) 曇のち晴れ

今日の地元学は、椎泊、両尾、入桑、野城の4つの集落について、子ども達は自分が住んでいる集落を歩きました。里地ネットワーク事務局3名のほか、両津市の俵さんが参加をしてくれました。僕は両尾の子ども達11名と巡りました。

2001/09/29 (土) 0:15a.m. 学校たよりで紹介・地元学

学校たよりで紹介・地元学


2001年9月28日(金) 曇のち晴れ

午後は、東京から来た里地ネットワーク事務局の竹田さんと小関を両津港で拾って、両尾小学校へ。総合的な学習での「地元学」の3回目です。昨日、テルテル坊主のご利益があって、とーてもよい天気になりました。今日刷り上った両尾小学校の「学校たより」には、「地元学」での取り組みが紹介されいます。100周年への取り組みへ向けて、保護者の協力がさらに進むとよいですね。

2001/09/29 (土) 0:14a.m. 撮影に夢中!

撮影に夢中!


2001年9月28日(金) 曇のち晴れ

天気が回復したので生椿の高野さんの田んぼでも稲刈りをやっているだろうと覗きに行くと、コンバインが故障したということで、今日はお手上げとのこと。NHKの「おこめ」チームの3名は、昼食も食べずに、僕らが復田作業を進めている田んぼで生き物の撮影に夢中になっていました。

2001/09/28 (金) 1:09a.m. あーした、天気に、なぁーれッ!

あーした、天気に、なぁーれッ!


2001年9月27日(木) 晴れのち曇 そして雨

夜になって雨が降り出してきました。明日は金曜日。そう、両尾小学校での「地元学」の日。これまで3回は雨。あわてて、テルテル坊主を作って、ぶら下げました。昼間、校長先生からは「明日も雨ですか?あなたは、テルテル坊主の雰囲気がありますから、ぶら下がったら如何ですか?」と。
お願いッ!明日は晴れてッ!!

2001/09/28 (金) 1:00a.m. 竹取り

竹取り


2001年9月27日(木) 晴れのち曇

月布施の棚田へ上がる途中、竹林の竹を刈っている数人の方々。畑野町の竹屋さんだそうです。月布施をはじめ、前浜地区は、昭和30年代頃まで竹の産地として栄えたそうです。当時は、刈られた竹は上越のハザ木として利用されたそうで、月布施まで船が着いて竹を積み込んでいったとのこと。ある家では、「竹のおかげで、息子3人を大学にやることができた」とも。



2001/09/28 (金) 0:58a.m. 岩首集落の棚田

岩首集落の棚田


2001年9月27日(木) 晴れのち曇

NHK教育の「おこめ」チームが棚田の広がりが撮影したいということで、岩首の棚田を案内しました。前浜地区の各集落では圃場整備を行なった時に、長方形にしたところがほとんどだったそうですが、岩首では1枚の圃場は大きくしましたが、形は地形の特性に合わせて行なったので色々な形になっています。畦には「畦まめ」ということで小豆が植えられている田んぼもありました。



2001/09/28 (金) 0:56a.m. 注目の不耕起栽培稲刈り

注目の不耕起栽培稲刈り


2001年9月27日(木) 晴れのち曇

東京新橋にある「メダカのがっこう」が佐渡島で展開している、不耕起栽培の稲刈りが新穂村と両津市の農家の方々により、それぞれ行なわれました。僕は両津市の農家の田んぼを覗きに行きましたが、新潟日報社、NHK、両津市役所など取材、視察の方々が大勢おりました。



2001/09/26 (水) 11:37p.m. 大物ッ!おもしぇーなぁ

大物ッ!おもしぇーなぁ


2001年9月26日(水) 曇のち晴れ

「おい、ちょっとこいッ!」と夕方、助三郎ばあちゃんに事務所の外に呼び出されました。ニコニコしながらビニールの買い物袋から大きなクロバチメ2匹を出して、自慢気にポーズ。かなりの大物クロバチメで、刺身にしたら結構な量がとれます。でも、このばあちゃん、釣ってさばくところまではやるのですが、「臭くてイヤだ」と言って自分で釣った魚をまったく食べないのです。釣られた魚は、家族の人がそれを味わっています。



2001/09/26 (水) 11:34p.m. みそ屋の味噌ラーメン

みそ屋の味噌ラーメン


2001年9月26日(水) 曇のち晴れ

今日、赤玉集落の床屋に出掛けた後、赤玉郵便局にトキ・シンポジウムのポスター掲示とチラシ置きをお願いにいきました。ちょうど、赤玉郵便局だけで扱うことになった、ふるさと小包「みそ屋の味噌ラーメン」のチラシが納入された直後でした。局員の高野さんが羽茂町在住で、町内にある味噌メーカーと掛け合って商品化したそうです。佐渡の味噌はとーても評判がよくて、その味噌の中でも無添加・長期熟成の高級赤味噌使用、というのがミソなのだそうです。早速、僕は注文させていただきました。到着次第、味わってから商品のご報告をしたいと思いますが、みなさんも、試しに注文をして、自分の舌で味わってみては如何でしょうか?赤玉郵便局 0259−28−2001(担当:高野)



2001/09/26 (水) 0:48a.m. おけさ柿商品

おけさ柿商品


2001年9月25日(火) 晴れのち曇

佐渡南ロータリークラブの例会は、真野町の佐渡ニューホテルで行なわれました。例会終了後はすぐ近くにある博物館を巡りました。
博物館で、土産物を物色しました。お菓子の類は、佐渡のメーカーが作ったものはほとんどなく、唯一、柿は「おけさ柿」を謳い文句に、柿の産地の羽茂町のメーカーが色々と作っていました。僕のおすすめは今日の所は、柿のシャーベット。熟したおけさ柿をそのまま凍らしたものは、あちこちの売店、個人の家でもありますが、冷凍庫から出したばかりだとコチコチで食べるのが大変なのですが、この柿シャーベットはプラスチックのスプーンでも余裕でかきとれます。シャーベットの感覚が口の中で、とろけ、柿の甘味が口の中に広がっていきます。うまいッ! 
ちなみに、他には、「とうがらし柿酢」「おけさ柿のワイン漬」「おけさ柿のしそ巻「柿ゼリー」「柿の舞(干し柿の中に和菓子餡)」などです。味見はこれからですので、今すぐヨソモンセンターに来ていただけると、一緒に楽しむことができます。




2001/09/26 (水) 0:44a.m. 佐渡南ロータリークラブ卓話

佐渡南ロータリークラブ卓話


2001年9月25日(火) 晴れのち曇

今日は佐渡南ロータリークラブの例会で、「共生と循環の地域社会づくり」という演題で20分ほど話をしてきました。先日の日経新聞の記事をご覧になり、例会担当の方が訪ねてきてくださり、今年のテーマが「人類がわたしたちの仕事」だそうです。「取り組みをされていることを」ということで、多少はトキのことを意識されていたのかもしれませんが、環境省、新潟県、JA佐渡などの取り組みの整理と、環境行政における循環型の地域社会づくりの話をしてきました。
佐渡南ロータリークラブの会員数は40社ほど。今日の例会に参加されたのは20数社。
右が会長の若林氏(佐渡自動車学校(株))、左が佐藤氏((有)佐渡イエロー急便)。佐渡には、もう1つ佐渡ロータリークラブがあるそうです。



2001/09/25 (火) 1:18a.m. 餌場もビオトープ

餌場もビオトープ


2001年9月24日(月) 晴れ

トキが野生にいた時に餌場としていた田んぼ。今も、高野さんが手入れをしながらそのままにしてあります。ここの田んぼもすごい! 水草も適当に生えていて、少々離れた高い所からでも、メダカの集団が泳いでいるのがはっきりと確認できます。タニシやその他の生き物もたーくさんいます。春には、田んぼ横の木にはモリアオガエルの白い泡の塊がいくつもあったり、多くの生き物が確認できました。この頃、新穂小学校4年生が「総合的な学習」で生椿を訪ねていましたが、子ども達の嬉々とした姿を見て、教育の素材として素敵な所だと思いました。秋から冬の生き物がどうなのか、というのも気になるところですね。



2001/09/25 (火) 1:16a.m. シバグリ

シバグリ


2001年9月24日(月) 晴れ

棚田だった所を転作してクリの木を植えている所が何ヶ所かあります。
既にクリの美味しい季節は始まっており、今日のお昼も生椿のクリを使った「おこわ」をご馳走になりました。竹の竿でクリの木を叩くと、食べごろのイガに包まれたクリが落ちてきます。高野さんはそれをナタの刃先を入れて、トゲトゲのイガの中からクリを取り出していきます。僕らも真似てやってみますが、なかなか取り出せないで、じれったくなって素手でイガからはずそうとしましたが、イテッ、イテテッ、と。出てくるのはクリではなく、僕らの悲鳴だけです。
取り出したクリをその場でむいて、歯を使って渋皮もむき、パクリッ、とやるとこれが甘味があって美味いのです。「茹でてもないのに、甘味があって美味いだろ。少し日に当てると、もっと甘くなるっちゃ」と高野さん。



2001/09/25 (火) 1:15a.m. NHKの窪田さん

NHKの窪田さん


2001年9月24日(月) 晴れ

今日は、NHK教育で小学校高学年の「総合的な学習の時間」で「おこめ」の番組を作っているディレクターの窪田さんが、棚田、水辺の生き物に興味があるということで小佐渡東部を一緒に1周巡ってきました。生椿では、永遠のやんちゃ坊主の高野さんに、ムカゴ、マタタビ、アケビ、クルミ、ミョウガ、クリなどを採ってもらい、生椿の恵を楽しませていただきました。これから秋の深まるにつれて、まだまだ楽しみが、いーっぱい!あるそうです。写真は、アケビを食べているところ。

