へびと先生

田んぼに生き物が集まると、へビも田んぼに集まってくる。

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シマヘビ、ヤマカガシ、マムシ。どの蛇も、私は苦手だが、守山弘先生も、アベサンショウウオの研究をされている長谷川巌先生も、 田んぼや水路の研究をしている人は、蛇が好きなようだ。

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素手で、棒を拾って先を二股にして、スット首根っこを押さえる。私が、蛇に触れないのは、多分、私の叔父が、日常的に蛇を捕らえて、 首をカットして、コップに生き血を搾り、生のみしていたからかもしれない。たいていの生き物は好きなのだが、蛇の生き血は、 やや恐怖感がある。「純ちゃん、飲まないか!」という言葉が、多分潜在意識の中に残っているのかもしれない。つかまえたら=搾られてしまう。 という感覚のような気がする。

水俣の天野茶屋では、蛇の干したのをあぶって、よくいただいた。病気にならないよ、というわれて、強い独特の粘りのある味で、 食べ過ぎるとあたりそうな感化がある。オオトカゲやカエルの類ならあっさりしているが、蛇だけはつらい。

赤マムシと黒マムシ。マムシをつかまえると、小遣い稼ぎになるからと山歩きには、瓶を忘れずもって行く人もいる。 ものによるが一匹数千円といっていた。

蛇は、カエルやオタマジャクシを食べに田んぼにくる。カエルは、田んぼの害虫まで食べてくれる。オタマジャクシは、 水生昆虫を食べている。水生昆虫は、プランクトンや珪藻類を食べている。だから除草剤のまいた田んぼには、蛇が来ないかわりに、 生き物もいない。

蛇は、田んぼ周辺の生き物を研究している先生にとっては、ありがたい指南役なのだろう。

2005年06月06日 [竹田の公開メモ]

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