ゲンゴロウ。出会えた喜び、生き物調べ

ゲンゴロウは、昔どこにでもいたけれど、最近は、滅多に出会えません。

昨年は、ゲンゴロウとの出会いが良くて、北海道当別町、山形県戸沢村、福井県武生市の3カ所で、運良く出会えました。 写真がとれたのは、北海道と山形だが、どうしてみんなが、ゲンゴロウ、ゲンゴロウと騒ぐのか、その秘密は、出会えてはじめてがわかりました。

水生昆虫の中では、まれに見る美しさ、ほれこんでしまいそうな、容姿だったんだと。福井大学の保科先生が、 ゲンゴロウを守ろうといっても、一般の人から見ると、ゴキブリに似ているから、協力が得られにくいとか、聞いていましたので、 やはり出会えて、手に触れて見ないと、わからないものですね。

ゲンゴロウ当別IMG_0383

北海道当別町で見つけたゲンゴロウ。水草のある深い水路で見つけました。

ゲンゴロウ戸沢DSCN3125 

山形県戸沢村の深い自然の溜池で見つけたゲンゴロウ。

ガムシとの明確な違いは、足ひれです。ガムシは、カブトムシやコガネムシと同じ足をしていますが、ゲンゴロウは水かきの足です。

ゲンゴロウ当別IMG_0399 

北海道で、水路に帰すさいに、太陽の光を受けて輝きを見せてくれました。

 同じくめったにあえないタガメですが、まだ、写真に収まっていません 

小型のゲンゴロウや、ミズカマキリ、タイコウチには、よくあえるけれど、大型のゲンゴロウとタガメは、ほんとうにあえません。

大型の生き物が生息できるためには、溜池や水路の土壌、微生物、珪藻類、小型の水生昆虫などが豊富に生息していて、 食物連鎖がしっかりできあがっていないと、だめなわけです。

人間をのぞく全ての生き物は、他の生き物のために存在しあっていて、どれか一つが絶滅するということは、それを支える生き物たちと、 そのいなくなる生き物が支えていた生き物たちが、いなくなってしまうことを意味するんですね。

このように変化したのは、生き物の中で唯一、他の生き物のために存在していない、ヒトの行動によるものです。

 田んぼや水路、溜池を見て、どの生き物が、生きてこられたかは、まさに、生態系の豊かさの尺度、自然度を、 あらわしています。

できるところから、もう一度、生き物とともに、ヒトが生きられるように、変えてゆく、そのために、 できることからみんなもやってみませんか。

だからというわけではないのですが、私は、水辺へ行くと、つい、タモアミや釣り竿をいれて、生き物調べを始めてしまいます。 習性というか本能というか。ただ見ているだけだと、ストレスがたまってしまうような遺伝子をもった。種のようです。

でも誤解しないでくださいね。生き物をとって、絶滅させたり、移入種を放して、そこの生き物を絶えさせるような方法での、 生き物調べや、つりはダメですよ。かえって、絶滅させてしまいますので。

さかなつり

生き物調べをして、どうしたらもっと、生き物が増えるのか、みんなもやってみませんか。すっごく、楽しいですよ。さかなつりも、 生き物調べとして行うと、立派な調査だと思います。(遊びすぎの言い訳!)

でも、一人で行うと危険なこともあるし、カメラを水の中に落としてしまうこともあるので、みんなで、行いましょう。

(写真は、ゲンゴロウがいた戸沢村の溜池)

 

 

 

 

2005年05月26日 [竹田の公開メモ]

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