ちなみに、NHK教育「おこめ」の放映は、平日の午前10時前後(日によって放映時間が多少異なるようです)に15分。ホームページもあり、とーても興味深い作りになっていますので、おすすめです!
■NHK・お米ホームページ
http://www.nhk.or.jp/okome/




2001/09/25 (火) 1:12a.m. トンボが飛び交う

トンボが飛び交う


2001年9月24日(月) 晴れ

ここ数日、トンボの数が急に増えたように感じます。
畦に立って田んぼを見ていると、フワーッん、フワーッんとやって来て、竹の棒の先に、チョンッ、と。時には、人が被っている帽子の上や肩などにも止ってくれ人なつっこいです。生椿の復田を進めている田んぼでも、いーぱいッ!のトンボ。田んぼの中には既にヤゴがいたり、トンボが2匹連結して水面を行き来している姿も多く見かけられます。秋ですねぇ。

2001/09/25 (火) 1:11a.m. 排水路に生き物がいっぱい

排水路に生き物がいっぱい


2001年9月24日(月) 晴れ

新穂村田野沢の山本さんの田んぼ。不耕起栽培を行なっているこの田んぼは、排水が悪いので、田んぼの一部に排水路を作ったら、そこには水が長く滞留するようになり、ドジョウやタニシなどがたくさんいます。雑木林に接した田んぼということもあるのでしょう。ぬかるんだ所には、ムジナ(たぬき)や鳥の足跡もたくさんついています。

2001/09/25 (火) 1:05a.m. 不耕起栽培

不耕起栽培


2001年9月24日(月) 晴れ

新穂村長畝の川上さんの田んぼ。今年から稲の不耕起栽培に取り組んでいます。作柄はこれまで行なってきた栽培方法に比べ、米粒も大きく、茎も太くなっているようです。数年続けるとサヤミドロなどの藻も増え、さらに良い結果になるそうです。
新穂村では、今年度から稲の不耕起栽培などに村でも支援する形を取り始めています。数日前のNHK新潟のニュースでは、不耕起栽培や減農薬の取り組みに対して、村から1反当たり2万円程の補助金が支給される、と報道していました。



2001/09/23 (日) 11:52p.m. 生椿・稲刈り間近!

生椿・稲刈り間近!


2001年9月23日(日) 快晴

生椿の稲も刈り取りの時期を迎えつつあり、たわわに実った稲が黄金色に染まっています。生椿に田んぼを持っている両津の人は、今日コンバインで稲刈りを行なっていました。高野さんの田んぼは、28日頃の予定だそうです。

夕方暗くなりかけた頃、、なまった体をほぐそうと、ジョギングというか散歩に出掛けました。月布施から野浦までの海岸沿いを静かに打ち寄せる波音を聞きながら、ゼイゼイあえぎながらのジョギングでした。僕があえいでいる中、野浦の中学生は颯爽と追い越していきます。

今日稲刈りをした家も多いらしく、夕闇直後の集落のあちこちから、籾摺りをする機械の音が響いていました。




2001/09/23 (日) 11:47p.m. ミョウガを楽しむ

ミョウガを楽しむ


2001年9月23日(日) 快晴

生椿では、高野さん一家が作業をされていました。
帰り際に、旧高野家周辺に植えた、ミョウガをお土産にたくさんくれました。早速、夕飯のラーメンの中にそのまま入れ、香りとももにとーても美味しくいただきました。みそ汁の中いれてもOK、天ぷらも、いけます! 明日は、これらでミョウガを楽しみたいと思います。



2001/09/23 (日) 11:36p.m. NHK新潟で放映

NHK新潟で放映


2001年9月23日(日) 快晴

今朝のNHK新潟のニュースで生椿の報道がありました。
里地ネットワークが取り組みを進めている田んぼの復田には、水草が生
え、生き物がたくさん戻ってきた、棚田で米を作っている高野さんの田んぼでは都市と交流している団体がまもなく稲刈りにやってくる、民間の取り組みが着実に形になりつつあります、という内容。水草や生き物がたくさんの映像、高野さんのインタビューが放映。気になったので、生椿へ行って来ました。
尚、稲刈りの話は里地ネットワークとは、別の婦人グループが取り組みをしているものです。



2001/09/23 (日) 0:48a.m. 




2001年9月22日(土) 雨のち晴れ

夕方、月布施にあるJAのお店に行くと、明日から連休ということで生鮮品のうち魚などは半額になっていました。「なかじまさん、これどう?」とお姉さんに進められると、どれも美味しそうです。サバの切り身3枚入り1パック、はたはた干し8匹入り1パックを購入。前に買ったサンマがまだ残っていたりして……。これに加えて、舟で釣りに連れて行ってもらったりで、イナダの刺身、アジのたたき、カマス塩焼きなどと、魚の味を楽しんでいます。



2001/09/22 (土) 0:53a.m. 教育相談室の掲示

教育相談室の掲示


2001年9月21日(金) 雨

前浜中学校の教育相談室の掲示板に、水俣の吉本さんたちが作成した地元学をやった結果を図にした印刷物(なんと呼んだらいいのでしょうかね?)が掲示されていました。なんか、うれしくなっちゃったので、思わず写真を撮っちゃいました。地域の生活を描いたもので、生活暦カレンダー、水のゆくえ…等など、見ていてとーても興味を引くつくりになっています。両尾小学校の校長先生もこの図をみた瞬間、目を輝かせて「もっと詳しく説明してください………、地元学を授業で取り組みたい」となった経緯もあります。
佐渡でも、いくつかの集落、学校で取り組みが進んでいるので、○×版が次々に出来ることでしょう! 


2001/09/22 (土) 0:51a.m. 両尾小学校・地元学2

両尾小学校・地元学2


2001年9月21日(金) 雨

午後は両尾小学校の「総合的な学習」の授業に参加してきました。先週より始まった「地元学」の2回目で、爺ちゃん、婆ちゃんなどの案内で地域を歩く予定でしたが、生憎の雨。先週よりも激しい降り方だったので、予定を変更して教室での作業。各集落ごとに分かれ、先週撮影したデジカメの写真をプリントアウトして、地域資源カードにメモしたことを記入していきました。写真を見て自分が知っていることを全員に回して記入していきます。知っていることだけではなく、「なぜ、×××なんだろう?」という疑問も書きくわられ、それに先生や僕がコメントを入れていきました。子ども達にとっては、爺ちゃん、婆ちゃんなどに質問する内容が整理されたようです。

それにしても、両尾小学校での「地元学」は、先生方のものを含め3連ちゃんで雨です。
「雨男がいるようですねッ!」と校長先生。「ごめんなさいッ!」と謝る自分が恨めしいです。

2001/09/22 (土) 0:50a.m. 前浜中学校・水辺の生き物しらべのまとめ

前浜中学校・水辺の生き物しらべのまとめ


2001年9月21日(金) 雨

今日は前浜中学校の3年生の理科の授業に参加してきました。
前浜中学校では、理科の共同研究の夏休みの課題として、我々が呼びかけている「水辺の生き物しらべ」を全校28名で取り組みをしてくれました。各集落ごとにグループを編成して、中学校区のうち生徒がいる6地区の調査を進めてくれました。まずは各グループでどのように調査を進め、どのような生き物がみれたかを情報共有した後、月布施のグループがまとめたものを発表してもらいました。前浜中学校では、トキの野生復帰へ向けて、そのエサとなる水辺の生き物の状況をとらえることを授業の中で位置付けています。この夏の成果は、両津市の理科研究発表会で報告されるほか、10月19日に開催されるトキ・シンポジウムにおいても、中学校区の小学生が行なったデータを含めて報告していただくことになっています。

2001/09/20 (木) 11:02p.m. トキ・シンポのポスター掲示

トキ・シンポのポスター掲示


2001年9月20日(木) はれ後くもり

10月19、20日に開催される第2回目のトキ・シンポのポスターが届きました。両津市役所水津出張所、月布施と水津の郵便局には掲示をお願いしましたら、一番目立つ所に掲示してくれました。JA水津支所は本所から既にポスターが届いており掲示されていました。
「指名手配」のポスターをパロッてパネラーの写真にするというのは、どうでしょうかね。
とりあえず、初日の内容だけここでご案内いたします。
【第1日】10月19日(金) 佐渡島開発総合センター
12:00 開場  ビデオ放映(コウノトリ、タンチョウ)
12:30〜12:45 開会・挨拶
12:45〜12:50 トキの絵画コンクール表彰式
12:50〜13:50 トキと共に生きる社会をつくる(基調講演)
 〜 霞ヶ浦アサザプロジェクト
 NPO法人アサザ基金 代表理事 飯島博さん
13:50〜14:20 中国におけるトキ保護の取組について
    中国陝西省野生動物保護協会事務局長  曹永漢さん
14:20〜14:30 休憩・移動

この後分科会になるのですが、県庁の佐藤さん作成のものが、この日記1データの要領を超えそうなので、分科会については別途書き込みます。
14:30〜16:15 分科会(1時間45分)




2001/09/20 (木) 10:59p.m. 籾殻は利用されます

籾殻は利用されます


2001年9月20日(木) はれ後くもり

野浦の次郎右門さんの乾燥施設小屋。袋に入っているのは籾殻。これらはJAが購入し、構造改善事業が行なわれた所で、土壌改良材として利用されるとか。

2001/09/20 (木) 10:57p.m. 籾摺り

籾摺り


2001年9月20日(木) はれ後くもり

野浦の次郎右門(屋号)さんでは、米の機械乾燥と籾摺りを野浦の集落から委託を受けても行なっています。写真は籾摺りをしているところ。玄米が収まっていき、機械左側の袋の中には、砕けてしまってはじかれた屑米が収まっていきます。この屑米は煎餅の原料として利用されるそうです。ちなみに、籾の3袋で玄米30kgが2袋勘定。
ある資料によると、お米の量には、モミ、玄米、精米(白米)があり、生産量はモミで、貿易量は精米で表現するのが世界の習慣だそうです。おおよそ、モミ=100とすると、玄米80、精米70というのが標準とのこと。




