田園自然再生活動コンクール表彰式

農林水産省、農村環境整備センターでは、平成15年度より田園自然再生活動コンクールを行っています。
このコンクールの第3回目の表彰式が平成18年1月20日、東京代々木のオリンピックセンターで行われました。農林水産省、 農村環境整備センターの挨拶の後、審査委員長の進士先生より、審査経過の報告がありました。

 

農林水産大臣賞 トキの野生復帰連絡協議会(新潟県佐渡市)
農村振興局長賞 水土里ネット胆沢(いさわ)平野(岩手県水沢市、胆沢町、前沢町、金ヶ崎町)
自然環境局長賞 メダカ里親の会(栃木県宇都宮市)
朝日新聞社賞 角(つの)川里(かわさと)の自然環境学校(山形県戸沢村)
子どもと生きもの賞 NPO法人自然回復を試みる会ビオトープ孟子(もうこ)(和歌山県海南市)
パートナーシップ賞 日高村グラウンドワーク推進協議会(高知県日高村)
オーライ!ニッポン賞 グラウンドワーク西神楽(にしかぐら)(北海道旭川市)
ムラと自然の再生賞
(審査委員会特別賞)
柳谷(やなぎだに)自治公民館(鹿児島県串良(くしら)町)

 

受賞団体は、上記のでした。

農林水産大臣賞は、トキの野生復帰連絡協議会(高野毅会長)、自然環境局長賞は、メダカの里親の会 (宇都宮大学水谷正一先生)、朝日新聞社賞は、角川里の自然環境学校(斉藤久一理事長)と、 本年度は、お馴染みの団体が、3団体受賞しました。このコンクールの概要、審査委員、過去の受賞団体は、、田園自然再生活動コンクールをご覧下さい。

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進士五十八審査委員長(東京農業大学前学長)よりの審査経過の報告(左)
トキの野生復帰連絡協議会の受賞の様子(右)

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角川里の自然環境学校(斉藤久一会長)の受賞の様子(左)
受賞者、審査員の記念写真、審査委員の守山弘先生、水谷先生、竹田純一も写っています。

授賞式後、守山弘先生(東京農業大学)と浜本奈鼓先生(環境省中央環境審議会野生生物部会委員)より、三年間のコンクールをふりかえり、また、 今後このコンクールがどのような方向へ発展すべきかについてのお話をいただきました。
コンクールのふりかえりに関しては、
・自然と生物多様性の復元という観点からこのコンクールが始まり、初年度は、復元された自然とその効果が審査の主眼だったこと
・三年目を迎えた本審査会では、田園の存続、田園が元気であること、この元気さのしくみづくりと、 その成果にも審査の基準が広がったこと
が報告され、今回の受賞者も、自然と生物多様性の復元という視点から4団体が受賞し、 地域を元気にするしくみという視点から4団体が受賞していることが報告されました。

また、守山弘先生からは、特に、生物多様性に関して、非常に興味深い報告をいただきました。
ここでは、詳細な記述は避けますが、以下の図表は、お話いただいたコンセプトの一部です。

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かつての田園、里地里山は、地形に合わせ、谷の奥に溜池があり、水田が作られていました。しかし、現在は、生産性の低い水田は、 耕作されなくなり、溜池は、放置され、平地の水田も乾田化したことで、生物の移動が困難になりました。左図は、かつての生き物の移動状況で、 それぞれの谷津は、生き物にとっては、つながっているという図です。
右図は、現在の状況で、生物の生息環境は、移動距離の少ない生物にとっては、分断されています。田園自然再生では、 この連続性の復元が大切です。

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会場では、生物多様性を保全する活動が行われている全国のさまざまな生きものブランドの米が紹介されました。 トキの野生復帰連絡協議会(佐渡)からは、トキひかり、ホタル米、共生と循環の地域社会づくりの米が、展示されました。以下は、 展示された生きものブランド米です。

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このようなお米を全国各地へ、もっと、広げてゆきましょう。

 

 

 

 

2006年01月27日 [竹田の公開メモ]

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