トキの野生復帰を目指して…これまでの取り組み
第1回実施日 平成13年7月29日 50名で、地元学を実施 ■実施内容について 知っているようで知らない地域のこと、先人の知恵を受け継いでいないこともあるので、お年寄りから月布施のことを受け継ごう、月布施の情報を共有しようとのことから、「地元学」手法により地域資源調査に取り組んでいます。第1回目では水系ごとに5チームに分かれ、水源地からこの地元学調査では、「水のゆくえ」を探ることから始めました。 ■現在までにできあがっているモノやコト 月布施地区の集水域を網羅した5000分の1の地形図に、この調査によって歩いて調べたモノやコトの情報を集約しています。撮影した写真は地域資源カードに貼り付けて、写真のもつ意味を、そのモノを使っている人にその使い方や、使い始めた時期、いつごろまで使っていたか等のモノの歴史や使い方を記録していきました。 ■今後の課題 ・第1回目の「地元学」だけでは、まだ地域資源をとらえきれていないので、第2回目は、季節を変えて実施する予定です。 ・ため池の水が低くなり、又、山が乾いていることで地すべり等が起きやすくなっているのではないかと考えている人がいます。 ・ビオトープ、ため池づくり、田んぼに水を張ることは、砂防的にも重要ではないかという意見があります。 |
2001年10月 トキとともに佐渡(c) 里地ネットワーク