2001/09/20 (木) 10:56p.m. 権七ばあちゃんのゴマ干し

権七ばあちゃんのゴマ干し


2001年9月20日(木) はれ後くもり

隣の権七ばあちゃんは86才。毎日朝早くから山や畑へ出掛けていく元気な婆ちゃんです。今朝は畑でゴマを収穫してきて、ブルーシートを広げてゴマを干す作業をしています。
茎からゴマのさやを1つ1つ丁寧にはずしてから、広げて干していきます。それを見ていた他のばあちゃんも僕も「そのまま干して、後で叩けばいいんじゃないの」というと、
「これがいいのッ! からだにいいのッ!!」と。ばあちゃんの元気さをみせつけられているだけに説得力があります。

2001/09/19 (水) 9:19p.m. 脱穀機・その3

脱穀機・その3


2001年9月19日(水) くもり後はれ

移動できる脱穀機。田んぼへ持ち込み、バインダーなどで刈って束ねたものを脱穀・袋詰めしていきます。写真右手から束ねた稲を台に載せると脱穀して、籾は機械後ろ側で袋詰され、藁は左側からポイッ。これを移動しながら束ねられた稲を広いなが進んでいきます。そして、後で機械乾燥です。
乗用タイプになると稲を刈りながら脱穀していくのもあります。

2001/09/19 (水) 9:18p.m. イゴのガニとり

イゴのガニとり


2001年9月19日(水) くもり後はれ

夏に採った海藻の「イゴ」を干したものには、潮の塊や他の海藻などがくっついています。それを棒などでたたき落としいきます。これを「ガニとり」と呼んでいます。量が多い場合は機械でたたくそうです。「ガニとり」をした後は何回も水洗いをして、そして水で煮ていくと「イゴねり」。「テングサを加えて煮るよりも、イゴばかりでやるのがいいですっちゃ」と半四郎(屋号)ばあちゃん。トコロテンほどツルツルしていませんが、混ぜこねた時のぐちゃぐちゃがそのままかたまった感じで、僕はトコロテンより好きです。

2001/09/19 (水) 0:53a.m. 脱穀機・その2

脱穀機・その2


2001年9月18日(火) 晴れのち曇

夕方、出掛けて戻ってくると小屋の中から機械音。中を覗くと金重郎(屋号:これを記述するのに屋号・世帯名の対応表を見るまで、「キンジロウ」だと思っていました)かあさんが、脱穀をしていました。「息子(僕にソックリという評判)がいなくても、これならば私にもできるからねぇ。ハーベスターはエンジンかけたりと面倒でねぇ」と。束ねた稲藁の根元を持って、写真左側から右側へ動かしていくと脱穀されます。写真左上にパイプの中を通って、籾がついてまま袋(写真上では、切れています)に収まっていきます。

2001/09/19 (水) 0:52a.m. 脱穀機・その1

脱穀機・その1


2001年9月18日(火) 晴れのち曇

出掛けようと外に出たら、左ェ門五郎(屋号:でも、集落の方々は「セイゴロウ」と呼んでいます。苗字、屋号、屋号の略称と1軒で3つ名称があるから覚えるのに一苦労です)さんが、なにやら古めかしい機械を動かして脱穀していました。ここらでは、どこの家でも、少なからず「もち米」をつくっています。「(いつあるかわからない)葬式には、赤飯と大福を作るから、その時のためにもち米は必要」と。「コンバインでやったらコシヒカリと混ざっちまって、(コシヒカリの)等級が1つ落ちてしもうた」ということで、とても久しぶりに昭和40年代までの脱穀の主力機械を持ち出して脱穀を行なっていました。燃料はガソリン。機械の中を覗くと、足踏みの脱穀機がそのまま入っているようで、ドラムの上にゲートボールのゲートのような突起がたくさん飛び出しています。

2001/09/19 (水) 0:51a.m. タコ、とれたよー

タコ、とれたよー


2001年9月18日(火) 晴れのち曇

「中島さん、おるかぁー」と助三郎(屋号)ばあちゃん。テトラポットから垂らしたタコ・カゴにタコが入ったので帰りがけに事務所に立ち寄って見せにきてくれました。「お前も、やれっちゃ、おもしれーぞぉ」と。

2001/09/19 (水) 0:50a.m. 芽が出るかと心配!

芽が出るかと心配!


2001年9月18日(火) 晴れのち曇

「雨つづきで、ハゼカケしたものから芽がでちゃうかと、心配だったっちゃ」と半四郎(屋号)ばあちゃん。県道沿にブルーシートを敷いて脱穀したものを広げています。


2001/09/19 (水) 0:49a.m. タコ捕り

タコ捕り


2001年9月18日(火) 晴れのち曇

「タコ・カゴを上げるのを、見にきませんか?」と四郎左ェ門(屋号)ばあちゃん。
ここのところ天候が悪かったので久々にあげるとのこと。80才を越えるじいちゃんが元気よくカゴをあげていきます。が、今日は2つのカゴとも釣果なし。それにしても、タコ捕りを楽しんでいる姿は、いいなぁ。

2001/09/19 (水) 0:48a.m. 出川くんの置き土産

出川くんの置き土産


2001年9月18日(火) 晴れのち曇

今朝は快晴で迎えました。早朝からじいちゃん、ばあちゃんたちの活動も活発です。

出川くんがタコ・カゴ(注:集落の人がこのように呼ぶので僕もこのように呼称を変えることにしました。ただ、ディスカウントショップなどではカニ・カゴと表記されていました)を上げてみると、カタベ(シマダイの小さいやつ)3匹、クロバチメが4匹の大漁!朝食はクロバチメの刺身、昼食は塩焼き、夕食はフライにして食べました。
皆がいる時にかかればいいのに、と思っていますが、出川くん、ゴチソウサマ!

ちなみに、クロバチメが臭くなくなり食べやすくなりました。「6〜8月は腐った藻を食べているから臭いっちゃ」と左ェ門五郎(屋号)さん。

2001/09/18 (火) 0:01a.m. 力を貸してください

2001年9月17日(月) 晴れ

今日は9日の日曜日以来やっと晴天が1日続きました。晴天を待っていたかのようにあちこちで稲刈りが行なわれていました。

新穂村には新穂小学校と行谷小学校の2つの小学校があり、「トキのむら」ということでどちらも学校教育の中でトキをテーマに様々な取り組みをしています。今日は行谷小学校へ出向き、2学期から3月まで全校で月1回土曜日に行なう「水辺の生き物しらべ」の打ち合わせをしてきました。とりあえず、第1回目は里地ネットワークや佐渡トキ保護センターも参加して行なうことになりました。日程は下記ですので、皆さんお力をお貸しください。よろしくお願いしますッ!
■行谷小学校「水辺の生き物しらべ」
第1回目 2001年9月29日(土) 10:00集合 午前中の活動
問合せ先:里地ネットワーク佐渡事務局(ヨソモンセンター)
E-mail:satochi@titan.ocn.ne.jp
TEL:0259−24−5860

尚、前日の28日(金)には両尾小学校で「地元学」のまとめがあります。こちらもあわせてよろしくお願いします。
■両尾小学校「地元学」
第2回目 2001年9月21日(金)午後
第3回目 2001年9月28日(金)午後

・今週は「水辺の生き物しらべ」関連で、小中学校巡りになりそうです。
・今日の夕方のNHKニュースで、新穂村の新穂小と行谷小の児童が今年生まれたトキ11羽に名前を付けたと報道されていました。
・竹田さんら3名は今日佐渡を離れ、今晩からまた一人です。

2001/09/16 (日) 11:49p.m. イナダ釣り

イナダ釣り


2001年9月16日(日) くもり一時雨 記述:出川
夕方、タカちゃんのお父さんとタカちゃん、そして里地ネットワークの局長さん共にイナダ釣りに出かける機会を得ました。大変面白かったです。最初はあまり魚がかかりませんでしたが、暗くなり始めたころから次々と大物が釣れました。私も初めてでしたが、一匹イナダを釣ることができました。あんなに大きな魚を釣ることができて大変感動的でした。ありがとうございます。それにしてもえさ(小あじ)自体を吊り
上げて、それで大物を吊り上げていくという発想と豪快さが心地よかったです。海の状態もあっていつもよりはあまり釣れないとのことでしたが、それにしてもヨソモンの私からすれば、大変たくさん魚が吊り上げられる場面を見れて、本当に満足しました。ありがとうございました。夕食は刺身にしたり味噌煮にしたり、大変楽しむことができました。

<追記:中島>
釣キチの竹田さんは佐渡に来てから、やっと本格的に釣りができ「今日は五目釣り」と自慢気(写真)。季節が変わったのか釣れる魚の種類が変わってきてるようです。助三郎(屋号)ばあちゃんがテトラポットの近くで釣ってきたクロバチメやアブラメも臭みがなくなりました。

2001/09/16 (日) 11:47p.m. カモ雑炊

2001年9月16日(日) くもり一時雨 記述:出川
カモ雑炊。学生身分の私にとって、はたして仙台で経験することがあるでしょうか。否、おそらく経験できることはないでしょう。そのようなカモ雑炊を今日のお昼、そして夕食にいただくことができました。お湯に入れたとたんに何とも悩ましい、魅力的な香りが・・・。なんとも表現のしようがありません。私が雑炊に調理したのですが、自分で言うのもなんですが、大変おいしくできました。もちろん、素材のカモの骨肉がよかったということは言うまでもありません。非常に濃厚で、それでいてさっぱりした味わい、そして香りがすごく魅力的で何杯もおかわりをしてしまいました。このカモの骨肉はナカジマさんが新穂村の農家
の方からいただいてきたとのこと、大変感謝しています。ありがとうございました。



