トキの野生復帰を目指して…これまでの取り組み
第1回実施日 平成13年8月5日 15名で、水辺の生き物しらべ ■実施内容について 片野尾小学校の夏休みの自由研究として出された「水辺の生き物しらべ」について、片野尾育成会では、片野尾の田んぼや小川、池などを見つめ直す機会として、お父さん、お母さんの取り組みが始まっています。 ■現在までにできあがっているモノやコト 「水辺の生き物しらべ」を行って気付いたことは、子ども達は遊び場として、小川や田んぼに出かけていないことでした。生き物の棲息環境では、コンクリートで固めた水路に比べ、土の水路には生き物がたくさんいること、休耕している田んぼでも、水が張ってあると水生昆虫が多いことに気付きました。また、水辺の生き物しらべをとおしてお父さん、お母さんが、子どもの頃に体験した遊びなどが世代を越えて、共通の話題になることがわかりました。子ども達にとっても、親にとっても自然環境、農業を考える機会となりました。 ■今後の課題 ・休耕田に、通年、水をはりビオトープ化るために、地域での仕組みづくりをどのようにしてゆくか。 ・休耕田のビオトープ化により、学校や地域での教育効果を目指す仕組みをどのようにきずくか。 |
2001年10月 トキとともに佐渡(c) 里地ネットワーク