2001/09/16 (日) 5:05p.m. 事務所内部

事務所内部


2001年9月16日(日) くもり一時雨

本日行なわれる予定だった、両津市吾潟での山の手入れとビオトープづくりは天候不順のため、里地ネットワーク分は中止となりました。
「あがたの切り株」のメンバーは、天候の回復を待って午後から山の手入れを行なったそうです。
僕らは今日は予定を変更して、溜まっていた事務作業に取り組みました。
ということで、先日の正面外観に引き続き、今日は事務所内部をご披露しちゃいます。郵便局のなごりのカウンターを有効に使わしていただいています。ちなみに、手前から出川、小関、竹田です。

2001/09/16 (日) 6:51a.m. 潟上やんちゃビオトープ(仮称)

潟上やんちゃビオトープ(仮称)


2001年9月15日(土) くもり後雨 

本日はこのような感じになりました。10メートル×30メートルの範囲でビオトープづくりを行ないました。スコップやクワなどで泥水の中をバチャバチャ、グシャグシャやり、泥んこになるのは快感ですッ! 多くの生き物の姿も見れました。
次回は皆さんも是非、この快感を味わうためにご参加ください。

あッ! 佐渡植木鉢センターの俵さんが看板を作ってくれるようなことを申し出てくれました。しかーし、まだビオトープの名前がありません。新穂村振興公社横に造成中のビオトープの名前を募集しております。現地を見学、もしくは活動に参加した折に、振興公社の高野さんに名称案を申し出てください。ご提案者にはもれなくビオトープ活動優先参加権が与えられます。

2001/09/15 (土) 9:39p.m. 潟上でビオトープ作り

潟上でビオトープ作り


2001年9月15日(土) くもり後雨 記述:出川

潟上でビオトープ作りに参加しました。たくさんのおじさん方やお兄さん方と共にくわやスコップをふるい、根の張った土を掘って、生き物の住みやすい環境を作っていきました。今までの環境が都合がよい生き物がいるということも配慮して、ここは掘り込む、ここはそのままにしておく、など細かく注意をしながら作業を続けました。
それにしてもすごく重労働で大変でした。みなさん本当にお疲れ様でした。これからたくさんの生き物がここに育っていくのを楽しみしています。私にとっても訪島の際には必ず立ち寄るべきスポットになりました。ありがとうございました。それから、お昼と帰る前にはたっぷりと豚汁をいただきました。あれだけの料理、大変だったと思います。おいしく作ってくださってありがとうございました。





2001/09/14 (金) 10:37p.m. 両尾の福島ばあちゃん

両尾の福島ばあちゃん


2001年9月14日(金) くもり後雨

午後は両津市立両尾小学校で「地元学」を行ないました。3年生から6年生までの参加。調査地は自分が住んでいる地域を調べます。今日の調査集落は椎泊、両尾、羽二生、大川の4つの集落。里地ネットワークからは7名が参加させていただきました。

僕は前回先生方と巡った時と同じ両尾。子ども達は9名。案内役は福島ばあちゃん。
いやー、このばあちゃんの物知りには驚きました。例えば、ススキだけでも、茎を炭俵にした、便所のコモに利用した、萱として屋根を葺いた、イカを干すための「簾」を編んだなどと次から次に説明をしてくれました。「葉っぱはね……」と、ススキの葉を千切ったかと思ったら、両手の親指でススキの葉をはさみ息を吐いて、ブゥー、と鳴らしていました。それを見て子ども達も面白がって真似をしてみますが、なかなか福島ばあちゃんのように鳴らすことができません。
小雨が降る中での「地元学」でしたが、福島ばあちゃんから多くのことを教わりました。「来週も行くからね」と、福島ばあちゃんも楽しんでいたようです。


2001/09/14 (金) 10:29p.m. 見つけた場所はどこ?

見つけた場所はどこ?


2001年9月14日(金) くもり後雨

生き物の名前がわかったら、玄関の窓ガラスに掲示した5000分の1の地図に見つけた場所を記入していきました。学校からどのくらい離れた、どのような所に、どんな生き物がいたかが視覚的にとらることができました。今後も水辺の生き物しらべをした記録がこの地図には記録されていきます。また、水辺の生き物だけでなく、川周辺の土地利用なども地図上からひろうことも行なう予定です。



2001/09/14 (金) 10:28p.m. 図鑑でもお勉強

図鑑でもお勉強


2001年9月14日(金) くもり後雨

捕獲した獲物は一部学校まで持ち帰り、特徴をよく観察して図鑑とにらめっこ。そして、友達とアレだコレだと言い合って、生き物を特定していきました。



2001/09/14 (金) 10:26p.m. U字溝にアユ

U字溝にアユ


2001年9月14日(金) くもり後雨

本流のビンドウでは悲しい結果に終わりましたが、支流では、U字溝を背中を出して泳いでいるアユ。水路の升などに溜まっただけの水の中ではドジョウやヨシノボリなどが大漁に捕獲できました。でも、なぜ本流で捕獲できないのでしょうか?
ちと解せません。方法を変えてまた挑戦をしたいと思います。



2001/09/14 (金) 10:24p.m. 




2001年9月14日(金) くもり後雨

両津市立河崎小学校4年生では、「総合的な学習」の時間で「地域の川」について学習しています。今日は僕らが進めている「水辺の生き物しらべ」を、半日を使ってこの時間の中でやりました。

秘密兵器のビンドウを使って、魚や水生昆虫をたーくさん捕獲しようという試みでもありました。一番最初に上げた田んぼの中の水溜りに仕掛けたものには、ドジョウがうじゃうじゃ入っていて幸先が良かったのですが………。しかーし、川の中に仕掛けた残り9個のビンドウと2個のカニカゴにはまったく獲物なし。うーッ……。



2001/09/14 (金) 9:24p.m. 両尾小の子供たちと地元学(五右衛門風呂発見!)

2001年9月14日(金) くもり後雨 記述:出川

午後は両尾小の子供たちと地元学をしました。私は大川という集落で先生と2人の子供、それからおじいさんとまわって話を聞いたり見たりしました。家の軒下で今は使われていない五右衛門風呂を発見。入り心地はどうだったんですか、との質問に対して、肩までどっぷりとつかれるので大変具合がよいです、とおじいさん。私は肩こりがひどいので、きっとこのお風呂は効くだろうなあ、と思って見ていました。けれども沸かすまでの準備がまき割りから火炊きまで結構大変だとのこと、その作業で肩がこってしまうかも。複雑な心境で眺めていました。だけでどもやっぱり味があっていいなあと思いました。つい最近までは使っていたとのことです。



2001/09/14 (金) 9:22p.m. 河崎小の子供たちと生き物調査

2001年9月14日(金) くもり後雨  記述:出川

今朝早朝、佐渡島に着くと、すぐに河崎小学校に向かって河崎小学校の子供たちと生き物調査に参加した。ビンドウには残念ながら魚は入らな
かったが(というわけで、皆さん、「次こそは!」とか、「リベンジ、
リベンジ!」と決意を新たにしていたのが印象的だったけど(笑))、
上流のほうの、田んぼの脇には今まで見たこともないぐらいたくさんの
どじょうが入っていてびっくりした。それにしても、本流では生き物が
とれず、田んぼの脇の側溝・U字溝、溜水に生き物が多かったのが意外だった。
さて、次こそは大きい魚がしかけにひっかかればと願っている。私も決意を新たにしました。



2001/09/13 (木) 7:35p.m. 3食シイタケごはん!

3食シイタケごはん!


2001年9月13日(木) くもり

事務局長の竹田さんと小関がやってきました。
「今晩はシイタケご飯でいいよね。いっぺんに3食分炊くよ」と竹田さん。
「僕はシイタケご飯大好きなんだけど、うちの娘が大嫌いなんで、作ってもらえないんだ」と。確かに佐渡のシイタケはとても美味しいです。ここ月布施でも栽培をしている人がいます。僕もシイタケは大好きです。ただ、竹田さんが滞在する5日間すべての食事がシイタケご飯になっちゃうような気がして、少々心配です。


2001/09/13 (木) 7:33p.m. ぬいぐるみではありません

ぬいぐるみではありません


2001年9月13日(木) くもり

最近、野良猫が子どもを産んだようです。ちっちゃな猫が事務所の周りをうろついています。僕には飼い猫と野良猫の違いが、よくわかりません。

隣の86才のばあちゃんも軽々と体格のよい茶トラの猫をヒョイッ、と片手で抱えあげます。抱えられた猫もおとなしいものだから、まるでぬいぐるみのように思えちゃいます。月布施のアイドルのマコちゃんも猫に出会うと「おぅッ、おぅッ!」と声を掛け、猫も彼女を先導するかのようにゆったいりと歩いています。新聞配達のおじさんも猫とお友達で、彼の軽のワンボックス車がお堂前に停車したとたんに何匹もの猫が駆け寄ってきます。



2001/09/13 (木) 7:15a.m. 似合う姿

似合う姿


2001年9月12日(水) くもり一時あめ

5,6通の郵便物を出すために、夕方、閉まる直前の郵便局に飛び込みました。ソファにポツンとカワイク座っているおじいちゃんが1人。五左エ門(屋号)さん。「帰りに寄って一杯やってけ」と僕よりも一足先に郵便局をでていかれました。

飲み物は25度の焼酎。かなりお酒がお好きという評判の方ですが、飲んでいる姿が実に楽しそうなんです。なんか僕も楽しくなってきちゃってデジカメでその姿を撮影させてもらうと「なんだっちゃ、もーちょっと、まともにとってっちゃ」とおっしゃりますが、飲んでいる姿が絵になるんです。ご本人もそこらへんをおわかりのようで、郵便局長の伊藤さんが盆踊りの時に撮ったという、楽しそうに飲んでいる写真をひっぱりだしてきました。
 舟に乗っている時の姿は凛々しいけど、楽しそうに飲んでいろいろな話もしてくれます。「(月布施では)昭和35年だったかなぁ、僕が最後まで炭焼きをしていたんだ……」と、途中から僕も五左エ門さんもだいぶお酒が回ってしまって………。

でも、五左エ門さん、飲みすぎには気をつけてくださいね。

2001/09/13 (木) 7:13a.m. 岩首小学校のまとめ

岩首小学校のまとめ


2001年9月12日(水) くもり一時あめ

朝8時朝食中に、電話がなりました。
「岩首小学校の岩見(教頭先生)ですが、水辺の生き物しらべを子ども達から集めましたので………」ということで、さっそく岩首小学校に出掛けてきました。岩首小学校は木造2階建て校舎。木のぬくもりがやさしく感じられます。

7月21日(土)に全校生徒と岩首集落の田んぼや池、沢や水路などで水辺の生き物調べを行ないましたが、その後も子ども達は自主的に調査を続けてくれたとのこと。記録用紙には生き物の絵なども描かれ、子ども達それぞれの個性が現れています。先生方もデジカメで撮影した写真を使って模造紙でまとめて、木造校舎の通路に掲示しています。
制作物をもってくれているのは、教頭先生なのです。

2001/09/12 (水) 1:20a.m. 雨量計測

雨量計測


2001年9月11日(火) 雨

こちら佐渡島では、台風15号の影響はそれほどでもありません。それでも、支所では台風の動きと降水量が気になるようです。雨量計は隣の権七(屋号)ばあちゃんの庭先に設置されています。支所の金子所長が定時で観測をしています。雨の降り方もそれほど激しくなく、川の増水もあまりありません。どうも今回も台風は佐渡島には近づかなかったようです。
数年前に台風では、写真の川が警戒水位を超え氾濫寸前になったそうです。防災無線のある支所が一番危ない状況にあったそうですが、担当者は支所が連絡基地になっているので避難するタイミングをはかるのが難しかったそうです。

台風の被害を受けた皆様には、お見舞い申し上げます。

2001/09/12 (水) 1:18a.m. ササタケ

ササタケ


2001年9月11日(火) 雨

「なかじまさん、おるかぁー」と、五左エ門(屋号)さんの奥さんが雨が降る中カッパを着てやってきました。「ササタケ、やるからボールと包丁もってきて」と。「ササタケ」は、9月10日過ぎから竹林の中に生える白いキノコ。五左エ門ばあちゃんの教えの通り、網で焼いてしょう油をつけて食べたのと、豆腐と一緒にみそ汁にして食べました。
僕は、調理している間から、香りが漂ってくるみそ汁がいけると思いまます。「ササタケ」はいけます!うまいッ!!


2001/09/10 (月) 11:38p.m. 片野尾こども歌舞伎

片野尾こども歌舞伎


2001年9月10日(月) 雨が降ったりやんだり

片野尾では、昭和53年に現・両津市役所水津支所長の金子さんたちが、しばらく途絶えていた片野尾の農村歌舞伎を、集落の先輩方に教わりながら復活させたそうです。今は、隔年で大人と子どもが歌舞伎を披露しているとのこと。今年は「子ども歌舞伎」の年で、片野尾小学校の5,6年生がお父さん、おじいちゃん、それに片野尾小学校の先生方からの指導のもと週2回夜の稽古を受けています。

どーもデジカメは暗い所での撮影は苦手なようです。反転させたほうが撮影意図がわかりやすそうだったので、画像処理ソフトで遊んでみました。


2001/09/10 (月) 11:37p.m. 朱鷺と暮らす里の感想は?

2001年9月10日(月) 雨が降ったりやんだり

曇天なのに蒸し暑ーい!まるで梅雨のような天気です。
これも台風の影響なのでしょうね。こちらの雨の降り方は夕方現在それほど激しくは降ってはいません。

昨晩の「素敵な宇宙船地球号 朱鷺と暮らす里」はご覧いただけましたでしょうか? 早速、感想が寄せられています。

「見ました。おもしろい番組でした。中国と日本の田園風景って、あまり変わらないね」(石川県・辻村さん)

「(中国の農村は)懐かしい風景。わたしらが子どもの頃の風景に似ている」(両津市・臼杵さん)
「やっぱりトキは身近な鳥なんですね」(両津市・金子さん)

今後の参考にしたいと考えております。今回のテレビ放映を観た感想をお寄せいただけませんでしょうか? よろしくお願いいたします。
あて先は、里地ネットワーク・佐渡事務局
satochi@titan.ocn.ne.jp



2001/09/09 (日) 11:03p.m. これが、里地ネットワーク佐渡事務局です

これが、里地ネットワーク佐渡事務局です


2001月9月9日(日) 晴れ

これまで、里地ネットワーク佐渡事務所が確認できる写真を公開していませんでしたね。今日は特別に正面外観をご案内しちゃいましょう!
事務所前から両津市役所の水津支所やお堂を取った写真は、これまでこの日記の中でご紹介してきましたが、今日の写真は目の前のお堂から事務所を撮ったものです。目の前には、川が流れています。写真右手40メートル程で海、左手が山側です。
事務局ですが、写真の一番右の物置は燃料タンク、玄関すぐ右側はお風呂です。玄関上のガラスにはまだ「月布施郵便局」と読めるほどにテープ後があります。その下に間伐した丸太を利用して作られた「里地ネットワーク佐渡事務局」の看板。これは両津市の俵さんの手作りです。玄関に向かって左手には洗濯機です。干す所がないもので玄関先に干しています。左端は掲示板。郵便局で使っていたもので、今は里地ネットワークの資料を掲示しています。
ご覧のように窓はとても大きいです。待合室(今は物置として利用)を挟んでその奥にはカウンターがあり、そこにパソコンを置いて仕事をしています。ですので、外を通る人がよく見えます。逆によく見られるのだとも思いますが。
今日はこの辺で、内部はまたの機会にご案内いたします。

2001/09/09 (日) 11:01p.m. 夏の思い出

夏の思い出


2001月9月9日(日) 晴れ

とーても暑いです!夏が戻ってきた感じです。
台風の影響でフェーン現象なんでしょうかね。うー、暑いッ!

たまっていた手紙を整理しました。その中に、埼玉県内にある女子高校に勤める清田恵さんからのものがあります。写真とともに、B4サイズに写真をプリントアウトしたものが入っていました。各家を巡って、彼が作成した「飲んで唄って踊って明日を語ろう
ふるさと夏お盆の出会い」の横断幕をバックに月布施の方々の家族を撮影しています。
みなさん笑顔で写真に収まっていて、眺めていて和める写真です。そういえば、盆踊りの時には、ひょっとこ姿で登場し、冗談もたくさん飛ばして多くの笑いと少々のひんしゅくを誘っていました。僕らも甚七郎さんのお宅で写真に収まっていまが、この写真を撮る時にも、たーくさんの冗談を飛ばして、僕らを笑わせた後での写真撮影でした。

2001年の夏、横断幕とともに月布施のみなさんの笑顔が記録されています。今年は、もう暑さは勘弁ですが、みなさんのこの笑顔はすぐにでももどってきてほしいですね。
 

2001/09/09 (日) 10:59p.m. はぜ掛け

はぜ掛け


2001月9月9日(日) 晴れ

昨晩は、飲んでしまったので後藤さんのお宅に泊めていただきました。
4時頃おいとましましたが、今は5時を過ぎてもまだ暗いのですね。

月布施まで戻ってくると、県道沿いに、それこそガードレールにくっつく感じでハゼ掛けをしている所もあります。昨日、稲刈りをした家は月布施でも多かったのでしょうか?
気になったので、野浦、月布施の田んぼを車で巡りました。朝日があたりハゼ掛けされた稲が輝いていました。稲刈りをしたのは、まだ全体のほんの少しのようです。写真は野浦ですが、7、8段にもなっています。台風が近づいていることもあり、風をまともに受けて倒れてしまうのではないかと心配になってしまいましたが、そこは長年ここで稲作をやっている方々。長年の経験と勘でいろいろと工夫をされるようです。ところどころ、風が抜けるようにするのだそうです。

それでも、時には風にやられてしまうこともあるそうですが。昨日の後藤さんなども、昨年は、ハゼ掛けしたものを風で倒されてしまい、掛けた稲を全てはずして、掛け直したそうです。今度の台風が大きな被害を与えないことを願うばかりです。

2001/09/09 (日) 10:26a.m. まむし酒とカモ

まむし酒とカモ


2001月9月8日(土) 晴れ

後藤さんは、新穂村役場の税務課長さん。昨年までは新穂村でのトキの担当部署の社会教育課長でした。佐渡トキ保護センターのある新穂村は「トキのむら」を謳っていて、小中学校ではトキに関する様々な取り組みが行なわれています。後藤さんもトキのかわいいキャラクターのデザインをしており、名刺につかっていたり、Tシャツ、ブルゾンなどに使っています。

稲刈り作業終了後に、シャワーを浴び一杯ごちそうになりました。お宅でとれた野菜の他、まむし酒まで味わせていただきました。20年ものの「まむし酒」、飲むとポカポカと暖かくなる感じです。シップ、あせもの薬などとしても効果があるそうです。そういえば、むかーし、そんな話を聞いて、「育毛効果もあるはず!」と勝手に思い込んで、僕の頭にまむし酒をすり込んだ人がいました!あの後、とーても頭がヒリヒリして大変だったんですからねッ! お酒はほとんど入っていませんが、一升瓶の中に閉じ込められているアルコールづけのマムシを後藤さんにいただきました。「炒めて食べると、うまいッ!という話。まぁ、精力はつくね」と。

お昼にカモ肉の入ったうどんもご馳走になりました。奥さんは臭くていやだと言っていましたが、僕はカモ肉の臭いも油も好きです。カモ肉がついた骨をいただいたので、里地のメンバーがそろった時にでも、脂ぎったうどんを作ってたべましょう!

今回のカモ肉は後藤さんの友人が仕留めたものだそうですが、昔は後藤さんもやったそうです。昔に比べ、カモもキジも山にいる鳥がだいぶ少なくなったそうです。生き物にとって住みにくい環境に変わってしまっているのでしょうね。

2001/09/09 (日) 10:24a.m. 稲刈り武装

稲刈り武装


2001月9月8日(土) 晴れ

刈り取った稲は田んぼの横に仕立てたハゼに掛けて天日で乾燥させます。
一輪車に乗せたり、抱えて運びます。長袖をきてきたので抱えても安心と思って作業したのがいけなかった。首が露出していて稲の束が首をさすり、痛がゆくなってしまいました。奥さんをはじめ、女性の方々がの格好をよくみると、被っている帽子は頭だけでなく首の前も後ろも肌を隠しています。なーるほどぉッ、と感心しちゃいました。

2001/09/09 (日) 10:23a.m. バインダーに曳かれる

バインダーに曳かれる


2001月9月8日(土) 晴れ

新穂村・潟上に在住の後藤さんの稲刈りのお手伝いに出掛けてきました。
刈り取りはバインダーを使って行ないました。今日刈った稲の早稲品種の「コシイブキ」。早稲で病気などに強く、それでいてコシヒカリの美味しさを保つという、今年から出始めた品種。コシヒカリと比べると今現在でも10センチほど丈が短く、粒も小さいような感じです。
 バインダーは刈って束ねたものを右側にはじき飛ばしていきます。ですから常に右側から左周りしていかないと、田んぼの端までいって折り返す時に束ねて倒れている稲が邪魔になってしまいます。
最初はバインダーなのに力を入れて押したり、まわしたりしていましたが、自走するのだからそんなことは必要のないことがわかってからは少しは操作が楽になりました。それでも1日バインダーに曳かれて田んぼの中を歩くと、やっぱり足にきます。時折足がつります。明日以降の筋肉痛も少々心配です。後藤さんの奥さんいわく「今年は雨が少ないからいいわ。いつもの年だとズブズブもぐってしまう田んぼなんだから」と。

2001/09/09 (日) 10:20a.m. 背負う

背負う


2001月9月8日(土) 晴れ

稲刈りにむかう脇坂栄作さんのお母さん(屋号:甚三郎)。じいちゃん、ばあちゃんたちは縄を上手に使って物を背負って運んでいます。

2001/09/09 (日) 10:18a.m. 稲刈り

稲刈り


2001月9月8日(土) 晴れ

区長の甚六郎さんの所で稲刈りが始まりました。僕が車を路駐している隣の田んぼです。ここは、もち米。他の米と混ざらないようにハゼ掛けを行ないます。ご主人が手刈りしたものを奥さんが二束を藁で1つにまとめていきます。そこが分かれるような形でハゼ木に掛けていきます。藁は昨年脱穀した後のものを利用しています。

月布施では、集落の近くには田んぼが少ないです。標高・数十メートルから400メートル位まで棚田があります。湧水に近いところに田んぼをつくっていったようで、地図で田んぼの色塗りをすると少ない面積であちこちに分散しています。集落に近い田んぼは畑に転作されているものが多いとのこと。

2001/09/07 (金) 9:54p.m. クセになっちゃいました、とびだし

クセになっちゃいました、とびだし


2001年9月7日(金) 雨

僕はものぐさで、不器用でもあるので、いっぺんにおかずをたくさん作るというのは面倒くさく感じちゃいます。だから、みそ汁は、できるだけ具だくさんにして3食分いっぺんにつくるようにしています。それを、どんぶりでいただく。この分量でトビウオのダシ1匹。ダシはやっぱりトビウオ。ダシとりだけでなく、そのまま入れておいても魚の具としてみれます。ここ数日は、トビウオのダシが切れていたので、にぼしのダシでとっていましたが、トビウオの歯ごたえに慣れてしまうと、にぼしは少々骨っぽく、ちょっとダシをとったものを食べるのには苦労します。だから、トビウオのダシが恋しくなっていたのですが、野浦の惣三郎(屋号)さんの「秀丸(舟の名前)のとびだし」に頼んでおいたら、ばあちゃんが届けてくれました。
先日、女子大生にトビウオのダシでみそ汁づくりを頼んだら、しっかりとトビウオのダシは三角コーナーにまるごと捨てられていました。彼女の言い分は「ダシは取り出すように家庭科で習いました」と。物事の画一化はいけませんよね。ダシに限りませんが、いろいろあり多様化を認めることを教育の現場で教えたほうがよいと思います。

2001/09/07 (金) 9:52p.m. これは、何に見えますか?

これは、何に見えますか?


2001年9月7日(金) 雨

これ、何に見えますか?
1.とぼけたライオン
2.とぼけた牛
3.NHKおかあさんといっしょのあたらしいキャラクター

どれも、ブー、です。これは蛾のようです。風呂にお湯を入れようと外に出たら、窓枠のところでゆっくりとうごめいていました。茶色いのは窓枠で幅が5センチほどです。自然が形づくるものって不思議でおもしろいですね。

最近、蚊はほとんど消えましたが、1センチほどの黒い虫がとても室内に侵入してきています。あッ!今、目の前のカーテンに体長7、8センチのカマキリがひっついています。環境保全型の室内ですね。



2001/09/07 (金) 9:50p.m. 素敵な宇宙船地球号を観てねッ!

2001月9月7日(金) 雨

来る9月9日に下記番組でトキの取り組みが放映されます。
僕らの取り組みをはじめ、佐渡での取り組みも放映されるそうなので、みなさん、是非ご覧ください。みどころは下記のHPを覗いてください。

■素敵な宇宙船地球号・9月9日放送「朱鷺と暮らす里」
23:30〜24:00
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/index.html

トキ関係でお世話になっているところへFAXで緊急連絡。
肝心な時にFAXが手動送信になってしまっていて、いくらマニュアルの通りやってもいうことをきいてくれず、メモリ送信になりません。ホント頭にきたので、マニュアルをおもっきし、床に叩きつけたり、FAXをナデナデしたりしても、ダメ。
仕方なくメーカーのサポートセンターへ電話。応対してくれた女性の支持に従って、パソコンを立ち上げ、この機械(プリンター、FAX、スキャナーの3つの機能があります)を管理しているソフトで電話回線をダイヤルからプッシュに変えただけでいうことをきいてくれるようになりました。この間、1分。彼女が天使に思えたのは当然のことですが、「そんなことマニュアルには書いてないぞぉッ!」と電話を切った後に思わず叫んでしまいました。

これで大丈夫。と思って一気に前浜地区の小中学校へFAX送信。が、「もしもし、○△×学校です。……ピィー……、ガチャンッ! プープープー……」の連続。
この夏休みを境に前浜地区の小中学校が兼用から独自のFAX番号を持つようになったようで、これまた、各校に電話を掛けてFAX番号を確認という作業がありました。

それぞれの学校の送付状や封筒に記述されているFAX番号は古いものになっていますよ!先生方、自分の学校のFAX番号を確認の上、訂正してくださいねッ!!

週末だから、先生方が帰らないうちにと急いだのですが、急いでいる時に限ってトラブルって起こるものですね。不思議です。

2001/09/06 (木) 10:14p.m. 稲刈り準備・はぜかけ

稲刈り準備・はぜかけ


2001年9月6日(木) 晴れのち曇

夕方、両津市役所の支所で金子さんと話をしていると、窓のすぐ外で、区長の脇坂(屋号は甚六郎)さんが竹の棒をひもでくくりつけている姿が飛び込んできました。支所の建物のすぐ横での作業ですから何事かと思ってお話を聞きに外にでました。「ハゼカケです」と。支所の隣が毘沙門堂です。盆踊りをやった場所ですが、ここの堂守りを甚六郎さんが行なっているそうです。お堂前の広場の外縁に沿って「ハゼ木」が準備をされました。今週末が稲刈りの予定だそうです。

2001/09/06 (木) 10:11p.m. 現代農業営業マン

現代農業営業マン


2001年9月6日(木) 晴れのち曇

バイクに乗ってやってきました「現代農業」の営業マン。Yシャツにネクタイ、だけど長靴を履いている。前後の大きなカバンには見本の書籍が入っています。甲信越北陸支局の大平さん。事務所は長野市のようですが、年中バイクにのって農村を巡っているようです。今回、佐渡へは同僚5人で3週間滞在だそうで、うち女性が2名。
 もう既に何回も佐渡にはこられているようで、また各人が歩き回ったことも情報を共有されているとのことで、佐渡のことは詳しい方でした。泊まっていくことを進めましたが佐和田町に定宿があるとのことで、またの機会ということになりました。

今日はお客さんが続きました。午前中は北海道文教短期大学の鈴木先生。片野尾までのバスに乗ってしまい月布施までの3km程の道のりを早足で、事務所に到着した時には、大きな玉汗をかいておりました。社会学の見地から地域づくりのNGO団体の調査をされているとのことでした。
夕方は、佐渡中央印刷の城鳥さん。8月18日付けの日経新聞の切り抜き記事を持ってこられ、「月2回作成している共同チラシには、公共性のあるものは無料でスペースを提供しているので、是非、活用してください」とのこと。早速9月15日号のスペースをいただき、取り急ぎ、東京にいる事務局長に連絡をとり、9月15、16日のイベントを中心に記事を作りました。

2001/09/06 (木) 10:09p.m. 発展途上国の子どもを救済しよう

発展途上国の子どもを救済しよう


2001年9月6日(木) 晴れのち曇

里地ネットワークの事務局はもとの郵便局舎。昔は両津市役所の水津出張所の近くということで設置されたそうです。今の郵便局舎は海沿いにあります。JAのお店にも近いです。立て替えるにあたっては、駐車スペースがあり、人が集まる所ということで今の所になったそうです。

ここには、郵便局長の伊藤さんの他、男性1人が正規職員として働いている他、お母さん(注:僕からみるとお姉さん)が2人日替わりでつめています。今日は清田稔子さんの勤務日。郵便局に出掛けるといつも冷たいお茶かコーヒーを出してくれ、少々の雑談で和ましていただいています。くつろいでいる時にいつも気になるのが、カウンター横にあるも「発展途上国の子どもを救済しよう」というパネルと募金と使用済み切手の兼用募金ポストがあります。今日は支払いをしたおつりの小銭を募金ポストにいれました。

国際ボランティア貯金の加入率は7割にも上っているそうです。東京などに比べると相当な加入率だと思うのですが、「加入率は高くても、預かっている金額が少ないですから……」と。でも、「1人の1億円よりも、1億人の1円」のほうが、運動としての広がりががあって僕は好きだなぁ。





2001/09/06 (木) 1:23a.m. 新穂村瓜生屋有志

新穂村瓜生屋有志


2001年9月5日(水) 晴れ
 
今日は会議づいている日で、夜は新穂村瓜生屋の有志の方々との懇談会に参加してきました。生椿や潟上のビオトープなどでお世話になっている高野毅さんが集落の方々を招集しました。集まった方々の職業は、農家、JA東京事務所長、森林組合など農林業に関わっている方々と農業改良普及員の堀井さん、佐渡トキ保護センターの横山さん、そして僕。
環境保全の大切さ・必要性は感じているという声はありましたが、ただ「トキを放すから、農薬や化学肥料を使うな、という上からの一方的な押し付けはダメ」という意見が多くでました。「地域住民が認識して、じゃあどうするか?」という形が必要とも。

まずは、子ども達と一緒に地域を見つめてみようか、という声もでました。PTA会長も同席していましたので、検討はしてみるとのこと。今後の展開が興味深くなってきました。


2001/09/06 (木) 1:18a.m. 夕暮れ時のトキ

夕暮れ時のトキ


2001年9月5日(水) 晴れ

農業ワーキンググループの会議の後、佐渡トキ保護センターの横山さんに会いに行きました。
 トキの森公園も既に閉園している時間なので、トキのゲージ周辺は静かな時間を迎えています。観察場所に近いゲージの13羽は、安心して地上に降りてエサや水を飲んでいる様子。事務所の部屋が暗くなってきたので、明かりを点灯しようとすると、「電気はつけないで!トキがいやがるらしいんだね」と横山さん。そのまま薄暗い部屋の中で、ジーッとトキを眺めていると、そのうちに1羽、2羽と羽ばたき、ゲージ内にある木や渡し木に止まりました。「夕方、田んぼでエサを食べ、その後にねぐらへ向かって飛んでいく姿が思い浮かぶでしょ。時間の感覚だけでも身に付けさせないとね」と横山さん。
 ゲージの中にいても、エサを取って、ねぐらにもどる時間というかリズムというのは生まれつき体内時計として刻み込まれているのか、それともこのような中で学習して培われていくのか、どちらなのでしょうかね?

2001/09/06 (木) 1:16a.m. トキは金なり

トキは金なり


2001年9月5日(水) 晴れ

新潟県では今年度より、「トキの島づくり」事業というのを展開しています。様々な観点から「トキ」をキーワードに取り組みをしようという地域振興の事業です。ただし、その主管が鳥獣保護係なのです。「トキ」のパワーはすごいですね。
環境省の「共生と循環の地域社会づくり」との接点は既にいろいろと発生していますが、10月19日の「トキ・シンポジウム」と翌日の旧トキ保護センターから生椿までの自然観察ハイキングへ向けて共同していくことになっています。

今日は、新潟県の「トキの島づくり」事業の農業ワーキンググループの第1回目の会議が新穂村の元気館で行なわれました。農業改良普及員、JA職員、県農政事務所、役場の農政関係、農家の方々が全島を対象に召集されていました。KJ法で課題の洗い出しをしました。これから稲刈り、柿収穫などの農繁期になり次回は11月以降の開催予定。少ない時間で地域振興をも含めて検討を加えたいとのこと。まさに「トキは金なり」ですね。

2001/09/06 (木) 1:14a.m. 恵菜ちゃん

恵菜ちゃん


2001月9月4日(火) 晴れ
 
僕らの大家さんは月布施郵便局長の伊藤さん。5月中旬から旧郵便局舎を借りていますが、ちょうどその頃、長女の方がお産で里帰りしていました。5月下旬にお孫さんがお生まれになって、「いやー、孫はかわいいぞぉッ」と満面の笑顔の伊藤・局長が印象に残っています。

今晩は、伊藤家で夕飯をごちそうになりました。ちょうど娘さん一家が帰省されていて、3ヶ月をすぎ、首がだいぶ据わってきたお孫さんの恵菜ちゃんの成長には驚きましたが、伊藤局長の笑顔は同じでした。

僕のお袋、義弟のお母さんにも感じたことがありますが、お孫さんを抱いたおばあちゃんというのは、キリッとしていて素敵にみえちゃう瞬間があります。

2001/09/04 (火) 6:43p.m. JA水津支所

JA水津支所


2001年9月4日(火) 雨のち晴れ

JAの水津支所は、隣の野浦との境に近い月布施のはずれにあります。
ここには、食料品、日用雑貨、農協業務、ガソリン販売を行なっています。
日々の買い物も贅沢をいわなければ、牛乳や肉類、豆腐などの生鮮品も手に入ります。ただし、早い者勝ちということもあるので、確実に確保したい場合は予約をすることもできます。

さて、東北出張や体調を崩していたこともあり、久々にJA支所に顔を出したら、所長の本間さんが満面の笑顔を浮かべ、大きな声で「いやー、待っていたよぉー」と。他の所員の方も笑顔を浮かべています。ちと、気恥ずかしい雰囲気。こういう時というのはたいてい次に出てくるのは、何かの催促です。「はいッ、新聞代!」、そしてもう一人の本間さんも「こっちは、プロパン(ガス)ね」と。支払いは月末までに終わらせておくのが基本のようですね。

ここの支所には、かわいいガソリン給油装置が、屋根のない屋外にコンクリート・ブロックの壁に囲まれポツンと1つあります。貝印のマークが口で、メーター部分がサングラスを掛けた目で、何かカワイイ・ロボットのように見えます。ドラム缶で装置に給油するそうですが、ドラム缶2本分しか入らないそうです。このスタンドの存在は知っていたのですが、JA内の業務用なのかと思っていて最近まで利用しないでいました。このカワイイスタンドで給油すると、JAのポイント・カードも一気に溜まるので、ここで入れています。

2001/09/04 (火) 6:41p.m. 水津支所の臼杵さん

水津支所の臼杵さん


2001月9月4日(月) 雨のち晴れ
 
里地ネットワーク事務所と川を挟んで斜向かいにあるのが両津市役所の水津出張所。
所長の金子さんの他、非常勤の臼杵さんがいます。ばあちゃんたち、女性たちが立ち寄って話をしていき憩いの場ともなっているようです。彼女の受付窓口からは里地ネットワークの事務所入り口付近がよくみえます。事務所が留守にしている時にも、いろいろと対応していただいて、とても助かっています。今日もそのお礼にあがると、「今晩のおかずは何にするの?」と。ナスをたくさんもらったので相談すると、子ども達が郷土料理をまとめたからそれにチャレンジしてみたらと、冊子を預かりましたが、パラパラットめくって、ちょっとたいへんそうだったので、ここはやっぱり「ナスのみそ汁」に落ち着きました。


2001/09/04 (火) 6:38p.m. 稲刈り準備

稲刈り準備


2001月9月4日(月) 雨のち晴れ
 
里地ネットワークの車は、事務所前の坂道を50〜60メートル登った所に路駐です。海辺の県道にも駐車できるスペースがあるのですが、潮による錆を気にして上に停めています。
僕が車を停めているスペースの横は、区長の脇坂・甚六郎(屋号)さんの田んぼと畑。数畝ほどの田んぼと畑があります。僕が出掛ける時や戻ってきた時に農作業中の奥さんによく出会います。今日は、事務所を出た所で田んぼに向かう奥さんに出会いました。今日の作業は、稲刈り前に田んぼの中の稗や雑草とり。それと伸びた畦の草刈り。この田んぼはもち米。親戚の人に頼んでバインダーで刈り、はぜかけするそうです。


2001/09/03 (月) 11:03p.m. 最近集まるもの

2001月9月3日(月) くもり のち 雨

ここ1ヶ月近くは訪ねて来てくれた方々に料理はお任せしていたもので、僕が最後にやった時とは、食材、器材の保管場所が異なっているので、ここのところ毎日宝さがしをしているような感じです。今朝はシャモジの行方不明になっていました。意外な所から出てきてましたが………。

大勢人が来て去った後は、ものの移動だけでなく、持ち主不明のものもが突如出現したりもします。今日も佐渡のメーリング・リストでスニーカーが行方不明と騒いでいる女の子がいました。事務所のモノ置き場を覗いてみると、それらしきスニーカーがあるではありませんか。この前は女性の長靴、さらにその前が女性の豹柄サンダルも。この事実を知っている口の悪い男どもは、「中島コレクション」と呼んでいるようです。

履物を忘れていってしまった女性の方々。引渡しは作業がある日に行ないます。ただし、保管期限は1ヶ月。その間に作業しに、もしくは飲みに来てくださいね。

2001/09/03 (月) 0:10a.m. 昔の大切な道

昔の大切な道


2001年9月2日(日) 晴れ 

「この道は、畑や田んぼに行くための大切な道だったんです」とばあちゃん。
幅は半間(90センチ)ほどでコンクリートが打たれています。月布施の家々の間をくねった後、畑まではほぼ直登です。何も背負っていなくても、少々のぼりがキツク感じられます。今は川づたいに車道ができ、これは里地ネットワーク事務所前の道ですが、お寺を経由してこの大切な道と車道の終点でぶつかります。今は、徒歩の場合でも車道をあがってくるそうです。さらに少し上では、長五郎(屋号)さんの脇から、お宮の参道下を経由する道とぶつかります。この道はコンクリートは打っておらず、草ぼうぼうでとてもこのままでは歩けませんでした(今日、草刈りをして人が歩ける程度にはなりました)。よく見るとこの道に沿って昔は何段もの田んぼがあったようです。
「大切な道」が過去形で語られましたが、それを物語るように空家やお盆にしか戻らない家がこの道沿いに数件連続しています。「寂しいねェ」とばあちゃん。それでも家のまわりに植えられている幾種類もの果樹は大きく育っており、秋の実りを間近にしています。

2001/09/03 (月) 0:08a.m. トライアスロン応援

トライアスロン応援


2001年9月2日(日) 晴れ 

今日は佐渡国際トライアスロン大会の日でもありました。
月布施のある小佐渡は、国際Aタイプの自転車コースになっており、午前の道普請を終えて下ってきた頃には、次々に選手が自転車で駆け抜けていきました。僕らも通過する選手に「頑張れェー」の声援を送りましたが、月布施の老人会では、集落の入り口で集団で応援していたそうです。昼食は孫次郎さんの所でご馳走になりましたが、ここのばあちゃんも応援に出ていて、「温かみのある応援、ということで評判がいいんですョ」と、ばあちゃんたちも応援を楽しんでいるようでした。ばあちゃんの話だと、早い選手は午前10時台に通過したそうです。区長の脇坂さんの義理の息子さんも参加したそうですが、午前11時過ぎに通過したそうなので、上位に食い込んだのでしょうかね。

国中平野のほうでは、数日前から「9月2日はノーカーデー」の協力願いの案内があちこちに出ていました。道普請が9月2日になったというのも、トライアスロンの日はどこに出掛けるにも道路規制で出掛けることがままならないから皆いる、ということらしいです。

ちなみに、大会概要、結果は下記へどうぞ。
■佐渡国際トライアスロン大会
http://www.sado.gr.jp/


2001/09/03 (月) 0:06a.m. 道普請

道普請


2001年9月2日(日) 晴れ

今日は、月布施の春と秋の年2回ある秋の道普請の日。
朝7時半にJA水津支所前に集合。村人足ということで、集落の方々にはいくばくかのお手当てがでるそうです。各家から1,2名の代表者が参加するとのこと。70才が老人ということで免除。30、40名の人が参加しました。

月布施の集落は、さらに北組、仲組、十二川組、南組の4つに分けています。
午前中は、北組と仲組、十二川組と南組の2つのグループに分かれ、それぞれが1つの路線を上から下に下りてきます。まずは刈払機を使用する人が、道端の草や木の枝を払っていきます。その後から刈り払われたものを鎌でかき集めて、道の谷沿いなど邪魔にならないところに投げていきます。
午後はそれぞれの組ごとにそれぞれの組周辺の道の草刈りです。午後4時前には、全ての組が終了。公民館にて一杯で打ち上げでした。



2001/09/03 (月) 0:04a.m. 古いものが好き

古いものが好き


2001年9月2日(土) 晴れ 

今朝の目覚めは二日酔いでした。しかも、まだ、鼻グショ・喉ゲホで、体調不良です。

昨晩、金子さんに今朝の早朝の釣りを誘われていました。「起きれたら行きます。待たないで下さいね」と伝えておいたのですが、起きられたものの舟に乗る気力が沸いてきません。しかし、昨日のお礼も言わなくちゃならないと思い、今日の乗船は断るつもりで片野尾の港まで行きました。金子さんは、準備の最中。「今日は、中島さんのために、旗を新調しました」と、海の守り神である『善宝寺』の赤地に白抜き文字の旗が掲げられました。金子さんの舟は木造舟。ビックリしている僕へ、「私は、古いものが好きなんです。歌舞伎も舟も」「片野尾出身の方で、船大工がおりまして、彼に作ってもらいました」と。

もう18年ほど前になりますが、大学2年生の時に、北海道えりも町へコンブ漁のアルバイトに行きました。集落から離れた番屋で1ヶ月泊り込みでの作業でした。舟付場には7,8漕の舟がありましたが、僕がお世話になった親方の舟だけが木造舟でした。舟を引き上げるのは重かったですが、作業をしている親方たちに当時とっても風格を感じました。その記憶が蘇ってきて、体長不良なども忘れてしまい、「さぁ、出掛けましょ!」との声に、「はいッ!」応えてしまっていました。

「竿が1本しかないなぁ、見てるだけなのかな?」と思っていたら、「さぁ、ここで釣りましょう」と。これまでに何度かイカ釣りの舟には乗せてもらいましたが、竿でリール付きでした。重り、海中電灯、蛍光色の棒の先にいくつもの針がついていて、それが5つほどというのは同じですが、糸ではなく細いロープに仕掛けがついています。それを手で降ろし、手で手繰り寄せて引き上げます。投げ方が悪いのか、投げるたびに、仕掛けが手に引っかかり、とーても痛かったです。そのうちに、金子さんがゴム製の指ガードを貸してくれ、コツもつかんだので手にひっかけることは無くなりましがが、糸を垂らす時も、手繰り寄せる時も、糸を気にして手元ばかりみるものだから、すぐに船酔いになってしまい、体調不良もありグロッキーでした。


2001/09/01 (土) 9:57p.m. 公民館サミット

公民館サミット


2001年9月1日(土) くもり

僕が滞在している事務所と川を挟んで、はす向かいに両津市の水津支所があります。
そこの所長の金子さんは、北隣の片野尾の公民館長。その金子さんから「この近辺の公民館長を集めて、飲み会をやりますから、場所を貸してください」との申し出。「飲み物、食べ物は、こちらで準備しますから」とも。野浦の公民館長は、里地ネットワークが事務所を月布施で事務所を借りるのに尽力いただいた臼杵さん。両津市役所の農林水産課長でもあります。そして、赤玉の山田さんもこれまでに経験されたとのこと。そして、月布施の公民館長は大家さんの伊藤寛隆さん。月布施郵便局長でもあります。
「これは、前浜地区の公民館サミットか?何か大きな相談ごとかな?」。

午後6時開始。ビールやお酒、イカ、イナダ、タコ、奥さん方の手料理が持ち込まれました。金子さん、臼杵さん、山田さんは、昭和18年生まれで、旧水津中学校の同級生。
伊藤さんのお姉さんも同級生ということ。

最初は、明日行なわれる道普請の話で、硬い話が続くのかなと思いきや、伊藤さんのお姉さんが美人だったというあたりから、女性の話になり、キワドイ話もでたようなでないような………。
この後終わりまで、少年のような談義が続いたのでした。事務所は20畳位の部屋があるので、こういった飲み会や茶話会として利用してもらうのもいいかなぁ、とも思います。

でも、金子さんの誘いの口実は「女子大生が、いっぱいいるョ!」とのことだったらしいです。「女子大生がいないんじゃ、俺、帰るッ!」と叫んだ方もおりました。

この次に女子大生が来た折には、「女子大生が来たゾー」と月布施の集落内をふれ歩こうかしら。


2001/09/01 (土) 11:29a.m. たこ捕り

たこ捕り


2001年9月1日(土) くもり 

朝、四郎左ェ門(屋号)さんのばあちゃんが、ナスとスイカを届けてくれました。
いつものように雑談。「今朝は、タコが2匹捕れましたョ!」ということで、タコ捕り談義です。僕がテトラポットから垂らしているカニ・カゴを使って、やはり岸からカゴを垂らします。先日の「女子大生、大漁!」のショック以来、僕はカニ・カゴをやっていないのですが、今朝のは大物だったらしく、自慢気に「見に来ます?」ということで、四郎左ェ門さんのお宅へ。
先日はいっぺんに5匹も入っていたとのこと。サンマ、サバなど青い魚がエサとしてはよいとのこと。カニなども好物らしい。大家さんの奥さんに冷凍してあるものをもらってはあるので、そろそろ僕も仕掛けてみようかな、と思っているところです。

僕のカニ・カゴにも1度だけ、タコが入ったことがあります。6月中旬だったかな。大きさは、頭から足先まで含めても僕の掌サイズの小型。それでも、手にからみつかれて、ひっぺがすのに、えらく苦労しました。また、この夏、サザエを探して潜って岩の間を覗き込んだら、頭だけでトイレットペーパー位のタコに遭遇しました。お互いにビックリして飛びのけましたが、もっと深追いすればよかったかなと、その時は思いました。が、その話には、「でっかいタコだと、ひきづりこまれちゃうから気をつけないといけませんョ!」とばあちゃんの忠告。
ばあちゃんは、頭をひっくり返して、手で内臓をはがしていき、最後にちょん、という感じで包丁を入れ、手際よくさばき方を実演してくれました。そのタコを僕がもらい受け、事務所で調理の始まりです。ばあちゃんに教わった通りに、塩でぬめりをとり水を流すことを3度程繰り返し、煮立ったお湯の中にタコをぶち込み、酢を2,3滴垂らします。酢を垂らすことにより、きれいに赤みが出るそうです。ゆで時間は短時間。赤みがついて、足がクルクルっとなってきた所で引き上げです。さましてから、まずは足を食べごろの大きさに切って、パクリッ!噛むほどに味がでてきます。